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2011年6月

2011年6月26日 (日)

日曜日にメルマガ,暴風と局地的豪雨に警戒!

自宅南からの強風で自転車が倒れた(た)です.
台風そのものは遠ざかりつつありますが,東シナ海方面は大荒れ,その他も所々台風の間接的な影響で短時間に激しい雨が降っています.しばし警戒です.
Radar_anime01
====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.23号 ==================================================================== ◆大雨のち猛暑  今週21日(火)ごろにかけて、活発な梅雨前線が九州付近に停滞。九州は中 部から南部を中心に、くり返し大雨に見舞われました。  今月1日から22日までの総雨量が、宮崎県のえびので1530.5ミリに達し平 年の6月ひと月分の雨量の 1.8倍となっているのをはじめ、熊本県や宮崎県、 鹿児島県で今月の雨量が1000ミリを超えるなど、6月としては記録的な雨量 となっているところが相次いでいます。  この大雨の影響で、九州の中部から南部を中心にがけ崩れなどの被害があ ったほか、九州新幹線を含む鉄道の運休や高速道路などの通行止めが相次ぎ ました。  22日(水)には、南の太平洋高気圧の勢力が強まったため、梅雨前線が一気 に朝鮮半島へ北上。九州の大雨は峠を超えたのですが、今度は急に猛暑がや ってきました。  23日(木)には大分県の院内で35.1度まで気温が上がり猛暑日となるなど、 今度は6月としては記録的な暑さとなるところが相次いでいます。  来週にかけても太平洋高気圧の勢力は強く、非常に厳しい暑さの日が多く なりそうです。  急に暑くなると熱中症が起こりやすくなります。特にスポーツや屋外での 作業などをする際には熱中症にくれぐれもお気を付けください。、 福岡管区気象台 「6月10日から21日にかけての梅雨前線による九州の大雨について」 http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/chosa/saigai/20110610-21_kyusyu.pdf -------------------------------------------------------------------- ◆奄美地方梅雨明け  今週22日(水)に奄美地方の梅雨明けが発表されました。平年に比べ7日早 く、昨年に比べると23日も早い梅雨明けとなりました。  梅雨期間の降水量は、奄美市名瀬で857.0mm(平年比146%)など、全般に雨 量の多い梅雨となりました。 気象庁 奄美地方の梅雨明けに関する情報 http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_04_827_20110622063007.html -------------------------------------------------------------------- ◆台風5号、東シナ海北上へ  今週22日(水)にフィリピンの東海上で台風5号が発生しました。  台風は次第に勢力を強めながら北上しており、25日(土)には沖縄県の先島 諸島付近を通過し、東シナ海を北上。26日(日)ごろに九州の西の海上を北上 した後、朝鮮半島付近へと進む見込みです。  台風5号は大型で風速15m/s以上の強風域が広くなっており、26日(日)ご ろには九州が強風域に入る可能性があります。また、週末は東シナ海沿岸を 中心に海上はしけることが予想されます。  今のところ、台風は九州から比較的離れたところを北上する見込みですが、 東寄りの九州に近い進路を北上した場合には影響が大きくなる恐れもありま す。  今後の台風5号の動きにご注意ください。 最新の台風進路などは、お天気Web九州 http://www.jwaq.gr.jp/ をご覧ください。 -------------------------------------------------------------------- ◆阿蘇山の噴火警戒レベル1に引き下げ  今週20日(月)の午前11時に阿蘇山について噴火予報が発表され、阿蘇山の 噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から1(平常)に引き下げられました。  阿蘇山では、ごく小規模な噴火が発生したため、5月16日に噴火警戒レベ ル2に引き上げられました。  その後、ごく小規模な噴火が続きましたが、6月10日以降は噴火が発生し ておらず、また火口内の湯だまりの量が約8割に達するなど、火山活動の低 下したため、噴火警戒レベルが引き下げられたものです。  これに伴って火口から半径1km以内の立ち入り規制も20日に解除されまし た。 気象庁発表の噴火予報 http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_05_20110620110016.html 福岡管区気象台「阿蘇山の火山活動解説資料」 http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kinkyu/V20110620000150303000001106201112.pdf 熊本日日新聞「立ち入り規制解除で観光客続々 阿蘇山上に活気」 http://kumanichi.com/news/local/main/20110620005.shtml -------------------------------------------------------------------- ◆7月は晴れの日多く暑そう  今週23日(木)に気象庁から、7月から9月にかけての3か月予報が発表さ れました。  それによると、各月の天気や気温は次のように予想されます。 7月 梅雨前線の活動は平年に比べ不活発で、晴れる日が多い。    気温は平年より高く、暑い。 8月 例年同様に晴れる日が多いが、雷雨が起こりやすく不安定な時期も。    平年並みの暑さ。 9月 九州北部は周期変化。九州南部は平年より曇りや雨の日が多い。    気温は平年並みか高い。 tenki.jp 3か月予報 九州北部 http://tenki.jp/long/detail-10.html?forecast_span=three_month 九州南部 http://tenki.jp/long/detail-11.html?forecast_span=three_month --------------------------[これからの天気]--------------------------  来週にかけては熱中症に十分注意を。  24日(金)はやや不安定な天気で、晴れ間も出るものの、あちこちでにわか 雨も。雷を伴うところもありそう。25日(土)は雲が広がりやすく、宮崎県な ど太平洋側を中心に雨。26日(日)は台風の北上に伴い、九州全般に雨で、風 も強まりそうです。 ※今週は「お天気の豆知識」「お天気屋のつぶやき」はお休みしました。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年6月17日 (金)

