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2009年8月

2009年8月28日 (金)

金曜日はメルマガ

ども,会社で朝使った折り畳み傘を畳んでいる(た)です.

前線に伴う雨が南下中です.
朝心配した強い雨雲は,陸地にはあまりかかってなくて,ちょと安心です.

さて,(ま)のメルマガです.

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        お天気Magazine九州               2009.8.27号
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◆8月の低温記録を更新

 今週の九州は、北を通過した移動性高気圧に覆われ、気持ちのよい晴天が
続きました。日中は日ざしで気温が上がっても湿度が低いため蒸し暑さは少
なく、朝晩はとても涼しい日が続きました。

 特に26日(水)の朝は、九州北部の内陸部を中心に気温が大きく下がり、8
月としては記録的な気温の低さとなったところがありました。
 大分県の由布市湯布院で12.0度、熊本県の南小国町と阿蘇市乙姫で12.5度
まで下がったのをはじめ、福岡県の北九州市、太宰府市、久留米市、大分県
の中津市、熊本県の山鹿市などで、8月としては観測史上もっとも低い最低
気温が観測されました。

 近年は、8月の終わりや9月になっても残暑が長引くことが多く、今回の
ように最低気温の記録が更新されるのは珍しいことです。

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◆誤報の緊急地震速報

 今週25日(火)の午前6時37分ごろ、気象庁から千葉県、茨城県、東京都23
区、神奈川県東部、埼玉県南部に緊急地震速報が発表されました。しかし、
震度1以上の揺れは観測されず、その後の調査でこの緊急地震速報は誤報で
あったことが判明しました。

 緊急地震速報の内容の通り、地震はたしかに千葉県東方沖で発生していた
のですが、速報の見積もりに比べて実際の地震の規模がはるかに小さかった
ために、陸地では体に感じるような揺れにはならなかったものです。

 気象庁でその原因を調べたところ、千葉県内にある地震観測点から異常に
大きな地震の振幅のデータが気象庁に送られ、緊急地震速報のための計算に
影響を与えたことが分かりました。
 また、地震観測点が異常なデータを送った原因は、前日に地震計の業者が
行った地震計のソフトウェアの改修の際に、変更してはならない部分まで変
更を行ったためであることが判明しました。

気象庁
「緊急地震速報の誤報について」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/25a/200908251030.html
「緊急地震速報の誤報について(第2報)」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/25b/200908251700.html
明星電気「緊急地震速報の誤報についてのお詫び」
http://www.meisei.co.jp/news/2009/0825_348.html

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【二百十日】

 「二百十日」(「にひゃくじゅうにち」ではありません、「にひゃくとお
か」です)は、 立春から数えて 210日目のこと。昔から台風がくることが
多く、農作物など特に注意を要する厄日とされてきました。
 ことしのように9月1日に当たることが多いのですが、年によっては1日
程度前後することがあります。

 では、本当に9月1日に台風がくることが多いのかというとそうでもなく、
過去に大きな被害を出した台風の接近・上陸日は、むしろ9月中頃から9月
末に集中しています。
 二百十日の頃は、稲の開花の時期に当たり、もし台風が接近すると稲作に
大きな被害が出るおそれがあることから、二百十日は台風の厄日とされてき
たのかもしれません。

 ちなみに、二百十日の10日後(つまりことしは9月11日)は、「二百二十
日(にひゃくはつか)」。こちらも、やはり台風の厄日として昔から伝えられ
ています。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------

 「東京マグニチュード8.0」という番組をご存知でしょうか?

 フジテレビ系列のテレビ局で放送されているアニメで、東京で大地震が起
こった時にどんなことが起こり、それに対してどう対処したらよいのかを考
えさせる番組です。
 ストーリーは、2012年7月21日、一人の女子高生が東京で大地震に遭遇し、
大きな被害が出ている中、幾多の困難を乗り越えながら自宅へ帰るというも
の。
 アニメとはいっても、東京消防庁や海上保安庁、陸上自衛隊などの協力を
得ているということで、内容は本格的です。
 9月1日の防災の日も近づいていますので、一度ご覧になってみてはいかが
でしょうか?

