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2011年2月17日 (木)

木曜日にメルマガ,雨あがる

 

ども,ちょっとばたばたで,更新遅れの(た)です.
ともあれ,新燃岳方面の雨も土石流を引き起こさず一息です.
さて,そのあたりも含め(ま)のメルマガです.
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        お天気Magazine九州               2011.2.17号
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◆新燃岳 小林で噴石による被害

 新燃岳では、11日(金)午前11時36分と、14日(月)午前5時07分に爆発的噴
火が発生し、これで爆発的噴火は計11回となりました。

 14日の爆発的噴火では、新燃岳から南西に約3kmの湯之野で 332パスカル
の空振が観測されました。これは、1日午前7時54分の爆発的噴火で観測さ
れた 458Paに次ぐものです。

 また、この爆発的噴火の際には、新燃岳の北東に当たる小林市で直径 1.5
~5cm程度の噴石が降り、車のサンルーフや太陽熱温水器のパネルが割れる
などの被害が発生しました。当時、新燃岳上空では南西の風が吹いており、
その風に乗って噴石が小林市方面へ流れたものと見られます。

宮崎日日新聞「小林で噴石被害82件 3日ぶり爆発的噴火」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=35695&catid=427&blogid=16
「噴石とがり重さも 人的被害危険増す」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=35730&catid=427&blogid=16


◇土石流に警戒を

 新燃岳周辺では、10日(木)~11日(金)と、14日(月)、さらに16日(水)夜か
ら17日(木)にかけて、雨が降りました。

 新燃岳南東側の都城市や高原町では、多量の灰が積もっているところがあ
り、降雨時には土石流の恐れがある状況となっています。

 今後も周期的に天気が変化し、次は20日(日)ごろに雨が降ることが予想さ
れるため、引き続き雨量などに関する情報に注意が必要です。


◇火山噴火予知連絡会 新燃岳の火山活動に関する検討結果

 今週15日(火)の火山噴火予知連絡会で、新燃岳の火山活動について検討が
行われました。

 新燃岳では、今回の火山活動が始まった1月26日から27日にかけて、大量
の火山灰などを放出しました。その後もほぼ連続的に火山灰を放出していま
したが、2月9日ごろから噴火は断続的となり、11日と14日に爆発的噴火が
発生した以外は、噴火の頻度は低くなっています。
 また、火口に出現した溶岩の蓄積量もほとんど変化が見られなくなってい
ます。

 この新燃岳の状況やGPSなどの観測データから、新燃岳に供給されるマ
グマの量は、現在、低下しているものと推定しています。
 爆発的噴火は続くものと予想されますが、当面は1月26~27日のような多
量の火山灰などを放出する噴火が発生する可能性は低くなっているものと予
想しています。

 ただ、再び多量のマグマが新燃岳に上昇すれば噴火活動が活発化する可能
性があり、今後も注意深く監視する必要があるとしています。

気象庁からの報道発表資料
http://www.jma.go.jp/jma/press/1102/15a/yochiren110215-1.pdf


[気象庁発表の火山情報]
火山活動解説資料など
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/volcano.html
火山の状況に関する解説情報
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/kaisetsu.html
噴火に関する火山観測報
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/gensho.html

[自治体による情報提供]
宮崎県
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/somu/kiki/volcano/sinmoe_funka.html
鹿児島県
http://www.pref.kagoshima.jp/bosai/saigai/h22/shinnmoe.html

[ライブカメラ]
鹿児島県姶良・伊佐地域振興局(つながりにくいことがあります)
http://kirishima-live.jpn.org/index_live.htm
気象庁火山カメラ画像
http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php
NHK鹿児島放送局
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/volcano/shinmoedake/index.html

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◆真冬の寒さ戻る

 先週後半から今週初めにかけて九州・山口は厳しい寒さに見舞われました。

 まず、10日(木)夜は、九州の南海上を通過した低気圧の影響で、山沿いで
雪。
 続いて11日(祝)夜から12日(土)にかけては、対馬海峡で発生した低気圧が
発達しながら山口県付近へ進んだため、九州北部・山口県を中心に広範囲で
雪。特に低気圧が直撃する形となった山口県では雪が強まり、山口市では12
日(土)の昼頃、最大で14cmの積雪が観測されました。また、九州や山口県の
北部沿岸部では雪を伴った暴風が吹き荒れました。
 13日(日)にはいったん小康状態になったものの、14日(月)には再び九州の
北と南に発生した低気圧の影響で、山沿いでは雪。そして、北部沿岸部では
14日夜はまた暴風となりました。