金曜日はメルマガ,大雨です!

ども,(た)です.九州南部を中心に大雨となりました.
今年の梅雨は要警戒,詳しくは(ま)のメルマガで.
====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.16号 ==================================================================== ◆九州南部中心に大雨続く  九州付近で梅雨前線の活動が活発になっており、広い範囲でくり返し激し い雨が降っています。  先週10日(金)から12日(日)にかけては、活発な梅雨前線が九州付近でほと んど停滞し、南部を中心に大雨となりました。  1時間雨量は、熊本県の山都町で78.5ミリ、熊本空港で63.0ミリ、宮崎県 えびの市加久藤で62.5ミリを観測。この3日間の降水量は、鹿児島県さつま 町の紫尾山で583.0ミリ、宮崎県えびの市で565.0ミリに達するなど、九州南 部を中心に 500ミリを超える大雨となったところがありました。  さらに16日(木)も九州南部を中心に激しい雨が降っており、14日(火)から 16日(金)の雨量は、鹿児島県や宮崎県の一部で300ミリから350ミリ前後に達 しています。  これらの雨の影響で、九州新幹線を含む鉄道が運休したり、九州自動車道 などが一部通行止めになるなどの影響が出ました。  6月の雨量はすでに宮崎県えびの市で1000ミリを超えるなど、九州各地で かなり多くなっています。  これまでの雨ですでに地盤が緩んでおり、土砂災害などが発生しやすくな っていますので、今後の雨ではいっそうの注意・警戒が必要です。 最新の気象情報は、「お天気Web九州」 http://www.jwaq.gr.jp/ をご覧ください。 -------------------------------------------------------------------- ◆『携帯型熱中症計』に新シリーズ登場!  日本気象協会が監修をしている「携帯型熱中症計」に、ことし新シリーズ が登場しました。その名も「携帯型熱中症計 見守りっち」。  「携帯型熱中症計 見守りっち」は、その場の気温と湿度から独自の計算 手法により、熱中症の危険度を5段階のLEDライトで表示する製品です。こ の「携帯型熱中症計 見守りっち」は、10分おきの自動計測機能(見守り機能) が付いており、また、室内で熱中症にかかることの多い高齢の方のために、 熱中症の指標ランクが「危険」「厳重警戒」の時に知らせるブザー音を、高 齢の方でも聞き取りやすい低い音種にしました。  コンパクトで手軽に持ち運びができる「携帯型熱中症計 見守りっち」を、 この夏の熱中症の予防と対策にどうぞお役立てください。 詳しくは、日本気象協会からのお知らせ http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3831/ をご覧ください。 ------------------------[お天気の豆知識]---------------------------- 【洪水の危険度】  このところ大雨が続き、防災情報の中で川の水位が取り上げられることも 多くなってきました。  川の水位に基づいて、洪水の危険度は以下の5段階のレベルで表されてい ます。 レベル1 [水防団待機水位]     水防団が待機する レベル2 [はん濫注意水位]     市町村は避難準備情報(要援護者避難情報)発令を判断     住民ははん濫に関する情報に注意     水防団出動 レベル3 [避難判断水位]     市町村は避難勧告等の発令を判断     住民は避難を判断 レベル4 [はん濫危険水位]     住民の避難完了 レベル5 (はん濫発生)     逃げ遅れた住民の救助等     新たにはん濫が及ぶ区域の住民の避難誘導 ------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------  今月、福岡市内の全世帯にそれぞれの区の「浸水ハザードマップ」が配布 されました。  福岡市ではこれまでも浸水についてのハザードマップがあったのですが、 それは川の水があふれる「外水はん濫」のみを考慮したものでした。  しかし最近は、短時間に非常に激しい雨が降る頻度が増える傾向にあり、 雨水の量が下水や側溝の排水能力を超えたり、雨水が川に流れ込みにくくな ることによって起こる、「内水はん濫」による浸水被害が多くなっています。  そこで、今回の浸水ハザードマップは、外水はん濫と内水はん濫の両方を 考慮したものとなっています。  福岡市の博多駅周辺では1999年と2003年の2度、大規模な浸水被害が発生 しました。この浸水ハザードマップを見ると、やはり博多駅の周辺は浸水の 恐れのある地域が大きく広がり、さらにそこから那珂川をこえて、天神の周 辺までのほとんどの地域が浸水想定区域となっています。  この地域は福岡市の中心部で、地下街や地下鉄など地下の施設も多く、本 当に大規模な浸水が発生すれば、たちまち大被害になってしまいます。  2度の浸水を経験した博多駅周辺などでは、地下施設への水の流入を防ぐ 止水板を用意し、梅雨の前に設置の訓練を行うなどの対策をとっているとこ ろもあります。  すでに浸水が発生したところはもちろんですが、今回のハザードマップを 見て、これまでに浸水が発生していないところでも、やはり事前に対策をと っておくことが大切だとあらためて考えさせられました。 福岡市浸水ハザードマップのページ http://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/bousai/bousai/sinnsuihaza-domap.html --------------------------[これからの天気]--------------------------  今後も大雨に十分な注意が必要です。  17日(金)は梅雨前線がいったん九州の南まで南下し、九州の雨は次第にや む見込み。しかし、18日(土)には梅雨前線が北上を始め、九州の南部から次 第に雨に。19日(日)には九州各地で雨が降り、強く降るところもありそうで す。  来週にかけても大雨に関する情報にご注意ください。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年6月10日 (金)

