お天気メルマガ Feed

2009年3月13日 (金)

金曜日はメルマガ,大荒れ警戒!

ども,本日早めにお仕事モードの(た)です.

雨の所は少ないですが,九州北部中心に南風が吹き荒れています.
お昼過ぎから夕方を中心に,海上を中心に大荒れの状態が続きますから
注意でなく,要警戒,です.

少しの間は,(ま)のメルマガでブレイクください.

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        お天気Magazine九州               2009.3.12号
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◆お知らせ
 9日に発生した気象情報データ配信障害について

 今週9日(月)、気象庁から発表される気象情報データを中継している「気
象業務支援センター」において、システムトラブルが発生した影響で、日本
気象協会が提供している「お天気Web九州」や電話の177など広範にわ
たり、気象庁発表の天気予報や注意報・警報などのデータの更新遅延、欠落
が発生し、たいへんご迷惑をおかけいたしました。

 気象業務支援センターのシステムトラブルは、9日午前3時10分ごろに発
生したもので、障害が回復した午後8時30分までの間、日本気象協会を含む
民間気象会社へのオンラインでの気象データ送信が停止した状態となりまし
た。

 日本気象協会では、ファクスなどで入手した情報をもとに手作業でデータ
を作成するなどの対応を行いましたが、データの更新が通常より遅延するな
どの影響が生じました。

気象業務支援センターの報道発表資料(9日発表)
http://www.jmbsc.or.jp/hp/online/090309error3.pdf

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◆桜島の活動活発化

 鹿児島県の桜島は活動が活発化し、今週10日(火)午前5時22分には爆発的
噴火により、弾道を描いて飛散する大きな噴石が2合目(昭和火口から2km
付近)まで達しました。

 このため、昭和火口および南岳山頂火口から2kmを超える居住地域までの
範囲で警戒が必要であるとして、気象庁は10日(火)午前7時10分に噴火警報
(火口周辺)を発表しました。噴火警戒レベルは3(入山規制)が継続していま
す。

 桜島の活動は消長を繰り返しながら、長期的に活発化しており、今後も噴
石や火砕流に警戒が必要なほか、降灰や土石流などにも注意をする必要があ
ります。
 
10日に発表された噴火警報
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/506-20090310071000-40.html
10日発表された桜島の火山活動解説資料
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/fukuoka/09m03/506_090310_2.pdf
南日本新聞「桜島・昭和火口に噴火警報 2合目まで噴石」
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=15706

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【気象業務支援センター】

 気象庁の外郭団体である財団法人。東京都千代田区にあります。
 1993年5月に気象業務法が改正され、気象庁以外の民間気象会社などが一
般の方へ向けて独自の天気予報を発表することが可能になりました。その民
間気象会社が使用する気象データを、気象庁から中継する役割を担う機関と
して1994年3月に設立されました。

 また、同じく気象業務法改正で設けられた気象予報士の試験を実施するの
も気象業務支援センター。現在、毎年1月と8月の年2回、試験が実施され
ており、1994年8月の第1回試験から今年1月25日の第31回試験までに、延
べ121,771人が受験、7,311人が合格しました。平均の合格率は6.0%となって
います。

気象業務支援センターホームページ
http://www.jmbsc.or.jp/index.html

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------

 いよいよ桜の季節が近づいてきました。といっても、例年ならまだまだ早
すぎるのですが、12日(木)夕方の段階で福岡管区気象台にある桜の標本木は
すでに3輪ぐらい花が咲いています。
 気象庁の桜の開花の基準は、1本の木に5,6輪の花が咲くこと。ですか
ら、この木にあと2輪ほど花が咲くと、気象台から「そめいよしの開花」が
正式に発表されることになります。まさに開花へのカウントダウンが始まっ
たといったところです。
 福岡の桜は、もっとも開花が早かったのが1990年の3月14日。この最早記
録を塗り替えることも考えられます。ただ、13日(金)は雨が降り、14日(土)
は急に寒くなるので、これがあとの開花にどう影響するか微妙なところ。

 ところが、気象台以外の場所ではすでに桜が咲いたとの情報も。こちらは
西日本新聞に掲載された福岡市博多区の桜
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/82661
そしてこちらは熊本日日新聞に掲載された熊本県水上村市房ダムの桜
http://kumanichi.com/news/local/main/20090310001.shtml

 さぁ、今年の桜は早いですよ。お花見の計画はお早めに。
         
日本気象協会の桜の開花予想<11日発表>
http://tenki.jp/sakura/expectation
気象庁の桜の開花予想<11日発表>
http://www.jma.go.jp/jma/press/0903/11b/sakura2009_2.pdf

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 13日(金)は春の嵐、14日(土)は寒の戻り。天気や気温の変化にご注意くだ
さい。
 13日(金)は九州の北を低気圧が発達しながら通るため、雨で雷を伴い激し
く降るところも。南風が強まり、一部には暴風警報が発表される可能性があ
ります。また、沿岸海上はしけるため、船も十分注意。
 14日(土)は一時的に冬型気圧配置。急に気温が下がって寒くなり、山を中
心に雪が舞うところも。15日(日)には、回復して、日中は寒さも緩んでくる
見込みです。
 来週に入ると再び暖かくなり、桜の便りも続々と届くようになりそうです。
                                (ま)
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  (財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
   配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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2009年3月 6日 (金)

金曜日はメルマガ,天気回復花粉に注意!

ども,出張続きがようやくおさまって事務処理中の(た)です.

天気は回復したのですが,花粉が心配ですね....

では(ま)のメルマガをどうぞ.

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        お天気Magazine九州               2009.3.5号
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◆気象庁から桜の開花予想発表

 今週4日(水)に気象庁から今年1回目の桜の開花予想が発表されました。
 それによると、九州は多くの地点で平年よりかなり早い開花となりそうで
す。九州・山口の予想日は以下の通りです(かっこ内は平年比)。

 3月15日 熊本市(9日早い)
   17日 福岡市(9日早い)
   18日 大分市(9日早い) 宮崎市(7日早い)
   19日 佐賀市(7日早い) 長崎市(6日早い) 五島市(9日早い)
   20日 対馬市(8日早い)
   21日 下関市(8日早い)
   22日 鹿児島市(4日早い)

 熊本市は、全国でもっとも早い予想日となっています。また、熊本市と長
崎県五島市は、それぞれの観測史上もっとも早い記録と同じ日となっていま
す。鹿児島市は、九州でもっとも遅い予想となっていますが、これは冬の寒
さが足りないと考えられるためで、近年の記録を見ても鹿児島市は開花が遅
い年が多くなっています。

 気象庁の桜の開花予想は、毎週水曜日発表で、第2回は来週11日に発表さ
れます。

気象庁の桜の開花予想
http://www.jma.go.jp/jma/press/0903/04a/sakura2009_1.pdf

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◆桜島の噴火警戒レベル3にアップ

 今週2日(月)の午前10時30分に、気象庁から噴火警報が発表され、鹿児島
県の桜島の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げ
られました。

