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2009年9月

2009年9月29日 (火)

山口県防府西高校裏山

山口県防府西高校裏山
ども、携帯から(た)です。
本日山口出張、小郡から防府市内に向かう途中の防府西高校裏山の現場です。縦50横10メートルくらいでしょうか。

凄まじい…

2009年9月28日 (月)

月曜日にメルマガ!

すいません,サボリですね.(ま)のメルマガです.

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        お天気Magazine九州               2009.9.24号
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◆この冬は暖冬に

 24日(木)に、気象庁から「寒候期予報」が発表されました。寒候期予報は、
秋から冬にかけての予報で、毎年3月25日ごろに発表される「暖候期予報」
と並んでもっとも長い期間の予報です。

 それによると、九州では、秋から冬にかけて気温が平年より高い傾向が続
く見込みです。秋は紅葉が遅れるなどの影響が考えられるほか、冬は暖冬で
あまり冬らしくない冬となるかもしれません。

 この夏の不順な天候はエルニーニョ現象の影響であったと考えられていま
すが、エルニーニョ現象が発生していると、冬は暖冬になる傾向があります。
 現在、発生しているエルニーニョ現象は冬にかけて続くことが予想され、
冬の天候もその影響を受けることとなりそうです。

気象庁 10~12月の予報
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/000_1_10.html
冬の予報
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/000_1_30.html

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◆震度速報が早くなります

 10月1日午後1時から、地震速報の発表が早くなります。
 地震速報は、地震発生後、震度3以上の揺れが観測された地域名を知らせ
る情報で、これまでは地震発生から約2分後までに収集された震度をもとに
発表されていました。
 しかし、10月1日以降は、それが30秒ほど早まり、地震発生から約1分30
秒までに短縮されます。

 これにより、震度速報の第1報に間に合わない地点が増えることが想定さ
れますが、その場合には、震度速報の続報が発表されるということです。

 地震発生後の初動対応がさらに早まることなどが期待されます。

気象庁「震度速報のより早い提供について」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0909/18a/shindosokuhou200909181400.pdf
http://www.jma.go.jp/jma/press/0909/18a/shindo_sankou.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【伊勢湾台風】

 ちょうど50年前の1959(昭和34)年9月26日、伊勢湾台風が和歌山県潮岬に
上陸し、死者・行方不明者5,098名、負傷者約3万9千名、住家全半壊約15
万棟など、まさに未曾有の被害を生じました。

 伊勢湾台風は、猛烈な暴風を伴って紀伊半島から北陸へ北上しました。そ
れに伴い、台風の東側に当たる伊勢湾では、南からの強い風によって海水が
吹き寄せられ、大規模な高潮が短時間のうちに発生しました。死者・行方不
明者の多くは、その高潮によるものです。

 当時はまだ気象衛星がなかったため、太平洋から北上してくる台風を早い
段階で把握し、備えることができませんでした。そこで計画されたのが富士
山レーダー。日本一高い場所にレーダーを設置することで、遠くにある台風
を把握しようとしたのです。
 富士山レーダーは、困難に遭いながらも1964(昭和39)年に富士山の頂上に
完成し、台風のいち早い観測に威力を発揮することとなりました。

気象庁 災害をもたらした気象事例「伊勢湾台風」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/1959/19590926/19590926.html
富士山レーダードーム館
http://www.fujiyoshida.net/forms/menugrouptop/menugrouptop.aspx?menugroup_id=139
(富士山レーダーは、富士山頂での観測を終え、現在は麓の山梨県富士吉田
 市で展示されています)

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------

 今週、オーストラリアのシドニーが真っ赤になってしまった様子がニュー
スで報じられていました。それがこちら。
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2644930/4653010

 青い海に白いオペラハウスというイメージがあるシドニーが、まさに街中、
真っ赤になっています。これは、オーストラリア内陸の砂漠で砂嵐が発生し、
シドニーまで飛んできたもので、こんなひどいものは70年ぶりとも言われて
いるそうです。
 ちょうど中国の北京などが黄砂に襲われた時の様子に似ていますが、それ
に比べて赤いのは、舞い上がった砂が鉄分を多く含んでいるためだというこ
とです。

 なぜ、こんなことが起こったのか? それにもまたエルニーニョ現象が影
響している可能性があります。オーストラリアは、エルニーニョ現象の影響
が顕著に表れ、干ばつに見舞われることが多いためです。
 オーストラリアといえば、コアラが暮らすのどかなイメージも強いのです
が、実は内陸部は広大な砂漠。それがさらに干ばつに見舞われたことによっ
て、大量の砂が舞い上がったということも考えられます。