金曜日にメルマガ,大雨警戒の週末

ども,今週出張続きでちょっとバテ気味の(た)です.
梅雨の時期は特に体調を崩しやすいですが,そんなレベルでない雨が近づいています.
Radar_anime01_2
Tmap_03 土曜日11日9時の予想天気図です.梅雨前線が九州に.
沖縄は梅雨明けで真夏になったわけですが,逆に九州は梅雨本番.
降れば大雨の 恐れの時期です.

週末にかけての雨は要警戒です.

では,そのあたりも含め(ま)のメルマガです.

====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.9号 ==================================================================== ◆週末は大雨のおそれ  9日(木)に沖縄地方の梅雨明けが発表されました。これから梅雨前線の活 動の中心は九州へ移ってきます。  沖縄地方の梅雨明けは平年より14日も早く、1951年からの梅雨の統計で最 も早い梅雨明けとなりました。その分、ことしは梅雨前線の北上も早まり、 九州の大雨シーズンも早まりそうです。  今週10日(金)には東シナ海から九州へと梅雨前線が近づいてきます。この ため、九州の天気は下り坂へ向かい、11日(土)から12日(日)にかけては、非 常に湿った空気が流れこんでくるため梅雨前線の活動が活発になり、山口県 や九州北部を中心に大雨のおそれがあります。  週末にかけては、大雨に関する情報にご注意ください。 最新の気象情報は、「お天気Web九州」 http://www.jwaq.gr.jp/ をご覧ください。 -------------------------------------------------------------------- ◆新燃岳の噴火活動低下  今週7日(火)に火山噴火予知連絡会が開催され、特に霧島山(新燃岳)、阿 蘇山、桜島について重点的に検討が行われました。  新燃岳は、ことし1月26日から本格的なマグマ噴火が始まり、多量の火山 灰などを噴出しましたが、4月18日までで噴火は収まっていることなどから、 新燃岳の噴火活動は低下してきているとされました。しかしながら、新燃岳 の北西近く深くにあると見られるマグマだまりへのマグマの供給は続いてお り、マグマだまりから新燃岳へ多量のマグマが上昇すれば、噴火活動が再び 活発化し、1月から2月に起こったような本格的な噴火活動を再開するおそ れもあるとしています。  阿蘇山は、中岳第一火口で5月15日からごく小規模な噴火が続いています。 中岳第一火口の火山活動は高まっていると考えられ、引き続き火口から概ね 1kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。  桜島の昭和火口では活発な噴火活動が続いています。今後も活発な噴火活 動が継続することが予想され、火山活動の推移に注意する必要があるとして います。 火山噴火予知連絡会 「霧島山(新燃岳)の火山活動に関する検討結果」 http://www.jma.go.jp/jma/press/1106/07a/yochiren110607-1.pdf 「全国の火山活動の評価」 http://www.jma.go.jp/jma/press/1106/07a/yochiren110607-2.pdf ------------------------[お天気の豆知識]---------------------------- 【大雨警報】  大雨警報は、低い土地の浸水や、山崩れ・がけ崩れなどの土砂災害への警 戒を呼びかけるために発表されます。  