 桜島は、火山活動がやや活発化しており、1日(日)ごろから爆発的噴火が
時々発生しています。さらに、国土交通省大隅河川国道事務所が設置してい
る傾斜計の観測で山体が膨張していることを示す変化が認められているとい
うことで、活動の活発な状態が長期化するおそれもあります。

 桜島の昭和火口および南岳山頂火口から2km程度の範囲では噴石や火砕流
に警戒が必要なほか、風下側では降灰などに対しても注意する必要がありま
す。
 
2日に発表された噴火警報
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/506-20090302103000-40.html
2日発表された桜島の火山活動解説資料
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/fukuoka/09m03/506_090302.pdf

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◆2月は記録的な高温

 気象庁から2月の気候統計のまとめが発表されました。2月は月平均気温
が九州で3度前後も高いなど、全国的に記録的な高温となりました。
 九州・山口では次の各地で、2月としては観測史上もっとも月平均気温の
高い記録となりました。

 長崎県厳原(+2.8)、長崎県平戸(+3.1)、大分(+2.9)、宮崎県油津(+3.2)、
 鹿児島県屋久島(+3.2)、鹿児島県名瀬(+2.9)

 このほか、下関、福岡、熊本、鹿児島などでそれぞれ観測史上2位、山口、
佐賀、長崎、宮崎などでそれぞれ観測史上3位の月平均気温が高い記録とな
りました。

 また、このほか2月は雨が多かったのも特徴で、2月の降水量は、長崎県
雲仙岳、熊本県人吉、鹿児島県阿久根でそれぞれ観測史上第2位の記録とな
りました。2月の降水量は、阿久根で平年の約 2.4倍、人吉で約 2.2倍にも
達しました。

 あわせて、冬(12~2月の3か月間)の天候のまとめも発表されました。九
州は2月の記録的高温が冬の平均も引っ張り上げる形になり、3か月間の平
均気温は1度あまり高く、「暖冬」となりました。特に、大分では平年より
1.3度高く観測史上2番目に暖かい冬、下関や鹿児島ではそれぞれ観測史上
3番目に暖かい冬となりました。

気象庁「2月の天候」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko0902.pdf
「冬(12~2月)の天候」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko081202.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【霜注意報】

 霜注意報は、早霜や遅霜により農作物などに被害が出るおそれがある時に
発表されます。冬場には発表されず、その前後の時期に発表され、発表され
る期間もあらかじめ決められています。
 九州・山口では、春先の遅霜については次のような期間となっています。

 鹿児島県(薩摩・大隅地方):3月10日以降
 福岡県、佐賀県、長崎県(北部・南部・五島):3月15日以降
 山口県、長崎県(壱岐・対馬)、大分県、熊本県、宮崎県:3月20日以降
 鹿児島県(種子島・屋久島地方、奄美地方):通年

 ただし、冬の気温が高いと、農作物が早く成長し、これよりも早い時期か
ら遅霜による被害が発生することがあります。今年も2月は記録的な高温で
あったため、霜注意報の発表開始が九州・山口の全域で3月5日以降の遅霜
を対象とすることに繰り上げられ、すでに各地で霜注意報の発表が始まって
います。
 遅霜では特にお茶などに被害が発生することが多く、霜に対する注意が必
要となります。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 2月下旬以降、かなり日差しの少ない状態が続いていますが、この傾向は
今後も長引きそうです。
 6日(金)は朝まで雨が降るものの、日中は回復へ。7日(土)から8日(日)
は雲が多く、九州南部を中心に雨も。そして、来週に入っても、九州南部を
中心に曇りや雨の日が多く、日差しは少なくなりそうです。

 なお、スギ花粉飛散の最盛期が続いていますが、天気による飛散量の変化
がたいへん大きくなっています。雨の日は花粉の飛散は少ないですが、雨以
外の日にかなりたくさんのスギ花粉が飛散しています。今後はヒノキ科花粉
の飛散も始まりますので、引き続きご注意ください。

※今週は「お天気屋のつぶやき」はお休みしました
                                (ま)
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  (財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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2009年1月29日 (木)

木曜日だけどメルマガ,インフルエンザ注意!

ども,通勤・出張にマスク常備の(た)です.

寒さは和らいだのですが,インフルエンザ,凄いですね.
私の部署でも,家族がインフルエンザ,という声がきかれています.
出張の多い部署ですから,外から持ち込まないかが,心配です.
ともあれ,みなさん,ご注意!です.

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        お天気Magazine九州               2009.1.29号
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◆九州北部を中心に大雪
 先週末は厳しい寒さに見舞われ、特に24日(土)から25日(日)にかけて、九
州北部は平野部を含む広い範囲で雪が積もりました。九州北部で観測された
積雪の最大値は以下の通りです。

 山口県 山口市15cm、下関市8cm
 福岡県 福岡市6cm、北九州市八幡西区4cm、飯塚市10cm
 佐賀県 佐賀市2cm、伊万里市10cm
 長崎県 佐世保市7cm

 今回は、九州北部の上空1500メートル付近で -12度以下という非常に強い
寒気が南下してきたことに加え、西寄りの風が吹き続け、東シナ海から九州
北部へと雪雲が次々と流れ込んできたため、積雪が多くなりました。

 この雪の影響で、高速道路の通行止めや新幹線が徐行し遅れが出るなどの
影響が出ました。

西日本新聞「飯塚市など積雪 一番の冷え込み」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/73100
佐賀新聞「上空にこの冬一番の寒気」
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=&blockId=1162296&newsMode=article
長崎新聞「県内、今冬一番の冷え込み 佐世保など積雪、交通機関に乱れ」
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090125/02.shtml

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◆インフルエンザに警戒を
 インフルエンザが猛威をふるっています。
 国立感染症研究所感染症情報センターでは、インフルエンザの患者数をも
とに、インフルエンザ警報・注意報を発表していますが、今月21日の段階で
熊本県にインフルエンザ注意報、熊本県以外の九州・山口の全県にインフル
エンザ警報が発表されています。

 インフルエンザは、空気が乾燥していると感染しやすくなります。この時
期、晴れた日には空気が乾きやすく、さらに暖房した室内などは極端に湿度
が低くなることがありますので、加湿器の利用などがおすすめです。

 多くの年はインフルエンザ流行のピークは1月後半から2月前半となって
います。しばらくはインフルエンザに十分お気をつけください。

国立感染症研究所「インフルエンザ流行レベルマップ」
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【節分】
 節分は雑節(ざっせつ)のひとつで今年は2月3日に当たります。

 気象情報の中でもよく出てくる「大雪(たいせつ)」や「大寒(だいかん)」
といった二十四節気は中国から日本に伝わったもの。それに対して、雑節は
二十四節気などを補うようにして設けられた日本独自の暦のことをいいます。