 九州では、テレビ西日本、サガテレビ、テレビ熊本、テレビ長崎で放送さ
れています。ただし、放送時間が、テレビ西日本は毎週水曜の26:15~、サ
ガテレビは毎週水曜の24:35~、テレビ熊本は毎週火曜の26:05~、テレビ長
崎は毎週金曜の26:20~と、多くの局でものすごく遅い時刻となっています。
 せっかくの防災に役立つ番組なんですから、もうちょっと多くの人の目に
ふれそうな時間に放送していただけるとありがたいんですけどね。

「東京マグニチュード8.0」ホームページ
http://tokyo-m8.com/index.shtml

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 今週は気持ちのよい晴天の日が多かったのですが、今週末からは一転して
曇りや雨の日が多くなりそうです。
 28日(金)は前線が九州を南下するため、九州北部で一時雨。29日(土)から
30日(日)も、前線の影響で、九州の中部から南部を中心に一時雨が降る見込
みです。
 今週の前半、涼しい日が多かったのに比べると、これから来週にかけては
少し蒸し暑い日が多くなりそうです。
                                (ま)
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  (財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
   配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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九州北部、短時間強雨に注意!

ども、携帯から(た)です。
 
通勤路雨、雷も。
 
ご注意です

2009年8月26日 (水)

緊急地震速報誤報とみのもんた

ども,きのう(25日)の緊急地震速報をテレビでみて,あわてて対象地域を確認した,(た)です.
みなさん,どんな対応されました?

さて,この緊急地震速報は誤報だったのですが,私の雑感をふたつほど.

<誤報の原因は業者の作業ミス>
緊急地震速報は,どこかで地震を観測して,それが震度5弱以上の揺れになりそうなら
急いで知らせるシステムです.まず観測ありき,なのですが,その点検でミスがあった
とのことです.
私の会社では,仕事をいただくこともあれば(私(た)は主にこれ),逆に仕事を
お願いすることもあるので,今回の「業者の作業ミス」っていうのは,かなり重たいです.
監督責任のある「発注者側」,やっちゃった「受注者側」,どちらの立場も経験あり,
なのです.

ともあれ,ミスは可能な限りなくさねばなりません.他山の石ですね.

<みのもんた発言>
さて,緊急地震速報を,私はNHK福岡総合TVで見たのですが,このときは政見放送でした.
その後の情報を知りたくて,各局にチャンネルを合わせたところ,
 パタン1:コメンテータ「おそい,(地震が)もうくるはずだ」
 パタン2:通常放送
 パタン3:報道局から「緊急地震速報が発表されました.強い揺れにご注意ください」
というパタンにわけられたようです.
時間が過ぎて,どう考えてもおそい,誤報だという雰囲気になった頃,某局では
コメンテータが,「おかしい」旨の発言をして「ちょっと批判的」な雰囲気だったのですが
司会のみのもんたさんは,
 「まあ,地震はこないに越したことはありませんからね」
 「じゃあ,続きいって大丈夫ですかね?」
と,その場をしめてました.

ちなみに別の時間帯の番組の小倉智明さんも,類似の発言をされたとのことです.
小倉智明さんの公式サイト でちらりと掲載)

おおっ,わかってらっしゃる!そんな感じですね.
コメンテータさんたちは,いろいろおっしゃっていたのですが本当に地震が来たら
のんびりいすにかけてると,上から照明が落ちてきて大けがをするかもしれません.

ここは一つ,あわてふためいて,テーブルの下に潜ってほしかったですし,
地震がこないとことがわかったら,
「いやあ,本番の良い練習になりましたよ」
ぐらい言ってほしかったのですが.

ちょっと毛色のかわった(た)の雑感でした.