テレビなどの気象情報では区別されることはほとんどありませんが、気象 庁ホームページの注意報・警報の発表状況一覧では、「浸水」の大雨警報と 「土砂災害」の大雨警報が区別して表示されます。  浸水の大雨警報が発表されるのは、短時間に非常に激しい雨が降る時。川 があふれたり、あるいは下水などの水はけが悪くなって浸水するおそれがあ る時に発表されます。  一方、土砂災害の大雨警報は、土の中に含まれる水分の量が多くなってい ると見られる時に発表されます。激しい雨が降る時はもちろんですが、長雨 で土の中の水分量が増えた時にも発表されます。 ------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------  いま、私たち気象協会の事務所のベランダで、「サンパチェンス」なる花 を栽培中です。  このサンパチェンス、サカタのタネが開発したという植物でして、名前の 由来は太陽の"sun"と忍耐の"patience"なんだそうです。真夏の日差しにも 耐えて、初夏から晩秋まで長い期間にわたって花を咲かせてくれるという特 徴を表しているそうです。  このサンパチェンスの大きな特徴は「環境浄化植物」であるということで す(だから気象協会で育てているのです)。  まず、打ち水効果。植物は葉から水分を蒸発させることで周囲の温度を下 げる蒸散を行なっていますが、このサンパチェンスは特にその効果が大きい そうです。  2つ目は大気浄化機能。サンパチェンはホルムアルデヒドや二酸化窒素な どを吸収し、大気をきれいにする効果に優れているそうです。  そして、3つ目が二酸化炭素吸収能力。植物は光合成のために二酸化炭素 を吸収しますが、このサンパチェンスはその吸収能力がとても高いとのこと。 地球温暖化防止にも役立つということですね。  鉢に植えて1か月ほどですが、どんどん成長し、すでに鮮やかな色の花が 咲き始めました。これからも次々と花が咲いていくのが楽しみな今日この頃 です。 サカタのタネ サンパチェンスの紹介ページ http://www.sakataseed.co.jp/special/SunPatiens/index.html --------------------------[これからの天気]--------------------------  週末は大雨のおそれがあります。いよいよ本格的な大雨シーズンです。  10日(金)は下り坂に向かい、午後は次第に雨。夜は九州北部で雨が激しく 降るおそれも。11日(土)から12日(日)にかけても全般に雨で、大雨のおそれ があります。十分ご注意を。  暖かく湿った空気が流れこんでくるため、蒸し暑くなりそうです。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年6月 5日 (日)

日曜日にメルマガ,九州北部も梅雨入り!

ども,土曜日は糸島半島巡り蒙古山・妙見山をさまよった(た)です.
今日の日曜日は朝雨がパラパラしたのですが,ついに九州北部地方も5日梅雨入り(平年6月5日ごろ,昨年6月12日ごろ)です.
毎年のことですが,これから一月余り,曇りや雨の日が多く災害に注意が必要になります.
さて,台風2号も含め(ま)のメルマガです.