 節分は必ず二十四節気の「立春」の前日です。立春は、暦の上で新しい春
を迎える日で、昔はお正月のような意味がありました。そして、その前日で
ある節分は大晦日のような意味がありました。ですから、節分には豆まきを
して鬼を追い払い、新しい春を迎えようとするわけです。

 二十四節気の「小寒(しょうかん)」から始まった寒の内も、この節分でお
しまい。立春を迎えるころから、気温の平年値も上昇へ転じ、少しずつ春の
気配が感じられるようになっていきます。 

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 最近、私たちの職場で2人のインフルエンザ患者が相次いででました。
 天気予報の仕事は24時間 365日休みがありませんので、暖房が稼動する時
間が長くなり、職場の空気がカラカラになりやすく、どうしてもインフルエ
ンザが流行りやすい条件になります。そして、24時間、交替で仕事をしてい
ますから、仕事と一緒にウィルスもバトンタッチしてインフルエンザが大流
行ということになりかねません。

 というわけで、私たちの職場では現在、全員がマスクをするという厳戒態
勢。ぱっと見ると、ここは何かの研究所か?あるいは薬局か?という雰囲気
の場所で仕事をしています。

 しかし、マスクをしてみると、自分の息でのどの乾燥を防ぐことができま
すので、その意味でもインフルエンザ予防には大いに効果がありそう。外を
歩く時にも顔が寒くないというちょっとうれしい面があります。

 私は花粉症ですので、インフルエンザシーズンが終わると、次は花粉対策
でマスクの出番。今年は花粉の飛散も多くなりそうですし、マスク生活はま
だまだ長くなりそうです。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 週末は少し北風が冷たく感じられますが、厳しい寒さはしばらくなさそう
です。
 30日(金)は各地とも雨で、九州南部では一時激しく降るところも。この時
期としてはかなり雨量が多くなりそうです。31日(土)は九州北部で午前中、
雨が残るところがありますが、天気は回復へ。2月1日(日)は晴れるところ
が多くなりそうです。
 30日(金)は3月並みの暖かさですが、31日(土)から2月1日(日)は、平年
に近い気温に下がりそうです。
                                (ま)
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  (財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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2009年1月 9日 (金)

今年も金曜日はメルマガ,寒さと雪に注意!

ども,年末年始は田舎で酒と本と風呂の日々だった(た)です.ちょっとメタボがきにかかる...

さて,九州北部は年末年始に続いて寒気が流れてきます.
三連休ですが,雪の可能性がありますから,外出される方,成人式の方は,事前の情報にご注意ください.

このあたりの情報も含め,今年も(ま)のメルマガをどうぞ.

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   お天気Magazine九州 2009.1.8号
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      ◆◇◆あけましておめでとうございます◆◇◆

   今年も「お天気Magazine九州」をよろしくお願いいたします。

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◆寒波がやってきます
 この週末から来週にかけて、日本付近は強い冬型の気圧配置となり、たい
へん強い寒気が南下してきます。九州では山沿いを中心に雪が降りやすくな
り、対馬海峡や東シナ海に面した地域を中心に平野部でも雪が積もるおそれ
があります。

 九州では、9日(金)夜から強い寒気の流れ込みが始まり、山沿いなど雪が
降り始めるところがある見込みです。10日(土)にはこの冬一番の非常に強い
寒気が流れ込んでくるため、宮崎県など太平洋側の平野部を除く広い範囲で
雪が降るようになりそうです。そして、その後、来週13日(火)ごろにかけて
強弱を繰り返しながら、寒気の流れ込みが続く見込みです。

 積雪による道路や交通機関への影響が心配されるほか、たいへん寒い日が
続くため風邪やインフルエンザなどにも注意が必要です。

最新の気象情報は、「お天気Web九州」
http://www.jwaq.gr.jp/
をご覧ください。

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◆寒かったお正月
 年末年始は、元日を中心に強い寒気が流れ込み、寒くなりました。元日は
九州北部を中心に平野部でも雪が降り、山口市では1センチの積雪も観測さ
れました。また、一部の高速道路が一時通行止めになるなどの影響も出まし
た。

 また、熊本市では元日の朝に初雪が観測されました。平年に比べて10日遅
く、昨年の冬に比べ1日遅い初雪となりました。

 初日の出は、宮崎県の平野部など九州の太平洋側では見られましたが、そ
のほかの各地は寒気に伴う雲に広く覆われ、見られなかったところが多かっ
たようです。

西日本新聞「寒さに負けず各地に人出 銀世界を空中散歩 九重夢大吊橋」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/68823

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【寒気の蓄積期と放出期】
 冬は、北極付近にたまった寒気が南に吹き出すことで、日本など中緯度の
地域が寒くなります。

 北極付近では寒気がたまる「蓄積期」と、たまった寒気を南に向かって放
出する「放出期」を繰り返すことが知られています。冷蔵庫に例えるなら、
扉を閉じて中を冷やしている時が「蓄積期」、そして扉を開けて冷蔵庫の中
の冷たい空気が外に出てくる時が「放出期」ということになります。

 また、寒気が放出する時には、ある程度きまったパターンがあり、日本を
含む東アジア、アメリカ東部、ヨーロッパ付近に向かって同時に寒気が流れ
込むことがよくあります。つまり、世界の遠く離れた地域の寒波が、実は日
本の寒さとも連動しているということになります。

 8日(木)には「欧州各地で氷点下20度を記録、8人が凍死」というニュー
スがありました。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2555596/3660782
これも、これから日本にやってくる寒波とある程度、関係があるということ
が考えられます。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 あけましておめでとうございます。今年は元日の雪で一年が始まりました。
雪の元日は昨年に続いて2年連続のことです。

 冬場、雪が予想される時には、行事などとの関係も気にしながら天気予報
をすることになります。たとえば、年末年始はたくさんの人が帰省などで移
動するため、大雪でも降れば大混乱になることがあります。今年のお正月は
雪が降ったのが、移動の少ない元日中心であったため、そのようなことにな
らずにすみました。

 今後は、入試も多くなるため、入試の日程をチェックすることもあります。
入試の中でももっとも規模が大きいセンター試験は今月17日(土)と18(日)。
今週末の寒波がもしあと1週間遅ければ、試験への影響も心配しなければい
けなくなるところでした。

 それから、意外と影響が大きいのが東京の雪。飛行機でも新幹線でも東京
が中心なので、東京で雪が積もると九州でも交通機関などに大きな影響が出
てしまうことがあります。しかも、東京で雪が積もるかどうかという予報が
たいへん難しいことが多く、悩まさせることがよくあります。

 これから、9日(金)には東京など関東地方で積雪のおそれがあるほか、週
末からは九州・山口で平野部でも積雪するおそれが出てきます。連休である
上に成人の日もあるため、やはり影響が心配されます。週末から来週中ごろ
にかけて、遠出の予定などある方は雪に十分お気をつけください。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 10日(土)から13日(火)ごろにかけて、雪や寒さに注意が必要です。
 9日(金)は、次第に冬型の気圧配置が強まり、夜には対馬海峡や東シナ海
側を中心に雨、そして山から次第に雪に。10日(土)から13日(火)にかけては、
宮崎県など太平洋側で晴れるほかは、広い範囲で雪や雨。特に、標高の高い
ところでは雪が降りやすい状態が長く続くため、積雪も多くなることが予想
されます。また、平野部でも雪が積もるところがある見込みです。
                                (ま)
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2008年12月29日 (月)

月曜日にメルマガ,スミマセン!