 2月に入り、暖かい日が続いていただけに、一段と厳しく感じられる寒波
となりました。

読売新聞「九州・山口に積雪、交通に乱れ・小倉競馬も中止」
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110212-OYS1T00364.htm

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 今週14日(月)の夜、テレビ各局が、東京で突然降りだした雪のニュースば
かりになりました。
 夕方に気象庁が出した情報では、23区内では積雪しない見込みだったのに、
夜になってどんどん積もりだしたというのです。(といっても大手町の積雪
は2cmどまりでしたが)

 当日は、関東の南海上を低気圧が通過する典型的な「南岸低気圧」パター
ン。気象庁は、当初、23区内では夜でも気温が5度ぐらいあると見て、雨が
主体だと見ていたのですが、実際には1度ぐらいまで気温が下がったため、
雪になってしまったとのこと。
 南岸低気圧で、雪が降るのか?それとも雨が降るのか?というのはなかな
か難しいことが多いもの。しかも東京23区内でという狭いエリアで予想をす
るのは、やはり難しいものだと感じさせられました。

 それにしても、東京で雪が降ると、すぐに全国向けに臨時ニュースが始ま
るんですねぇ。あの夜は、NHKで雷についてのおもしろい番組の再放送が
予定されていたのですが雪のニュースのために延期に。しかも番組のホーム
ページを見たら、次の再放送日は3月22日。遠すぎる…。
 
再放送が延期になったワンダーワンダー「見えない雷 2万分の1秒の世界」
http://www.nhk.or.jp/wonder/program/55/index.html

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 週末も九州南部を中心に天気が崩れる見込みです。
 18日(金)は天気は回復し、次第に晴れ。しかし、19日(土)は九州南部から
次第に雲が広がり、20日(日)は、九州南部を中心に雨が降る見込みです。
 新燃岳周辺では土石流に注意が必要です。
 しばらくは強い寒気の南下はありませんが、18日(金)は北風が少し冷たく
感じられそうです。

※今週は「[お天気の豆知識」はお休みしました。
                                (ま)
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  日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
   配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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        お天気Magazine九州               2011.2.10号
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◆新燃岳 土石流に注意を

 宮崎・鹿児島県境に位置する霧島山(新燃岳)は、活発な活動を続けていま
す。爆発的噴火は先週3日(木)午前8時09分の9回目のものを最後に発生し
ていませんが、噴火を繰り返しています。

 9日(水)に行われた上空からの観測によると、火口内に蓄積された溶岩は
直径 600m程度で大きな変化は見られないとのことです。

 新燃岳は今後も大きな噴火をする恐れがあり、火口から概ね4kmの範囲で
は大きな噴石に、また火口から概ね3kmの範囲では火砕流に警戒が必要です。

 新燃岳周辺では10日(木)夜から11日(金)未明にかけて、1時間に5ミリ、
総雨量15ミリ程度の雨が予想され、土石流に注意が必要です。
 さらに、来週14日(月)にもまとまった雨が降ることが予想されます。


◇新燃岳噴火に伴う土砂災害の緊急調査の結果

 4日(金)に国土交通省から、霧島山(新燃岳)噴火に伴う土砂災害に関する
緊急調査の結果が公表されました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/river03_hh_000290.html

 それによると、1月29日のの調査時点で、新燃岳から南東方向に宮崎県の
海岸部にかけての広い範囲で1mm以上の灰が堆積、さらに新燃岳から南東に
約20km程度の地域では1cm以上の灰の堆積があるとのことです。

 この灰の堆積の状況をもとに、土石流による被害のおそれが高まっている
と見られる土石流危険渓流として、宮崎県都城市と高原町内の計35か所が抽
出されました。

 また、避難のための参考基準として、2000年の三宅島噴火の際に、時間4
mmの降雨で土石流が発生した事例があるため、時間4mm以上の強さの降雨が
予想される際には、土石流による被害のおそれがあるとしています。
 ただし、この雨量基準については、今後の降雨と土石流の発生状況に応じ
て見直しを行う予定です。


◇霧島山(新燃岳)上空の風 時系列予測を提供

 日本気象協会九州支社では、降灰などへの対応に役立てていただくため、
霧島山(新燃岳)上空の風向・風速の時系列予測を公開しています。

 パソコンからは、「お天気Web九州」( http://www.jwaq.gr.jp/ )内の
お知らせをご覧ください。
 携帯電話からは、NTTドコモ、au、ソフトバンクの公式サイト「気象
協会晴曇雨」をご覧ください。