2009年8月25日 (火)

福岡市大濠公園のひまわり

ども、携帯から(た)です。
通勤路、空と池とのコントラストについ一枚(^^;)

2009年8月22日 (土)

土曜日にメルマガ,来週は晴の日おおそう

ども,本日土曜日,野球の練習が中止になって残念!の(た)です.

Radar_anime05
←寒冷前線の通過は予想してたのですが,
福岡市内でこれだけシャープに
通過するとは...









あすはソフトボール(!)ですが,グランドコンディションが心配...

この雨の後,早くも秋晴れ??詳しくは(ま)のメルマガを.


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        お天気Magazine九州               2009.8.20号
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◆やっと夏空が広がりましたが…

 先週まではあちこちで大雨が降り、不順な天候が続いた九州ですが、今週
はようやく夏らしい天気となりました。

 この夏は、太平洋高気圧の勢力が弱かったために、九州付近に湿った空気
が流れ込みやすく、不安定な天気が続いてきました。今週は九州付近への高
気圧の張り出しが強まったため、夕立などにわか雨が降ったところはあった
ものの、広い範囲で青空が広がり、厳しい暑さとなりました。

 ただ、この夏らしい天気は長くは続きません。
 21日(金)から22日(土)にかけて、寒冷前線が九州を南下し、その後は北か
ら冷たい秋の空気が流れ込んでくる見込みです。23日(日)以降は、日中はカ
ラッとした心地よい暑さ、そして朝晩は内陸部を中心に肌寒いぐらい気温が
下がる日もありそうです。

 短か過ぎた夏が終わり、季節は秋へと移り始めそうです。

最新の気象情報は、「お天気Web九州」をご利用ください
http://www.jwaq.gr.jp/

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◆22日(土)は福岡管区気象台へ!

 毎年、夏休みの期間を中心に各地の気象台では、「お天気教室」「お天気
フェア」などの広報行事が行われています。

 このうち福岡管区気象台では、今週末22日(土)に「お天気教室2009」が開
催されます。気象台で、施設の見学や気象教室、観測機器の展示、各種の実
験などの行事が行われます。

 施設見学では、予報を行っている現場や、観測を行っている露場(ろじょ
う)、そして大濠公園の眺め最高!の屋上などを見ることができるそうです。

 事前の申し込み不要で、参加費も無料。
 追い込みに入った子供さんの夏休みの宿題にも役立ちそうですし、大人で
も十分に楽しめると思いますよ。

福岡管区気象台「お天気教室2009」
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/gyomu/otenki2009.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【露場(ろじょう)】

 気象台などの中にある、気象測器を設置する場所のことを「露場(ろじょ
う)」といいます。

 気温を測る場所が芝生の上と決められているため、また地面で雨がはね返
って雨量計に入るのを防ぐなどのために、露場は芝生に覆われています。
 そしてその中に、温度計や湿度計、雨量計などの気象測器が設置されてお
り、そこで観測された値が毎日の気象情報などの中で用いられています。

 以前は、露場には百葉箱が設置されており、その中で温度などを測ってい
ました。しかし、現在、温度計などは金属製の測器が地面に立てられた柱に
固定されたようなものになっており、それで自動的に観測を行っています。
 百葉箱は観測には用いられておらず、気象台の露場でも百葉箱は見られな
いか、あるいは残っていてもすでに使われないものとなっています。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------

 11日の駿河湾の地震の後、一般の女性の方から震度に関して問い合わせの
電話がかかっってきました。

 それは「震度6弱っていってるけど、弱って何なの?」というもの。どう
いうことなのかさらに詳しく聞くと、「6弱ということは 5.9とかなの?」
とおっしゃる。
 私はしばらくおっしゃっていることがピンとこなかったのですが、しばら
くして気づきました。1kg弱とか1m弱などという時の、ちょっと足りない
という意味で使われる「弱」と同じように、「6弱」も「6にちょっと足り
ない」という意味なのか?ということをお尋ねなのでした。