忘年会・年賀状・夜回りなど,いろいろあって,というか,さぼってた(た)です.

さて,今年も終わりですが,新年早々,今シーズン三回目の寒波の可能性です.

私も,帰省,運転気をつけよう.

では,そこら辺も含めて(ま)のメルマガです.

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   お天気Magazine九州 2008.12.25号
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◆年末年始は厳しい寒さに
 今年も残すところわずか。年末年始のお出かけなどの予定を立てられてい
る方も多いのではないでしょうか。ただ、年末年始は寒さや雪に注意が必要
になりそうです。

 年末、天気が崩れるのは29日。この日の雨を境に冬型気圧配置に変わり、
特に31日の大晦日から1月1日の元日にかけては、たいへん強い寒気が九州
上空に南下してくる見込みです。

 このため、元日ごろは寒さがたいへん厳しく、山沿いを中心に平野部でも
雪が降る可能性があります。山沿いを中心に積雪し、道路などに影響が出る
おそれもありますので、お出かけの際には交通情報などにも注意が必要です。
 また、全国的にも、強い寒気の影響で雪などによる交通機関への影響が出
るおそれがあります。遠方への帰省などを予定されている方は、十分ご注意
ください。
 寒さで新年早々、かぜなどひかないようにお気をつけください。

最新の気象情報は、「お天気Web九州」
http://www.jwaq.gr.jp/jwaq/top8210.html
をご覧ください。

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◆年末年始のお天気もケータイで!
 NTTドコモiモードの公式サイト「気象協会」では、25日から「年末年
始特集」を開始しました。

 「初日の出チェック」では、全国各地の初日の出の時刻や、初日の出が見
られるかどうかの最新の予想をご覧いただけます。
 また、このほかに帰省先や全国各地の空港の天気も知ることができますし、
大晦日31日からは「初詣天気」も開始する予定となっています。

 年末年始の帰省や初詣などにも、便利なケータイの気象情報をどうぞご活
用ください。

iモードの「気象協会」は、
iモードの「メニューリスト」→「天気/ニュース/ビジネス」→「気象協会」
と進んでください。

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【初日の出】
 初日の出は、日が昇ってくる方角つまり東南東へ行けば行くほど早くなり
ます。ですから、2009年の初日の出の時刻を、九州・山口の県庁所在地につ
いて見てみると

      7時15分 宮崎市
        17分 鹿児島市
            大分市
        19分 熊本市
        20分 山口市
        22分 佐賀市
        23分 長崎市
            福岡市
と、一番早い宮崎市と、長崎市や福岡市の間では、8分ほどの差があります。

 また、初日の出が見えるかどうか、つまり元日に晴れるかどうかを見てみ
ると、過去30年間の統計で、晴れた割合が福岡市は53%、佐賀市や長崎市で
は57%であるのに対し、宮崎市は70%、大分市は77%と高くなっています。
冬型の気圧配置になることが多い時期であるため、どうしても対馬海峡や東
シナ海に面した地域では寒気の影響を受けやすく、太平洋側では晴れること
が多くなります。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 今年、世界では万という単位の犠牲者が出る災害が2つありました。1つ
は、5月にミャンマーを襲ったサイクロンで死者・行方不明者が13万8千人
超。そしてもう一つが、やはり5月に発生した中国の四川大地震で、死者は
約6万9千人とされています。

 この四川大地震に関して、「四川大地震から生還したブタ、中国の『今年
の動物』に選ばれる」という記事を発見。中国ではインターネットユーザー
の投票で毎年、「今年の動物」というのを選んでいるそうで、今年は四川大
地震でがれきの下に36日間閉じ込められながら生き延びたブタが選出された
そうです。昨今の不況のこともあり、このブタの不屈の精神は中国の企業家
にとっても1つのモデルになるとされているんだそう。

 このブタ、現在は災害からの復興の象徴として博物館に買い取られたおか
げで、食べられてしまう心配もなくなったとのこと。ただし、生活が快適す
ぎるせいか、どんどん太って怠け者になってきており、以前は行っていた散
歩も面倒がって行かなくなってきているそうで、「不屈の精神」がどうなっ
てしまうのか少々心配ではあります。

 何はともあれ、来年は災害のない穏やかな一年となることを祈りたいと思
います。

AFP BBNews
「四川大地震から生還したブタ、中国の『今年の動物』に選ばれる」
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2552199/3631278

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 年末年始は寒さや雪にご注意ください。
 26日(金)は全般に晴れますが、気温は低く寒い一日。27日(土)は晴れて、
寒さは緩んできそう。28日(日)は次第に雲が広がり、29日(月)は雨。そして、
この雨の後、上の記事中にも書いた通り、元日ごろを中心に寒さが厳しくな
りそうです。
 元日は、九州の北岸や東シナ海側は、寒気に伴う雲が広がりやすく、初日
の出は雲の切れ間から見えるかな、というところ。宮崎県など太平洋側では
きれいな初日の出を見ることができそうです。
                                (ま)
====================================================================
今年も「お天気Magazine九州」をお読みいただき、ありがとうございました。

2008年の「お天気Magazine九州」は、今回でおしまいとさせていただきます。

年が明けて2009年は1月8日(木)よりお送りいたします。

        それではどうかよいお年をお迎えください。

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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
配信の登録・停止などは
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2008年12月19日 (金)

金曜日はメルマガ,週末の雨の後寒くなります!

ども,最近週に三日は出張の(た)です.ふうっ.
今日の日中,車の中ではあついくらいだったのですが,朝晩はやっぱり寒い!
で,土曜日の雨の後は,ぐぐぐっと寒くなりそうです.
明日の日中は,貴重かも!

さて,(ま)のメルマガです.