[気象庁発表の火山情報]
火山活動解説資料など
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/volcano.html
火山の状況に関する解説情報
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/kaisetsu.html
噴火に関する火山観測報
http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/gensho.html

[自治体による情報提供]
宮崎県
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/somu/kiki/volcano/sinmoe_funka.html
鹿児島県
http://www.pref.kagoshima.jp/bosai/saigai/h22/shinnmoe.html

[ライブカメラ]
鹿児島県姶良・伊佐地域振興局(つながりにくいことがあります)
http://kirishima-live.jpn.org/index_live.htm
気象庁火山カメラ画像
http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php
NHK鹿児島放送局
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/volcano/shinmoedake/index.html

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◆来週初めにかけて大雪に注意!

 2月に入ってから暖かい日が続いてきましたが、来週初めにかけては一転
して雪や寒さへの注意が必要です。

 まず、10日(木)夜は九州の山沿いで雪が降り、積雪のおそれ。
 さらに11日(祝)夜から12日(土)にかけては九州北部を中心に雪。九州北部
は平野部でも雪が積もるおそれがあります。また、北寄りの風がたいへん強
く、荒れた天気となることが予想されます。
 また、14日(月)も雨や雪が降る見込みです。

 このほか、近畿、東海、関東など太平洋側の地方でも、12日(土)にかけて
と、14日(月)に雪が降り、積雪の恐れがあります。

 来週初めにかけて、全国的に交通機関などに大きな影響が出るおそれがあ
りますので、お気をつけ下さい。

最新の気象情報は、「お天気Web九州」
http://www.jwaq.gr.jp/
をご覧ください。

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◆花粉飛散開始遅れる

 例年、九州では2月初めからスギ花粉の飛散が始まりますが、ことしはま
だ本格的な飛散が始まったところはありません。これは、1月のたいへん厳
しかった寒さが影響しているものと見られます。

 来週初めにかけては、気温が低くなるため、スギ花粉の飛散は引き続きほ
とんどないものと予想されます。
 ただし、来週後半以降、寒さが緩むと、いよいよスギ花粉の飛散が始まる
可能性がありますので、花粉症の方はお気をつけ下さい。

tenki.jp 花粉情報
http://tenki.jp/pollen/

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 新燃岳の火山活動が活発になってから2週間。この間に、大量の降灰や空
振などによる被害が発生しました。そして、降灰によって起こる土石流につ
いて、注意が必要な状況になってきました。

 降灰に伴う土石流といえば、九州では雲仙普賢岳の噴火に伴って発生した
土石流が思い出されます。
 長崎県南島原市の「道の駅みずなし本陣」横の「土石流被災家屋保存公園」
には、平成4年8月の土石流により被災した家屋、11棟が保存されています。
 私も訪れたことがありますが、平均 2.8mも土砂や石で埋没しているとい
う家屋は、土砂の上からやっと屋根が見えるというような信じられない状況
になっています。

 今回の新燃岳噴火については、今のところ、どの程度の雨が降ればどの程
度の土石流が起こるのかはっきりせず、今後の状況を見ながら、避難を判断
する基準や、大雨や洪水の警報・注意報の発表基準の変更などが行われてい
くものと見られます。
 霧島山周辺は湿った空気がぶつかって雨雲が発達しやすく、これからの季
節は激しい雨が降ることが多くなっていきます。
 引き続き新燃岳の噴火に備えるとともに、土石流災害に対しても長期間に
わたり十分に注意・警戒をしていく必要があります。
 
道の駅みずなし本陣「土石流被災家屋保存公園」
http://www.shimabara.jp/mizunashi/boulder/index.htm

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 来週初めにかけて雪に注意を。
 上記の「来週初めにかけて大雪に注意!」の通り、来週初めにかけて大雪
のおそれがあります。また、12日(土)と14日(月)を中心に厳しい寒さとなり
そうです。
 全国的にも広い範囲で大雪が予想されます。私立大学などの入試のシーズ
ンにも当たっていますが、交通機関などに大きな影響が出るおそれがありま
すので、十分ご注意ください。
 また、いったん暖かさに慣れた後だけに、急な気温の変化で体調を崩した
りしないようにお気をつけ下さい。

※今週は「[お天気の豆知識」はお休みしました。
                                (ま)
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  日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
   配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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