 結局、以前は単に震度6だったが、幅が広かったため、それが「6弱」と
「6強」に分けられた経緯などを説明。「6弱」は「6に足りない」ではな
くて、「6の弱い方」だということをご理解いただけました。

 防災情報は、誰にでも誤解なく伝わることが大切ですが、その難しさに気
づかされた質問でした。

 ちなみに、一般向けの地震情報では震度は整数値ですが、震度計で観測し
た段階では小数点以下1桁まであります。そして、震度 5.9は「震度6弱」
として発表されることになっています。ですから、実は「6弱ということは
5.9とかなの?」というのは正しいのです。

気象庁「震度について」
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/shindo/shindokai.html

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 来週は秋がやってきます。
 21日(金)から22日(土)にかけては、寒冷前線が弱まりながら九州を南下す
るため、雲が多く、一時雨が降るところも。
 23日(日)以降、来週にかけては、晴れる日が多く、気温が下がってきます。
特に朝晩は内陸部を中心に気温の下がり方が大きくなりそうです。
 気温の変化が大きくなりますので、体調にご注意を。
                                (ま)
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  (財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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2009年8月14日 (金)

お盆ですが大雨注意!

ども,お盆も通常勤務の(た)です.

今夜遅くからあす土曜日の午前にかけ,大雨の心配があります.

Radar_anime01 ←すでに対馬や五島は雨,九州北部に接近中










Rdr_cmi_200908141550

こちらは,韓国のレーダ,東シナ海にかなり発達したまとまった雨雲があります. この雨雲がかかると,短時間に大雨の恐れがあります. 福岡管区気象台は,大雨に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報を出して警戒を呼びかけています. 早めの避難,夜の避難は特にご注意!です.

土曜日にメルマガ.やはり災害が...

ども,10日月曜日竹田市大野川の下流で休憩していた(た)です.
実家から福岡に戻る途中でしたが,あのあとあんなことが上流で
おきていたなんて....

※自家用車に,緊急脱出用のハンマー(水没したときに窓ガラスを割ったり,
シートベルトが絡んだときに切るやつ)を購入せねば.....


ともあれ(ま)のメルマガです.

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        お天気Magazine九州               2009.8.13号
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◆竹田で土砂災害

 今週10日(月)、大分県の竹田市で大規模な土砂崩れが発生しました。崩れ
た土砂が国道に流れ込んで、8台の車が巻き込まれ、隣りの大野川に押し出
されるなどしました。

 当日は、四国の南海上を台風9号が北上しており、それに伴う湿った空気
が九州に流れ込んでいました。台風9号に伴う北北西から南南東の風に沿う
形で、大分県の南西部で雨雲が発達し、竹田市では午後4時までの1時間に
45.5ミリ、さらに午後7時までの1時間に69.5ミリの雨が降りました。

 土砂崩れとしては規模の大きなものだったのですが、軽症者が出ただけで
すんだのは幸いでした。

大分地方気象台「平成21年8月10日の大分県竹田市付近の大雨について」
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/chosa/saigai/090810_oita.pdf
大分合同新聞
「竹田で土砂崩れ 車8台巻き込まれる」
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_124995351964.html
「竹田土砂崩れ 犠牲なし奇跡的」
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_124997003269.html

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◆四国や近畿で大規模な大雨災害

 先週8日(金)から今週11日(火)にかけて、四国や近畿、中国地方を中心に
大雨による大規模な災害が相次ぎました。

 この期間は、太平洋高気圧の縁に沿うようにして、南海上から次々と発達
した雨雲が四国や兵庫県、岡山県付近に流れ込みました。また、さらに10日
(月)ごろには、この雲の流れに乗るようにして、台風9号も四国や紀伊半島
に接近しました。
 この期間の降水量は徳島県内で 700ミリを越えるところもあるなど、各地
で記録的な豪雨となりました。

