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2010年10月29日 (金)

金曜日はメルマガ,奄美に台風接近

ども,昨日の東京出張で11月下旬並の寒さに体調不良の(た)です.
強い寒気が流れているためですが,そんな時期にも関わらず,台風が心配です.

Radar_anime02
←気象レーダを見ると,奄美大島の東海上を進んでいるのがわかります.
奄美地方は,29日日中が雨風のピークになる模様です.










早く雨風波がおさまって欲しいものです.

台風を含め(ま)のメルマガです.

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        お天気Magazine九州               2010.10.28号
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◆台風14号、奄美に接近

 24日(日)にフィリピンの東海上で発生した台風14号は、勢力を強めながら
北上し、沖縄本島、奄美の東海上へと北上しています。28日(木)夜の段階で
台風の中心気圧は 935ヘクトパスカル、最大風速は45メートルと非常に強い
勢力を保っています。

 先週の豪雨で大きな被害を受けた鹿児島県の奄美地方は、29日(金)にかけ
て台風14号がもっとも接近するものと見られ、台風の雨による土砂災害の発
生や暴風、高波などに警戒が必要な状況となっています。

 また、台風は30日(土)には九州の南東海上を北東へ進むものと予想されま
す。今のところ、九州への直接的な影響は比較的小さいものと見られますが、
30日を中心に北東の風が強まり、海上は太平洋側を中心にしけるところがあ
る見込みです。また、30日は雨が降るところが多く、宮崎県など太平洋側で
は雨量が多くなる可能性もあります。

 今後の台風14号の動きにご注意ください。

最新の台風の進路は「お天気Web九州」
http://www.jwaq.gr.jp/
をご覧ください。

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◆奄美大島豪雨の解析雨量図を公開

 先週20日(水)を中心とした奄美大島の記録的豪雨について、解析雨量(気
象レーダーとアメダスなどから推定した雨量)の移り変わりを動画にしたも
のを「お天気Web九州」で公開しました。
 特に大きな被害が出た奄美市住用町周辺で、20日昼ごろから昼過ぎにかけ
て連続的に猛烈な雨が降った様子などが分かる画像となっています。

詳しくは、「お天気Web九州」のお知らせ
http://www.jwaq.gr.jp/jwaq/info.html
をご覧ください。

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◆12月は寒さ厳しく

 今週25日(月)に気象台から11月から来年1月にかけての3か月予報が発表
されました。
 それによると、特に12月は西日本に寒気が流れ込みやすく、寒さが厳しく
なりそうです。九州では、月別におおむね次のように予想されます。

 11月 天気は秋の周期変化パターン。
    気温は平年よりやや高めの傾向が続く。
 12月 西日本中心に寒気が流れ込みやすく、寒さが厳しい。
    冷たい北風が強く吹き、雪が降る日も例年より多くなりそう。
 1月 冬型の気圧配置となる日が多く、寒い日が多い。

 現在、赤道太平洋東部の海面水温が例年より低くなるラニーニャ現象が発
生しており、冬まで持続することが予想されています。ラニーニャ現象発生
時には、冬は西日本で気温が低くなる傾向があり、この冬もその影響が現れ
ることが予想されます。

3か月予報
九州北部
http://tenki.jp/long/detail-10.html?forecast_span=three_month
九州南部・奄美
http://tenki.jp/long/detail-11.html?forecast_span=three_month

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【遅い台風上陸】
 台風14号は週末にかけて、九州、四国の南海上を北東へ進み、31日(日)ご
ろには関東付近に接近し、場合によっては上陸するおそれもあります。

 日本に台風が上陸したもっとも遅い記録は、1990年11月30日に和歌山県白
浜町の南に上陸した台風28号ですが、2番目に遅い記録となると1967年10月
28日に愛知県南部に上陸した台風34号で、その間には1か月以上もの開きが
あります(1967年は台風の発生がもっとも多く、39個もの台風が発生した年
でもあります)。
 ですから、もし、今回の台風14号が日本列島に上陸すれば、史上2番目に
遅い上陸ということになります。

 ちなみに九州へのもっとも遅い台風上陸は、1998年の10月17日に鹿児島県
枕崎市付近に上陸した台風10号です(この年は台風が16個しか発生せず、も
っとも発生数が少なかった年です)。

気象庁 台風上陸日時のランキング
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/ranking/late_early_l.html

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 先週20日(水)、奄美大島は1時間 130ミリ以上もの猛烈な雨が降るなど、
記録的な豪雨に見舞われ、大きな被害が出ました。
 10月のこの時期になってそのような記録的な豪雨が起こったことに驚かさ
れるとともに、土砂災害などによって道路や電話などが途切れると途端に被
害の状況を把握することさえも困難になってしまうという島特有の災害の恐
ろしさを感じさせられた災害でした。

 今回の豪雨をめぐっては、被害の状況や豪雨の原因などさまざまな報道が
されていますが、その中で南日本新聞の記事を読み、今回の災害の怖さをま
ざまざと感じさせられました。それがこちらです。
http://373news.com/_kikaku/amami_gouu/index.php?storyid=27439#news
 豪雨が降りだした直後に、今回の豪雨でもっとも大きな被害が出た住用町
に入った記者が、土砂崩れで住用町から出られなくなり、記者自身が土砂崩
れに遭った老人ホームのお年寄りを救出に加わった際のルポです。その救出
を始める際、その場にいた人たちに奄美市住用総合支所長は、「外部からの
応援は来ない。ここにいるメンバーで何とかするしかない」と呼びかけたと
いいます。

 豪雨の復旧作業が始まった矢先の今回の台風14号接近。どうか被害が出ず
に台風が過ぎ去ることを祈りたいと思います。

※奄美豪雨に関する資料です。
鹿児島地方気象台・名瀬測候所
「平成22年10月18日から20日にかけての鹿児島県奄美地方の大雨について」
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/chosa/saigai/20101018-20_amami.pdf
気象庁「前線による大雨」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/new/jyun_sokuji20101018-21.pdf
国土交通省砂防部
「10月20日からの豪雨による奄美地方における土砂災害について」
http://www6.river.go.jp/riverhp_viewer/entry/y2010eec4eab7848fbd3a319f62164e675b8826816cba5.html

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 週末にかけて台風14号の動きに注意を。
 29日(金)は九州は晴れるところが多い。30日(土)は台風が九州にもっとも
近づくため、全般に北東の風が強く雨。31日(日)には天気は持ち直すが、九
州北部を中心に雨が残るところも。
 なお、31日(日)には、台風が関東地方などに接近し、全国的に交通機関に
影響が出るおそれもありますので、こちらもご注意を。
                                (ま)
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  日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/

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