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   お天気Magazine九州 2008.12.18号
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◆今年も気温は高かった
 今週15日(月)に、気象庁から今年の世界と日本の気温のまとめ(速報)が発
表されました。

 それによると、今年の世界の年平均気温は現段階で平年比 +0.20度で、統
計を開始した1891年以降で10番目に高い値。また、今年の日本の年平均気温
も現段階で平年比 +0.41度で、統計を開始した1898年以降で13番目に高い値
となっています。

 ただ、近年、毎年のように記録的な高温となる中で、今年は最近の中では
比較的低い気温となっています。それについて、気象庁は今年春までのラニ
ーニャ現象が影響した可能性があるとしています。

 なお、今回の値は速報値で、最終的な平均気温の確定値は、年が明けて2
月初め頃にあらためて発表されます。

気象庁「平成20(2008)年の世界と日本の年平均気温について(速報)」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0812/15a/world2008.pdf

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◆トナカイ育ててクリスマスプレゼントをゲット!
 NTTドコモiモードの公式サイト「気象協会」では、「トナカイ育てて
クリスマスプレゼント当てよう!!」という企画を実施中。

 これは、毎日このサイトにアクセスすると、トナカイキャラが1日に1歳
ずつ成長。さらに晴れの日には2歳成長するというもの。そしてクリスマス
の12月25日0時までに成長すれば成長するほど、プレゼントが当たる確率が
高くなります。
 プレゼントは加湿器などいろいろありますし、自分で名前をつけたトナカ
イが毎日、成長していくかわいいイラストをどうぞお楽しみください。

※晴れの日には2歳成長するのですが、その場所は自分の住んでいる場所に
 限らす好きな場所を選ぶことができます。週間天気予報などをチェックし
 て晴れマークの多いところを選ぶのがコツかも。

iモードの「気象協会」は、
iモードの「メニューリスト」→「天気/ニュース/ビジネス」→「気象協会」
と進んでください。

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【日本の年平均気温】
 今週、気象庁から今年の日本の年平均気温の速報値が発表されましたが、
「日本の」とはいったいどこのことなのでしょう?

 実は、気象庁では日本の平均気温は以下の17地点の気温を用いて算出する
ことになっています。

 網走,根室,寿都(すっつ),山形,石巻,伏木(高岡市),長野,
 水戸,飯田,銚子,境,浜田,彦根,宮崎,多度津,名瀬,石垣島

 これらの地点は、長期間にわたる気候の変化をできるだけ正確に把握する
ために、
   �1898年以降、観測を継続している
   �都市化による影響が少ない
   �日本列島の中で特定の地域に偏らないようにする
という基準で選ばれています。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 これまでにもこの「お天気屋のつぶやき」で何度か、韓国の気象庁が予報
を大きくはずし国民から大ブーイングを受けている話題をご紹介しましたが、
今度は「気象庁、予報官 177人の正確度ランキング公開」という記事が掲載
されました。

 これは韓国の朝鮮日報日本語版のページに掲載された記事。それによると、
今年10月から予報官個々人の予報実績が人事や成果給に反映されているそう
です。そして、今週16日には気象庁の部内ネットワーク上で、韓国全国の予
報官 177人の正確度ランキングが掲載されたとのことなのです。

 これを見た予報官たちの間には騒然とした空気が広がったとのこと。記事
の中には予報官の「死ぬ思いだ」というコメントまで登場します。

 この評価は100点満点で、1位の人は80点、177位の人は32点だったといい
ますから、たしかに無視できない差はあるようです。 177位の人はいったい
どうなってしまうのか、海の向こうのことながら心配になってしまいます。
一方、1位の人は「超人技だ」といわれるほどの的中率なんだそう。いった
いどんな技をもっているのか、私だけにこっそり教えてほしいものです。

朝鮮日報「気象庁、予報官177人の正確度ランキング公開」
http://www.chosunonline.com/article/20081217000055

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 今週は穏やかな天気となっていますが、来週初めに久しぶりの寒波がやっ
てきます。
 19日(金)は全般に晴れ。20日(土)は九州北部から雲が広がり、21日(日)は
九州全般に雨。その雨の後に強い寒気が流れ込み、22日(月)頃にはしぐれた
り、山沿いを中心に平野部でも雪が降るところがある見込みです。
 今年は早くからインフルエンザが流行り始めているとのこと。気温の変化
が激しくなりますので、十分にお気をつけください。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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2008年12月16日 (火)

ゴメンナサイ!火曜日にメルマガ


ども,年末多忙(飲み会を含む)な(た)です.

ともあれ,おくれて(ま)のメルマガです.


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   お天気Magazine九州 2008.12.11号
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◆佐賀、長崎、大分などで初雪
 真冬並みの非常に強い寒気が流れ込んだ先週末、九州北部を中心に広い範
囲で雪が降り、平野部でも一部で雪が積もったところがありました。

 5日(金)には長崎県対馬市厳原で、6日(土)には佐賀市、長崎市、長崎県
五島市福江、大分市で初雪が観測されました。それぞれの平年比、昨年比は
以下の通りです。

5日 対馬市 3日早い 25日早い
6日 佐賀市 11日早い 24日早い
   長崎市 15日早い 24日早い
   五島市 18日早い 24日早い
   大分市 16日早い 24日早い

 また、6日(土)には、鹿児島県の桜島で初冠雪も観測されました。こちら
も平年より10日、昨年より24日早く、例年より早い冬の便りとなりました。

佐賀新聞「佐賀県内平野部も雪 屋根白く染まる」(鳥栖の雪の写真)
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=&blockId=1125632&newsMode=article
長崎新聞「寒波到来、県内各地で雪」(雲仙の霧氷の写真)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20081207/09.shtml
大分合同新聞「冷え込み・積雪」(由布院駅の雪の写真)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_122853696255.html

--------------------------------------------------------------------
◆霧に沈む街
 今週10日(水)朝、九州のやや広い範囲で濃霧が発生しました。
 この霧により、高速道路の速度が規制されたり、鉄道に遅れが出たほか、
北九州空港では一時、飛行機の発着でできなくなるなどの影響が出ました。

 前日の9日(火)には九州の広い範囲で雨が降り、湿度が高くなっていまし
た。さらに9日夜から10日朝にかけてよく晴れたため、放射冷却によって気
温が下がり、霧が発生しやすくなったものと見られます。

西日本新聞「濃霧の朝 交通に乱れ 九州北部」(霧に沈んだ関門橋の写真)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/64776
長崎新聞「本県地方で濃霧、視界悪化」(霧に沈んだ長崎市の写真)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji2/2008121002.shtml
熊本日日新聞「県内各地で濃霧 阿蘇谷では未明の雲海」
            (真夜中に撮影された阿蘇の雲海の珍しい写真)
http://kumanichi.com/news/local/main/20081210004.shtml

--------------------------------------------------------------------
◆福岡市で雹を観測
 11日(木)の午後1時ごろ、福岡市で直径7ミリの雹(ひょう)が観測されま
した。福岡市で雹が観測されたのは2000年以来、8年ぶりのことです。

 11日は日本海からのびる寒冷前線が九州北部を通過しました。福岡市では
昼ごろまでに20度近くまで気温が上がっており、上空に寒気が流れ込んで大
気の状態が不安定になったため、雹交じりの大粒の雨がたたきつけるように
降りました。