 この影響で、大規模な土砂災害や河川のはんらんなどが相次いで発生。大
きな被害が発生しました。
 
大阪管区気象台「平成21年8月8日から11日までの台風第9号による大雨に
ついて」http://www.jma-
net.go.jp/osaka/saigai/pdf/h21/sokuji/ks20090812_kanku.pdf

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◆静岡で震度6弱

 今週11日(火)午前5時7分に、駿河湾の深さ23kmを震源とするM(マグニ
チュード)6.5の地震が発生。静岡県の伊豆市、焼津市、牧之原市、御前
崎市でそれぞれ震度6弱を観測しました。

 この地震の震源は、将来発生が想定されているM8級の東海地震の震源域
であったことから、東海地震との関連が注目されました。しかし、今回の地
震は、東海地震で想定されているフィリピン海プレートとユーラシアプレー
トの境界の地震ではなく、フィリピン海プレートの内部で起こったものであ
ると考えられることなどから、東海地震に直接結びつくものではないとの見
解が、「東海地震観測情報」として気象庁から発表されました。

気象庁「平成21年8月11日の駿河湾の地震 特集ページ」
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/2009_08_11_suruga-wan/index.html

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【東海地震観測情報】

 想定されている東海地震は、駿河湾付近を震源として発生するM8級の巨
大地震です。このエリアは、1940年代に発生した東南海地震や南海道地震の
際に、プレート境界がずれておらず、エネルギーを蓄積し続けていると考え
られています。このために、「いつ起こってもおかしくない」地震であると
され、周辺には地震の前兆をとらえるための機器がきめ細かく設置されてお
り、予知ができる可能性がある地震とされています。
 そして、予知に関わる3種類の情報があらかじめ決められています。

 今週の駿河湾の地震の際に発表されたのは「東海地震観測情報」。これは
観測された現象が東海地震の前兆現象であると直ちに判断できない場合や、
前兆現象とは関係がないとわかった場合に発表される情報で、この段階では
住民は特に避難などの対応をとる必要はありません。

 そして次が「東海地震注意情報」。これは、観測された現象が前兆現象で
ある可能性が高まった場合に発表される情報で、児童・生徒の帰宅などの安
全確保策が行われるようになります。

 そしていよいよ東海地震発生のおそれがあると判断された時に発表される
のが「東海地震予知情報」。首相から国民に向けて「警戒宣言」が発表され、
住民の避難、交通規制、百貨店等の営業中止など大規模な対策がとられるこ
とになります。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 来週は晴れて暑い日が続きそうです。
 14日(金)は日中は晴れるものの、夜は雲が広がり、天気は下り坂へ。15日
(土)は九州の広い範囲で雨が降り、雨量が多くなる可能性も。16日(日)も雨
が残る可能性があります。
 天気が回復するのは17日(月)から。来週は高気圧の勢力が強まるため、や
っと夏らしい(もう暦の上では秋ですが)天気となりそうです。

※今週は、「お天気屋のつぶやき」はお休みしました。
                                (ま)
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2009年8月 8日 (土)

土曜日にメルマガ

ども,梅雨明けはうれしいけれど,夜の寝苦しさはカンベンして欲しい(た)です.
ちょっと安定してないですから,今日も夕立があるかもしれません.雷が鳴ったら
ご注意ください.

最近「夕立」という言葉を聞かなくなった気がする......

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        お天気Magazine九州               2009.8.6号
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◆九州北部やっと梅雨明け

 今週4日(火)、ようやく九州北部(山口県を含む)地方の梅雨明けが福岡管
区気象台から発表されました。平年に比べると17日遅く、昨年と比べるとな
んと29日も遅い梅雨明けとなりました。
 梅雨入りしたのが6月9日ですから、実に2か月近くも梅雨が続いたこと
になります。

 また、梅雨期間(6月9日~8月3日)の雨量も、豪雨に見舞われた山口市
で923.5ミリ(平年比161%)、福岡市で815.0ミリ(同160%)など、広い範囲で
平年を上回りました。