 世界の天候に大きな影響を与えるエルニーニョ現象は、まだ長期間にわた
って続くことが予想されています。日本への影響も含め、十分に注目してお
く必要があります。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 来週はちょっと遅めの秋雨となりそうです。
 25日(金)から26日(土)はだいたい晴れ。日中、内陸部を中心に30度を超え
るところも多く、暑くなりそう。27日(日)は次第に雲が広がり、28日(月)以
降は前線の影響で雨が降る日がしばらく多くなりそうです。
                                (ま)
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  (財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
   配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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2009年9月25日 (金)

残暑厳しき折り

残暑厳しき折り
ども、携帯から(た)です。

視覚でさわやかを(^^;)

福岡市大濠公園です

2009年9月20日 (日)

本日防災訓練

ども、携帯から(た)です。
 
消火器で風船割りです

2009年9月19日 (土)

土曜日にメルマガ,連休は好天スタート

ども,昨日の東京出張(東京は人が多い!!)の疲れをいやしている(た)です.
連休がスタートですね.天気は上々のようで,予定を入れている方にはばっちりですね.
私も田舎に母の顔を見に帰ります^_^;
さて,連休もいろいろ心配性(?)の(ま)のメルマガです.

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        お天気Magazine九州               2009.9.17号
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◆「異常気象レポート2009九州・山口県・沖縄版2009」

 今週17日(木)に、福岡管区気象台などから「異常気象レポート九州・山口
県・沖縄版2009」が公表されました。

 前回は2006年版として九州・山口県に関する異常気象レポートが公表され
ましたが、今回は、その後の新しいデータや沖縄県に関するデータが追加さ
れたほか、掲載されているテーマも増えています。

 これまでに起こっている気温上昇や大雨や台風の変化の傾向、副振動など
海洋に関する情報、さらに今後の地球温暖化による天候変化の予測まで、こ
れだけで気候変化についてのかなり多くのことが分かる内容となっています。

福岡管区気象台「異常気象レポート九州・山口県・沖縄版2009」
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/chosa/report/report2009.html

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◆少雨続く

 17日(木)、九州南部・奄美地方に「少雨に関する情報第2号」が発表され
ました。
 九州は12日(土)に広い範囲で雨が降ったものの、8月以降、かなり雨量が
少ないところが多く、少雨傾向を解消するほどの雨にはなっていません。特
に鹿児島市では、8月1日から9月16日までの降水量が28.5ミリで、平年の
8%と極端に雨が少ない状態が続いています。

 例年、9月は台風の影響でまとまった雨が降ることが多いのですが、こと
しは台風の影響もなく、今後もまとまった雨は予想されません。少雨傾向は
かなり長引く可能性がありますので、水や農作物の管理などに十分にお気を
つけください。

「少雨に関する九州南部・奄美地方気象情報第2号」
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_04_827_20090917110028.html

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【高潮注意報】

 最近、九州の沿岸部の地域に高潮注意報が発表されていることがあります。
 高潮といえば、まず思い浮かべるのは台風。台風の際には、気圧が下がり、
海面が盛り上がるのと、湾などで強風により海水が吹き寄せられることによ
り、高潮が発生し、時には大規模な災害になることもあります。

 しかし、最近の高潮注意報は台風などとはまったく関係ありません。
 8月から9月は、一年でもっとも海水温が高くなります。海水は温められ
るとわずかに膨張するため、海面が高くなります。つまり、8月から9月は
一年でもっとも海面が高くなる時期でもあるのです。
 このために、特にその中でも満潮時の海面が高くなる大潮のころには、高
潮注意報が発表されることがあるというわけです。

 高潮注意報の発表基準は、主要な港での潮位であらかじめ決められており、
それに達するおそれがある地域に対して、高潮注意報が発表されることとな
ります。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------

 さぁ、いよいよ秋の大型連休がやってきます。敬老の日が少し遅く秋分の
日の2日前の月曜日に当たり、その谷間が国民の休日になるおかげでできた
5連休、シルバーウィークなんていう呼び方もされているようですね。