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【霧】
 空気中に小さな水滴が漂い見通しが悪い時、視程(水平方向に見通せる距
離)が1km以上のものを「もや」、1km未満のものを「霧」と呼んでいます。
つまり、もやより霧の方が濃く、見通しが悪いということになります。

 霧といっても、その原因はさまざま。
 秋を中心に盆地や内陸部でよく見られるのは「放射霧」。放射冷却で冷え
込むことによってできるので、この名があります。人吉盆地などで見られる
のもこのタイプです。
 「蒸発霧」は、海や川などから湯気が立ち上るようにして発生する霧。冷
え込みが強く気温より川の水温が高くなると、川から湯気が沸き立ちますし、
冬の対馬海峡では、対馬暖流が流れるあたたかい海の上に寒気が流れ込んで
くるため、海から盛んに湯気が沸き立つような光景が見られることがありま
す。
 また「移流霧」は、暖かく湿った空気が冷たい海の上を流れる時にできる
霧。夏の北海道や東北の太平洋側などでよく見られます。

 このほかの原因で発生する霧もありますし、実際には複合的な要因で発生
し、原因を一つに特定するのが難しいこともよくあります。 

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 今週の濃い霧が発生した日、霧の名所、大分県の「ゆふいん盆地」につい
て、「ゆふいん」は「湯布院」か「由布院」かということが話題になりまし
た。
 ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、全国的に人気の温泉地「ゆふ
いん」には「湯布院」と「由布院」という2つの漢字があります。たとえば、
JRは「由布院駅」、高速道路は「湯布院インター」、温泉は「由布院温泉」、
アメダスの地点名は「湯布院」といった具合。

 なぜ、こんなことになったのか? 話は昭和30年までさかのぼります。昭
和の大合併で、由布院町と隣の湯平(ゆのひら)村が合併、「由布院町+湯平
村=湯布院町」ということで、この時に初めて「湯布院」という表記が生ま
れたのです。

 この理由が分かってしまえばもうスッキリ。合併前からあった駅や温泉は
「由布院」で、「湯布院」と書くのは合併後にできたもののみということに
なります。ということは合併前からある盆地の名前は「由布院盆地」ですね。

 さらに上級コース。由布院より湯布院の方が広い範囲を表すので、小学校
の名前は「由布院小学校」ですが、中学校の名前は「湯布院中学校」なので
す。さらに、平成の大合併で湯布院町などが由布市になったため、これらの
学校は「湯布院町立」が「由布市立」に変わったのです。さらにさらに「大
分県立由布高校」という高校もできました。これはややこしい。

 由布市湯布院町の由布院駅に向かう特急の名前が「ゆふいんの森」とひら
がななのもうなずけるような気がします。

由布院温泉観光協会
http://www.yufuin.gr.jp/top.html
(「由布院だより」のページには、由布院盆地の美しい朝霧の写真も)

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 14日(日)から15日(月)にかけて、寒気が流れ込み寒くなりますが、先週末
ほどの厳しい寒さにはなりません。
 12日(金)は穏やかな晴れ。13日(土)は次第に雲が広がり、夜から14日(日)
朝にかけて九州南部を中心に雨が降る見込みです。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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2008年12月 5日 (金)

金曜日はメルマガ,雨?雪?とにかく寒い!

ども,本日も外回り,車の中と外のギャップに苦しんだ(た)です.

←雨雲,いやいや,高い山では雪雲です.明日の朝は白い山かも?

詳しくは気象庁の大雪と強風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報を.


ともあれ,寒さに気をつけて(ま)のメルマガをどうぞ!


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   お天気Magazine九州 2008.12.4号
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◆この冬2度目の寒波
 先月19日前後に続き、この冬2度目の寒波が5日(金)からやってきます。
寒波は7日(日)まで続き、山沿いでは雪が積もるおそれがあります。

 今回の寒気は、4日(木)夜に寒冷前線が九州を通過した後、急速に流れ込
んできます。先月流れ込んできた寒気よりも一段と強いため、北西の季節風
が強く、たいへん厳しい寒さとなります。

 特に5日(金)夜から6日(土)にかけては、九州の山沿いを中心とした広い
範囲で雪が降りやすくなり、山沿いでは雪が積もるところがある見込みです。
道路などに影響が出るおそれがありますので、十分ご注意ください。
 また、先月の寒波の際に、山口市や下関市、福岡市で初雪が観測されてい
ますが、今回の寒波でさらに広い範囲で平野部でも雪が降りそうです。

 来週8日(月)には冬型の気圧配置は緩みますが、今月は短い周期で次々と
寒気が南下し、寒い日が多くなりそうです。

最新の気象情報は、お天気Web九州
http://www.jwaq.gr.jp/
をご利用ください。

--------------------------------------------------------------------
◆気温高く、日差し少なかった秋
 気象庁から秋(9〜11月)の天候のまとめが1日(月)に発表されました。

 九州では、11月は厳しい寒さとなった時期があったものの、9月から10月
にかけては気温がたいへん高く暑い日も多かったため、3か月の平均気温と
しては平年より高くなりました。

 また降水量は、9月に台風13号の影響を受けた九州南部で平年より多く、
鹿児島県枕崎市では3か月間降水量が918.0ミリ(平年比217%)と、観測史上
第1位の記録となりました。また、熊本県人吉市でも712.5ミリ(平年比184
%)に達し、観測史上第3位の記録となりました。

 一方、日照時間は台風や低気圧、前線の影響を受けやすかったため、九州
の全域で平年より少なめ。特に鹿児島県の阿久根市(420.5時間で平年の82%)
と種子島(350.9時間で平年の75%)は、観測史上もっとも日照時間の短い秋
となりました。

気象庁 秋の天候(9〜11月)
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko080911.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【雨か雪か】
 冬の九州の天気予報では、降水がある時に、それが雨として降るのか、そ
れとも雪として降るのか、という判断になかなか苦労します。

 気温が0度以下ならば雪が降ると見てよいのですが、それより高い時は気
温のほかに、湿度も大きく影響します。
 湿度が低い時には、気温が6度ぐらいあっても雪が降ることがあります。
時々日がさしたりしながら雪がちらちらするような時がこのパターンです。
一方、湿度が高い時には、気温が1度ぐらいでもなかなか雪にならず、ほと
んど雨として降ります。とーっても寒いけど、雨がザーザー降るような時が
このパターンです。

 気象庁の天気予報では、雨が降るか雪が降るか微妙な時は、「雨か雪」あ
るいは「雪か雨」といった予報が出ます。これは先にある方がより降る可能
性が高いもので、「雪か雨」であれば雪の方が雨よりも降る可能性が高いと
いうことになります。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 今週1日(月)、夜空に光るニコちゃんマークをご覧になったでしょうか?
ご覧になっていない方はこちらをどうぞ。