====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.2号 ==================================================================== ◆季節はずれの台風2号接近  5月29日(日)に、台風2号が九州の南海上を通過し、九州南部の一部が風 速25メートル以上の暴風域に入ったほか、九州のほぼ全域が風速15メートル 以上の強風域に入りました。  台風2号は、海水温の高いフィリピンの東海上を比較的ゆっくりと北上し たため、勢力がピークとなった27日(木)ごろには中心気圧が 920ヘクトパス カル、最大風速55メートルの猛烈な台風となりました。  その後、南西諸島から九州の南海上へと進む間にやや勢力を弱めたものの、 最大瞬間風速は沖縄県那覇市では28日(土)に55.3メートル、鹿児島県沖永良 部で29日(日)に43.2メートルを観測し、いずれも5月としては観測史上最高 の記録となりました。  また、鹿児島県屋久島では29日(日)に24時間降水量 455.5ミリを観測し、 年間を通しての観測史上最高の記録となりました。  5月にこのような勢力の台風が九州に接近することはたいへんまれなこと です。今回は日本の南で太平洋高気圧の北への張り出しが強まっていたため、 その縁をまわるようにして台風が日本列島へと進んできたものです。  台風2号は、九州の南を通過後、29日(日)午後3時に四国沖で温帯低気圧 に変わりましたが、その後も翌30日(月)にかけて東日本、北日本に強風や大 雨をもたらしました。 -------------------------------------------------------------------- ◆5月は記録的多雨のところも  今週1日(水)に、気象庁から5月の天候のまとめが発表されました。5月 は、早い時期から梅雨前線が九州に近づくことが多かったこと、さらに台風 1号、2号が相次いで九州に接近したことから、広い範囲で降水量が平年を 上回り、特に山口県や九州北部では平年の2倍以上にも達したところがあり ました。  山口市では5月の降水量が411.5ミリ(平年比205%)に達し、5月としては 観測史上1位の記録となりました。また、下関市では341.5ミリ(同206%)、 福岡県飯塚市では329.5ミリ(同202%)で、それぞれ観測史上2位。山口県萩 市は306.5ミリ(同208%)、福岡市は277.5ミリ(同195%)、鹿児島県屋久島で は886.5ミリ(同201%)で、それぞれ観測史上3位の記録となりました。  また、日照時間は各地で平年を下回り、鹿児島県沖永良部は5月の日照時 間が61.7時間(平年比39%)で、5月としては日照時間の短い方から観測史上 1位。山口市は149.4時間(同76%)、長崎県五島市福江は113.4時間(同61%)、 鹿児島県奄美市名瀬は56.9時間(同45%)で、観測史上2位の記録となりまし た。 気象庁「5月の天候」 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko1105.pdf -------------------------------------------------------------------- ◆気象協会ケータイサイトがさらに便利に!  日本気象協会が運営する携帯公式サイト「気象協会晴曇雨」では、5月26 日より、TOPページ上で表示するコンテンツを自由に設定できる機能を新 たに追加しました。  サイト上から欲しい情報ごとに選択して閲覧するのではなく、「台風情報 と雨雲予報を一つのページで見たい」といった、その時に必要なコンテンツ だけを表示して自分だけのお天気サイトを作ることが出来ます。  これからの雨の季節、「気象協会晴曇雨」で提供しているコンテンツパー ツを組み合わせて、どうぞご活用ください。 詳しくは、日本気象協会からのお知らせ http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3845/ をご覧ください。 ------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------  毎年、いつ梅雨に入るのかという判断は難しいものです。梅雨に入っても、 初めのころは晴れ間が出ることも多く、「この日から梅雨だ」と1本のライ ンを引くのは難しいものだからです。  特にことしはいつもの年とは少し違う状況になっており、苦労をしていま す。ことしは、5月23日に九州南部が梅雨入り、続いて26日に中国、四国、 近畿、27日に東海、関東甲信と続々と梅雨入りが発表されたのですが、九州 北部だけが取り残されたような格好になってしまったためです。  最近は、なぜ九州北部は梅雨入りしないのか?という問い合わせが次々と やってくる状況になっています。  梅雨入りは客観的な基準がある訳ではありません。梅雨前線などの影響で それから先、ある程度ぐずついた天気が続くと予想されたら、気象台から梅 雨入りが発表されます。  ことしの場合、中国、四国などが梅雨に入った26日から、九州北部もしば らく雨が続くことが予想されましたから、ここが一つの梅雨入りのタイミン グではあったのですが、どうも台風通過後(つまり今週)に晴れ間の多い時期 も予想されたため、九州北部については梅雨入りは見送りとなったようです。  次の梅雨入りのタイミングは今週末5日(日)、ちょうど九州北部の梅雨入 りの平年日でもあります。ただ、6日(月)まで雨が降るものの、その後は梅 雨前線がやや南下し、晴れ間が多くなる可能性も。  早く梅雨に入って、すっきりしたい今日この頃なのです。 --------------------------[これからの天気]--------------------------  このところ、週末に雨が降ることが多くなっています。  3日(金)は九州北部は晴れ間が多いものの、南部は曇りで一時雨のところ も。4日(土)は九州各地で晴れるものの、5日(日)の日中は次第に雨が降り 出しそう。そして、6日(月)にかけてまとまった雨となりそうです。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================