気象庁 ことしの梅雨入り・梅雨明け一覧
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html

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◆天気ぐずついた7月

 気象庁から7月の天候のまとめが発表されました。
 九州北部で7月中に梅雨が明けず、梅雨前線の影響を大きく受けたため、
7月の九州北部の地域平均で、降水量が平年の168%にも達し、日照時間は
平年のわずか55%にとどまるなど、かなり極端な不順な天候となりました。

 地点別では、7月の降水量が、山口市で758ミリ(平年比288%)と観測史上
第1位。山口県萩市でも613ミリ(同251%)で観測史上第2位の記録となりま
した。
 また、7月の日照時間は、長崎県雲仙岳で43.8時間(平年比39%)で観測史
上、少ない方から第1位。また、山口市でも観測史上第2位、山口県下関市
や大分県日田市で観測史上第3位の、日照時間の少なさとなりました。
 
気象庁「7月の天候」
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko0907.pdf

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◆異常気象分析検討会の検討結果公表

 今週3日(月)に気象庁で、7月の天候に関する異常気象分析検討会が開か
れ、その検討結果が公表されました。
 異常気象分析検討会は、気象庁のほか全国の大学の気象の専門家らで構成
されるものです。

 7月の北日本の多雨、日本海側の日照不足、「平成21年7月中国・九州北
部豪雨」といった不順な天候について、太平洋高気圧の本州付近への張り出
しが弱く、低気圧や前線の影響が受けやすかったことが原因であるとしてい
ます。
 そして、そのような気圧配置になった要因として、エルニーニョ現象など
により、亜熱帯ジェット気流が南に偏って蛇行が大きくなったことなどを挙
げています。

気象庁「異常気象分析検討会での検討結果の概要」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0908/03b/090803extreme.pdf

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◆地震相次ぐ

 九州でやや強い地震が相次いで発生しました。

 3日(月)午後8時18分ごろには、熊本県天草・芦北地方の深さ約10kmを震
源とするM(マグニチュード)4.7の地震が発生しました。この地震で、熊
本県の八代市、美里町、人吉市、芦北町で震度4を観測しました。

 また、5日(水)午後0時51分ごろに、日向灘の深さ約30kmを震源とするM
5.0の地震が発生しました。この地震で、大分県佐伯市で震度4を観測し
ました。

 続いて、6日(木)午前11時32分ごろには、再び熊本県天草・芦北地方の深
さ約10kmを震源とするM4.6の地震が発生し、熊本県の八代市、美里町、
人吉市、芦北町、上天草市、天草市で、それぞれ震度3を観測しました。

福岡管区気象台「2009年8月3日20時18分ころの熊本県天草・芦北地方の地
震について」
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kinkyu/J20090803000074301000000908032253.pdf
福岡管区気象台「2009年8月5日12時51分ころの日向灘の地震について」
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kinkyu/J20090805000079101000000908051342.pdf

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◆「熱中症メール」で携帯型熱中症計が当たります

 日本気象協会では、i-mode、Ezweb、Yahoo!ケータイの日本気象協会公式
サイトにおいて、「熱中症メール」のサービスを開始しました。

 この「熱中症メール」は、地点、配信ランク、配信時間帯などを登録して
おくと、携帯電話に熱中症の危険度を知らせるメールが届くというものです。

 また、今回、「熱中症メール」にご登録いただいた方の中から合計50名様
に、マスコミなどで非常に注目を集めている携帯型熱中症計が当たります。
 この機会にぜひ、日本気象協会の公式サイト、「熱中症メール」をご利用
ください。

日本気象協会「熱中症メール」について詳しくは
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/2802/
をご覧ください。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 やっと夏本番の天気がやってきます。
 7日(金)以降、来週前半にかけては、夏の主役、太平洋高気圧がやっと勢
力を強めてくるため、九州は広い範囲で晴れて厳しい暑さが続きそうです。
ただ、東から湿った空気が流れ込む宮崎県など九州の太平洋側では週末まで
は雨が降りやすく、まだもうしばらく天気がすっきりしない見込みです。