 しかし、この秋の大型連休、ずーっと前から心配していたことがあります。
それは台風です。9月の後半の時期というのは、大型台風が九州にやってく
ることがとても多いのです。
 たとえば、熊本県の高潮災害など九州に大きな被害をもたらした1999年の
台風18号は、九州接近が9月23日から24日。九州に記録的な暴風をもたらし
た1991年の台風19号は九州上陸が9月27日。歴史上の有名な台風でも、1945
年の枕崎台風は、九州上陸が9月17日。青函連絡船の洞爺丸が沈没したこと
で有名な1954年の洞爺丸台風も、津軽海峡に行く前に九州に上陸していて、
それが9月26日―といった具合です。 

 もし大型台風でもやってきたら私たちは何が何でも仕事をしなければなら
なくなったりしますので、それを考えるとなかなか遠出の旅行なんていう予
定を入れづらくなってしまいます(結果的には、台風とは全然関係なく、私
の予定はまっさらですが)。

 ちょうど今、小笠原諸島の南を大型で非常に強い台風14号が北上していま
すが、これは、関東の南東海上を離れて通り、日本の東へ離れていく見込み。
小笠原諸島以外への影響は小さく、平和な大型連休を迎えることができそう
です。

気象庁「災害をもたらした気象事例」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/index.html

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 5連休は、前半は好天、後半はやや不安定な天気となりそうです。
 18日(金)から20日(日)ごろにかけては晴れ。さわやかな陽気で、朝晩は内
陸部で肌寒くなりそう。21日(祝)あたりからだんだん雲が広がりやすくなり、
22日(休)から23日(祝)は雲が多く雨が降る可能性もあります。
 太平洋側では、台風14号の影響で、週末にかけてうねりを伴い波が高くな
りますので、釣りなどはご注意ください。
                                (ま)
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  (財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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2009年9月13日 (日)

秋晴れ、ソフトボール日和

ども、携帯から(た)です。
グランドコンディションも上々(^^;)、さて試合開始です

2009年9月12日 (土)

土曜日にメルマガ,雨から天気回復,日曜日は秋晴れ

ども,本日自分の野球の試合と子供の体育祭が雨で中止,ごろごろの一日
だった(た)です.
これまで晴の日が続いていたので,まあ仕方ないですかね~.
ともあれ,娘小野体育祭はあす,私のソフトボールもあす,秋空の下で行えそうです.
まだ日焼けには十分注意!あ,熱中症も!

さて,盛りだくさん(ま)のメルマガです.

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        お天気Magazine九州               2009.9.10号
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◆少雨に関する情報

 今週、九州各地に気象台から少雨に関する情報が発表されました。

 九州北部・山口県についての少雨に関する情報は8日(火)に発表されまし
た。8月1日から9月7日までの降水量は、長崎市や熊本市で平年の3割前
後、その他の各地でもだいたい平年の半分前後と非常に少なくなっています。

 九州南部・奄美についての少雨に関する情報は、10日(木)に発表されまし
た。8月1日から9月9日までの降水量は、鹿児島市で24.0ミリで平年のわ
ずか8%と極端に少ないほか、鹿児島県内で軒並み平年の2割から3割程度
と非常に少なくなっています。

 ことしは九州への台風への影響がほとんどないほか、秋雨前線も現れない
状態となっていることが原因と考えられます。
 今後も一時的に雨が降る日はあるものの、少雨を解消するほどのまとまっ
た雨は当分ない見込みです。農作物の管理などに注意が必要です。

「少雨に関する九州北部地方気象情報」
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/109_04_807_20090908143216.html
「少雨に関する九州南部・奄美地方気象情報」
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_04_827_20090910110024.html

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◆エルニーニョ、冬にかけて持続

 10日(木)に、気象庁から「エルニーニョ監視速報」が発表されました。そ
れによると、赤道太平洋東部のエルニーニョ監視海域では、8月の平均海面
水温が基準値+0.8度となっており、エルニーニョ現象が発生しています。

 気象庁の今後の予想では、冬にかけてエルニーニョ現象が持続するとされ
ています。
 エルニーニョ現象が発生している時には、九州では、秋では晴れることが
多く、冬は暖冬になる傾向があります。

 ことしの夏は、エルニーニョ現象の影響で不順な天候になったと考えられ
ています。エルニーニョ現象が、これから冬にかけての天候にどのような影
響を与えるのか、引き続き注目されます。

気象庁「エルニーニョ監視速報」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0909/10a/c_kanshi_joho.pdf
「エルニーニョ現象発生時に現れやすい秋の天候の特徴」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0909/10a/sankou200909.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【秋霖(しゅうりん)】