西日本新聞「月☆金星☆木星 仲むつまじく 師走の天体ショー」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/62966

 実は私もこんなことが起こるとは知らなかったのですが、当日の夜になっ
て「あの空に光ってる星は何ですか?」というお問い合わせの電話が何本も
かかってきたのです。そこでインターネットで調べたら、金星と木星、それ
に三日月がかわいらしい笑顔を描いているのを知ったという次第。

 今回のように空に明るい星が輝いていたり、あるいは流星群があったりす
ると、よく質問の電話などをちょうだいします。気象協会で空のことをやっ
てるから星のこともわかるだろう、ということのようなのですが、気象と星
のことはやはり遠さが違いますよね。私も星のことにはどうも疎くて、今回
のように人から言われて初めて知るということがよくあります。今回も質問
をいただいたおかげで、ちょっと愉快な天体ショーを見せていただきました。

 なお、金星と木星はまだ比較的近いところにありますが、今後は次第に離
れていくとのことです。

国立天文台「ほしぞら情報」
http://www.nao.ac.jp/hoshizora/topics.html

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 週末にかけて寒波襲来。寒さや雪にご注意ください。
 5日(金)は、明け方まで雨。日中は次第に寒さが厳しくなり、九州の北岸
や西岸部を中心にしぐれそう。そして、夜には山から次第に雪に変わる見込
みです。寒気がピークとなる6日(土)は、山では積雪のおそれ。そして、平
野部でも雪が舞うところも。7日(日)は雪はやんできますが、厳しい寒さは
続きそうです。
 週末は十分暖かくしてお出かけください。
  (ま)
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2008年11月29日 (土)

土曜日にメルマガ,寒い一日でした...

ども,本日草野球トーナメントだった(た)です.
一回戦勝利,さあ準決勝!というところで,雨天中止.
残念!優勝をねらっていたのです!

ひつこい雨は日本海の低気圧からのびる寒冷前線,このしっぽが意外と長いあいだ,九州に影響しました..





さて,かなり寒く,ヒョウの降ったところもあったのですが,師走もさらに寒くなるおそれがあります.
さあ,(ま)のメルマガをどうぞ.

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   お天気Magazine九州 2008.11.27号
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◆12月は厳しい寒さになるおそれ
 今週25日(月)に、気象庁から12月から来年2月にかけての3か月予報が発
表されました。その概要は以下の通りです。

  12月 西日本に寒気が南下しやすく、気温は平年並みか平年より低い。
     厳し寒さになるおそれあり。
1〜2月 冬型気圧配置は長続きせず、気温は平年並みか平年より高い。九
     州付近を低気圧が通ることが多く、曇りや雨(山では雪も)の日が
     平年より多い。 

 今回の3か月予報のポイントは、12月が厳しい寒さになるおそれがあるこ
と。その理由は、�北極付近の寒気が放出期になり、寒気が南下しやすくな
る、�偏西風のコースが日本など東アジアに寒気を運びやすい形になる、と
予想されることです。

 これと同じような条件となった2005年12月前後には、全国的に大寒波と大
雪に見舞われ、大きな被害も発生しました。
 今年はそこまでの厳しい寒さになるかはまだ分かりませんが、12月は寒さ
などに用心しておく必要がありそうです。

気象庁 3か月予報
九州北部地方
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/109_10.html
九州南部・奄美地方
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/110_10.html

--------------------------------------------------------------------
◆温室効果ガス濃度が過去最高
 今週25日(火)に、世界気象機関(WMO)から、「温室効果ガス年報第4
号」が公表されました。
 それによると、大気中の主要な温室効果ガスである二酸化炭素、メタン、
一酸化二窒素のいずれについても、2007年の世界平均濃度が過去最高となっ
たということです。
 温室効果ガスとして特に削減が訴えられている二酸化炭素については高い
増加傾向が続いているほか、近年増加傾向が落ち着いていたメタンについて
も高い増加量が見られました。
 このような温室効果ガスの増加が気候にどのような影響を与えるのか、今
後も引き続き注目されます。

気象庁「大気中の主要温室効果ガス濃度は過去最高値」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0811/25a/ghg_bulletin_1125.pdf
「WMO温室効果ガス年報」(和訳)
http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/infohp/wdcgg/GHG_Bulletin-4_j.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【平成18年豪雪】
 2005(平成17)年12月から2006(平成18)年1月上旬を中心に、日本列島を襲
った記録的な大雪。九州などでは特に12月の寒さが非常に厳しかったのです
が、災害の名前としては1月の方の年をとって「平成18年豪雪」と命名され
ました。

 東日本や西日本では12月の月平均気温が戦後最も低かったほか、日本海側
の地方では全国的に記録的な大雪を観測。雪下ろしの際の事故などにより、
死者151名、負傷者2136名にも達する大きな災害となりました。

 この年は、11月まで気温が高かったのに、12月になって急激に寒くなり、
年が明けて2006年の1月から2月は、再び平年より気温が高い暖冬傾向とな
りました。結果的に冬全体(12〜2月)の気温としては、平年並みか平年より
少し低い程度の気温となりました。

気象庁 平成18年豪雪の解説
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/2005/200512/gousetsu18.html

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 来年7月22日、鹿児島県のトカラ列島を中心に見られる皆既日食の観測ツ
アー申し込みが始まりました。鹿児島県十島村の委託を受けた近畿日本ツー
リストが全ての旅行客の受付を行うそうです。

 ツアーは大きく分けて「トカラ滞在コース」と「にっぽん丸クルーズコー
ス」の2つ。
 「トカラ滞在コース」は、迎えの船の都合で、最短コースで4日間、最長
コースでは10日間にも及ぶ長期旅行。旅程表を見ると、「皆既日食観測」の
ほかはほとんどが「終日自由行動」。宿泊先は民宿のほか、体育館や校庭、
公園、さらには空き地もあるという激しいパックツアーです。旅行代金は30
万円台半ばから40万円前後。
 一方の「にっぽん丸クルーズコース」は2泊3日。豪華クルーズ船にっぽ
ん丸で7月21日に鹿児島港を出航、22日に諏訪瀬島で皆既日食を観測した後、
再びにっぽん丸に乗り、23日には鹿児島県に帰ってくるというセレブなコー
スです。こちらは48万円から最高のスイートルームで142万8千円。
 今回は第1期募集で12月8日まで。応募多数の場合は抽選になるそうです
(事前調査では応募殺到必至だそうです)。

 ツアーの注意事項をよく見ると、「天候など、不可抗力により皆既日食が
見られない場合もございますが、その場合でもご旅行代金の払い戻しはござ
いません」という文言がしっかりとあります。世紀の天文ショーに台風なん
てこなければよいのですが、こればっかりはまだなんとも言えません。

近畿日本ツーリスト「皆既日食ツアー」
http://www.knt.co.jp/eclipse/index.html
(皆既日食グッズのオンラインショップもあり。胸に大きく「皆既日食」と
 書いたTシャツなどを買えます)

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 むこう1週間はほぼ平年並みの気温の日が多く、極端な寒さはなさそうで
す。
 28日(金)は、天気は回復に向かい、九州南部を中心に晴れ間も。29日(土)
から30日(日)にかけては、晴れ間が出るところが多くなりそうです。
  (ま)
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2008年11月21日 (金)

金曜日はメルマガ,寒さを和らげる雨.

ども,またもや通勤で雨に遭った(た)です.

レーダを見てたのですが,見通し甘く,傘を持たずに出勤....

ともあれ,この雨のあとは,ちょっと落ち着けそうな気配ですね.

三連休の方,天気チェックどうぞ.



では,(ま)のメルマガです.


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   お天気Magazine九州 2008.11.20号
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◆真冬の寒さ
 今週の九州は、19日(水)を中心に真冬並みのこの時期としては非常に強い
寒気が流れ込み、たいへん厳しい寒さとなりました。山沿いを中心に雪が降
り、19日には、山口市や下関市、福岡市で初雪が観測されました。また、九
州北部・山口の山からは初冠雪の便りも次々と届きました。
 初雪および初冠雪の、平年比や昨年比は以下の通りです。

[初雪]       平年比  昨年比
 19日(水) 山口 21日早い 41日早い
      下関 22日早い 41日早い
      福岡 24日早い 41日早い

[初冠雪]
 18日(火) 阿蘇山(熊本)  1日遅い 16日早い
 19日(水) 西鳳翩山*(山口) 21日早い 41日早い *にしほうべんさん
      脊振山(福岡)  15日早い 41日早い
      天山(佐賀)   15日早い 41日早い
      由布岳(大分)  8日早い 16日早い

 初雪、初冠雪ともに平年より大幅に早いところが多く、特に福岡市で11月
に初雪が降ったのは20年ぶり、山口市や下関市で11月に初雪が降ったのも15
年ぶりのことです。

 今回の強い寒気は、20日(木)朝までがピークで、今後、次第に寒気は弱ま
っていきます。週末はほぼ平年並みの気温に戻り、日中は過ごしやすい陽気
となりそうです。

佐賀新聞
「天山で初冠雪 平年より15日早く」(脊振などの雪の様子の動画)
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=1106599&newsMode=article
長崎新聞
「銀世界と紅葉を同時に満喫 雲仙で初霧氷と積雪」(雲仙の霧氷の写真)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20081120/07.shtml
大分合同新聞
「寒気急襲 うっすら雪化粧も」(雪化粧した九重“夢”大吊橋の写真)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_12270686505.html
熊本日日新聞
「県内各地で今季最低気温 阿蘇山上では初積雪」(阿蘇山上の積雪の写真)
http://kumanichi.com/news/local/main/20081119005.shtml
宮崎日日新聞
「霧氷、初雪、冬化粧 県内冷え込む」(五ヶ瀬町の霧氷の写真)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=12731&catid=74
南日本新聞
「桜島初冠雪?頂上うっすら/気象台「確認できず」」
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=13814
※南日本新聞にはたしかに桜島がうっすら雪化粧した写真が掲載されている
 のですが、鹿児島地方気象台からは確認できなかったということで、初冠
 雪は観測されていません。

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◆長崎で地球温暖化に関する講演開催
 長崎海洋気象台の創立 130周年を記念した講演会が、長崎市で開催されま
す。
タイトルは「考えよう地球温暖化in長崎」。気象庁の方や長崎大学の先生
が、地球温暖化の現状や予測、そしてその長崎への影響や、長崎での地球温
暖化防止への取り組みについて、講演してくださいます。

 日時は11月29日(土)午後2時〜5時、会場は長崎市立図書館の多目的ホー
ルです。入場は無料ですが、予約が必要です。予約は、メールかファクス、
または往復はがきとなっております。
 予約方法や講演の内容など詳しくは、長崎海洋気象台。
http://www.nagasaki-jma.go.jp/gyomu/130kouen/kouenindex.htm
をご覧ください。

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【寒気の強さ】
 寒さが厳しくなり、天気予報で上空の寒気の強さが紹介されることが多く
なってきました。天気予報では、上空1500メートル付近や上空5400メートル
付近の気温がよく紹介されますが、これらの寒気は雪や寒さの予報をする上
での目安として用いられています。

 しかし、上空の気温を知るのはそんなに簡単なことではありません。各地
の気象台では、1日に2回、大きな風船に観測器をつけて大空に飛ばし、電
波で上空の気温などのデータを回収することで、毎日の天気予報に役立てて
います。これを高層気象観測といいます。

 また、日本にやってくる寒気は中国やシベリアやってきますから、日本
だけの観測では、天気予報はできません。ですから取り決めで、世界中の観
測点で同時に高層気象観測を行い、それを互いに交換し合うことで、毎日の
天気予報は発表されています。

鹿児島地方気象台「高層気象観測」
http://www.fukuoka-jma.go.jp/kagoshima/kousou/gyoumukousou.htm

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 今週、産経新聞の記事で、りんごの産地、青森県に関する記事を見かけま
した。そろそろりんごシーズンですが、青森県では今年4〜5月に霜、5〜
6月にひょうの被害を受け、表面に傷のついたりんごが多いというのです。

 そこで立ち上がった青森県。傷はあってもおいしいということをPRする
ために「ひょう太君」というイメージキャラクターを作成。ひょうが当たっ
て頭にけがをしても元気にはねるりんごの「ひょう太君」や、さらにキティ
ちゃんまで登場して、青森県のりんごのPRを行っているそうです。

 青森県のりんごといえば、以前、大型台風が青森県に接近し、たくさんの
りんごが強風で落ちてしまったときに、それでも落ちなかったりんごを「落
ちないりんご」として受験生向けに売り出し、ヒットしたのを思い出します。

 今年は、傷はありますがおいしいりんごを安く食べるチャンスとのこと。
傷のついたりんごは、ネットショップで現在、予約を受け付けており、12月
中旬頃に発送されるそうです。

産経新聞「キズがあっても…ひょう害りんご消費拡大へあの手この手」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081116-00000509-san-soci
楽天市場「青森県生産者応援りんご」
http://www.rakuten.co.jp/hirokashijo/1864871/

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 厳しい寒さは一段落。今週末には平年並みの陽気に戻ります。
 21日(金)は、晴れ間が出るところが多いものの、北部沿岸部では時々弱い
雨。22日(土)は晴れて小春日和。23日(日)は次第に雲が広がり、24日(休)は
雨。雨量がやや多くなる可能性があります。
 このところの寒さもあり、平野部でも紅葉が進んできました。週末は紅葉
狩りもよさそうです。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
配信の登録・停止などは
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