 秋の長雨のことを、「秋霖」といいます。「霖」という字には、3日以上
降り続く雨という意味があるそうです。

 一般的に、季節の変わり目には天気がぐずつきやすい時期があります。そ
の代表格は、春から夏への境目にある梅雨です。そして、九州では梅雨ほど
の雨は降りませんが、夏から秋への季節への変わり目に「秋霖」があります。
 この秋霖をもたらすのが、秋雨前線。梅雨と同じように、前線が九州付近
に停滞すると、雨が何日も続くことがあります。

 九州では、8月下旬から9月ごろにかけて、秋霖が見られることが多いの
ですが、年によってもさまざまで、ほとんど秋霖がない年もあれば、台風の
影響も加わって大雨が降ることもあります。

 ことしはこれまでのところ、秋雨前線の影響がほとんどなく、少雨傾向の
ひとつの原因となっています。長期予報によると、今後も秋雨前線の影響は
小さい見込みで、秋霖はほとんど見られずに終わってしまうかもしれません。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------

 8月25日の朝、気象庁が誤報の緊急地震速報を発表してしまった際に、東
京など関東に住んでいる方の携帯電話で緊急地震速報を知らせる警報音が鳴
ったという話をいくつか聞きました。この誤報は対象地域が人口が集中する
関東であったこともあり、かなり多くの携帯電話で緊急地震速報を知らせる
警報音が鳴ったようです。

 しかし、この携帯電話の緊急地震速報、携帯電話会社が限られていたり、
機種が限られていたり、さらには機種によっては自分で設定が必要だったり
と、なかなか複雑です。
 それがうまくまとめられている記事を見つけました。それが、この日経ト
レンディの記事です。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20090909/1028760/?P=1

 まず、現在、緊急地震速報を受信できるのは、ドコモとau。ソフトバンク
はこの秋に対応予定だということです。そして、ドコモとauでも、比較的新
しい機種でのみ受信が可能で、しかもその中でも、最近の機種は設定なしで
受信がされるようになっていますが、それよりも前のものは自分で受信する
ように設定しなければいけないということでけっこう複雑です。

 携帯電話の説明書は驚くほど分厚いですから、多分、緊急地震速報の設定
なんていうところまで読む人は少ないはず。しかし、緊急地震速報はある日
突然、発表されるものですから、ぜひ自分の携帯は受信ができるのかどうか、
また受信する設定になっているのか、一度チェックしておきたいものです。

NTTドコモ「緊急速報エリアメールとは」
http://www.nttdocomo.co.jp/service/safety/areamail/about/index.html
(緊急地震速報専用の警報音をホームページ上で聞くことができます)

au「緊急地震速報」
http://www.au.kddi.com/jishin_sokuho/index.html

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 今後も晴れる日が多いですが、12日(土)は雨が降るところが多くなりそう
です。
 11日(金)は全般に晴れ。さわやかな陽気が続きそうです。12日(土)は前線
の影響で、九州の広い範囲で雨。九州北部では久しぶりにややまとまった雨
になる可能性があります。13日(日)以降は回復し、再び晴天が続くようにな
りそうです。
 朝晩の気温の下がり方が内陸部を中心にだんだん大きくなってきました。
体調を崩したりしないようにお気をつけください。
                                (ま)
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2009年9月 6日 (日)

日曜日にメルマガ,残暑きびしー

本日日曜日,近所を自転車でぶらり散歩,しっかり日焼けした(た)です.
ちょいと遅くなりました,(ま)のメルマガです.
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        お天気Magazine九州               2009.9.3号
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◆九州の夏は北部で多雨、南部は少雨

 1日(火)に気象庁から、夏(6~8月)の天候のまとめが発表されました。

 まず特徴的なのは夏の降水量です。九州北部・山口県は平年より多く、山
口市は1091.5ミリ(平年比139%)、福岡市は932.5ミリ(同128%)に達しまし
た。しかし、九州南部は逆に平年よりかなり少なく、鹿児島市は441.5ミリ
(同45%)、宮崎市は652.5ミリ(同66%)しか雨が降りませんでした。
 宮崎県日南市油津と鹿児島県種子島では、観測史上、夏の降水量が少ない
ほうから第2位、宮崎県都城市と鹿児島市、鹿児島県屋久島で同じく第3位
の記録となりました。

 また、夏の日照時間は九州のほぼ全域で平年より少なく、山口県下関市は
457.5時間(平年比83%)、福岡市は443.7時間(平年比84%)などとなりました。

 この夏は、7月を中心に梅雨前線の活動が活発な状態が続きました。特に
九州北部では梅雨明けが遅れ、「中国・九州北部豪雨」が発生するなどしま
した。この影響が、統計の数字にはっきりと現れています。

気象庁「夏(6~8月)の天候」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko090608.pdf

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◆梅雨入り早まる

 気象庁では毎年9月初めに、夏全体の天候を見直した上で、梅雨入り・梅
雨明けの時期を再検討した結果を発表しています。今週1日(火)にその結果
が気象庁から発表されました。
 その結果、ことしの九州の梅雨入り・梅雨明けは以下の通りとなりました。

       梅雨入り  梅雨明け 
 九州南部  6月2日  7月12日
 九州北部  6月3日  8月4日

 当初は、九州南部・北部ともに梅雨入りは6月9日に発表されましたが、
いずれもそれが早められました。梅雨明けについては、いずれも当初の発表
通りとなっています。

 九州北部については、梅雨入りが早まったことにより、梅雨の期間が2か
月以上にもわたる62日間となりました。これは梅雨の統計がある1951年以降
で3番目に長い記録です。

 また、今回の梅雨期間の見直しで、中国、北陸、東北地方については、い
ずれも梅雨明けを「特定しない」ということになりました。これは、夏を通
して、太平洋高気圧が弱かったため不安定な天気の日が多かったためです。

気象庁「平成21年の梅雨入り・明けと梅雨時期の特徴について」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0909/01d/tsuyu2009.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【台風発生数】

 1年間に発生する台風の数の平年値は26.7個。そして、月別の平年値は次
のようになっています。

 1月 0.5個  4月 0.8個  7月 4.1個  10月 3.9個
 2月 0.1個  5月 1.0個  8月 5.5個  11月 2.5個
 3月 0.4個  6月 1.7個  9月 5.1個  12月 1.3個

 1月から8月までを合計すると14.1個になりますが、ことしは8月末まで
に発生した台風は11号までですから、平年に比べるとことしの台風の発生は
ペースが少し遅いということになります。

 なお、近年は台風の発生数が平年より少ない年が多くなっています。昨年
は22個で、平年に比べると5個ほど少ない数でした。
 最近で台風発生数が平年より多かった年というと2004年までさかのぼりま
す。この年は、29個の台風が発生し、うち10個の台風が日本列島に上陸して
大きな被害を出しました。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------

 先日の西日本新聞に「九州北部豪雨 避難勧告98%従わず」という記事が
ありました。
 これは国土交通省九州地方整備局が調査したもので、7月下旬の九州北部
の豪雨の際に、避難勧告や指示が発表された福岡、佐賀、長崎3件の36市町
について、どれだけの住民がそれに従って避難したのかを実態調査したとい
うもの。
 たとえば、猛烈な豪雨に見舞われた7月24~26日の福岡県では9市町の約
2万5500人を対象に避難指示が発表されましたが、実際に避難したのは 400
人ほどで、避難率は 1.6%だったそうです。

 一方、今週2日(水)夜にNHKで放送された「ためしてガッテン」では、
三重県尾鷲市に津波注意報が出た時に、町内のほとんどの人を避難させたと
いう町内会長さんが紹介されていました。その秘密とは、まず自分自身が避
難し、その時にごく少数の仲間と一緒に逃げたということ。「集団同調性バ
イアス」というんだそうですが、ほかの人が避難していれば自分も避難しな
ければという気持ちが働き、みんなが避難することにつながるのだそうです。
なんだか分かるような気がしますね。 

 ことしは兵庫県佐用町の大雨の際、夜間の大雨の中で避難勧告が発表され、
避難中に災害に遭う人が多数発生するということも起こりました。
 大雨などの際、いかにして多くの人が安全に避難をするか、これは今後も
しっかりと考えていかなければいけない課題です。

西日本新聞「九州北部豪雨 避難勧告98%従わず」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/117976
NHK「ためしてガッテン 地震!台風!集中豪雨 災害で死なない新技術」
http://cgi2.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20090826

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 今後は晴れる日が多くなりそうです。
 4日(金)は、九州東部の宮崎県や大分県で曇りや雨のところがあるものの、
ほかは大体晴れ。5日(土)以降、来週にかけては、高気圧に覆われ、全般に
晴天が続く見込みです。
                                (ま)
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