※今週は「お天気の豆知識」、「お天気屋のつぶやき」はお休みしました。
                                (ま)
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2009年8月 4日 (火)

九州北部本日4 日梅雨明け

ようやくですね。

2009年8月 2日 (日)

日曜日にメルマガ,記録的な梅雨

ども,1日は大濠花火大会で飲んだくれてた(た)です.
会社の屋上(!)で焼鳥や生ビールを楽しんだのですが,「雨はないか」
「風向きはどうだ」「みんな楽しんでいるか」って言う心配をすることが
どれだけふつーでありがたいかを感じていた次第です.
さて,某資格試験で花火を楽しめなかった(ま)のメルマガです.
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        お天気Magazine九州               2009.7.30号
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◆「平成21年7月中国・九州北部豪雨」

 先週24日(金)から26日(日)にかけて、福岡県を中心に九州北部は記録的な
豪雨に見舞われ、浸水や土砂災害など大きな被害が発生しました。
 気象庁は、この九州北部の豪雨のほか、19日(日)以降に山口県など中国地
方で発生した豪雨に対して、「平成21年7月中国・九州北部豪雨」と名前を
つけました。

 24日(金)の豪雨は、長崎県の壱岐から始まりました。夕方4時ごろ、壱岐
付近にテーパリングクラウドと呼ばれるにんじん形の雲が現れ、この雲に覆
われた壱岐空港で1時間に 111.0ミリ、壱岐市芦辺では1時間に 103.0ミリ
という猛烈な雨が降りました。
 そして、この雨雲はさらにゆっくりと南下し、午後6時ごろからは福岡県
内を中心に猛烈な雨が降りました。1時間雨量が福岡市博多区の福岡空港で
116.0ミリ、福岡県飯塚市で 111.0ミリ、篠栗町で 100.5ミリに達する記録
的豪雨が各地で観測されました。これらアメダスによる雨量のほか、レーダ
ーによる観測では福岡県北部を中心に広い範囲で1時間に 110ミリ前後の猛
烈な雨が降ったとして、「記録的短時間大雨情報」が相次いで発表されまし
た。
 この大雨で、福岡市など都市部の河川を中心に急激に水位が上昇し、広い
範囲で浸水の被害などが生じました。

 また、26日(日)には、九州に南西から湿った空気が流れ込んだ影響で、長
崎県から佐賀県、さらに福岡県にかけて雨雲が広がり、特に午前11時前後に
福岡県北部で雨雲が一時的に発達したため、太宰府市などで再び非常に激し
い雨が降りました。
 24日(金)の雨で、すでに各地とも地盤が緩んでいたため、それに続く大雨
で大規模な土砂災害などが相次いで発生しました。

 24日(金)から26日(日)の3日間の雨量は、福岡県太宰府市で 618.0ミリ、
飯塚市で 568.0ミリに達しました。太宰府市は年間降水量の平年値が1800ミ
リ弱ですので、わずか3日間で1年の3分の1以上の雨が降ったことになり
ます。

【今回の豪雨に関する資料】
福岡管区気象台「平成21年7月中国・九州北部豪雨の災害時気象資料」
(山口県、福岡県、佐賀県、長崎県についての資料がまとめられています)
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/gyomu/fukuokagouu.html

気象庁「平成21年7月19日から26日に中国地方及び九州北部地方で発生した
豪雨の命名について」
(災害の名前に関するお知らせのほか、中国・九州北部地方全体についての
大雨のまとめが掲載されています)
http://www.jma.go.jp/jma/press/0907/27a/gouumeimei200907.pdf

総務省消防庁「平成21年7月中国・九州北部豪雨について」
(被害や避難の状況についてまとめられています)
http://www.fdma.go.jp/detail/907.html

内閣府防災情報
(被害や影響などの状況についてかなり詳細にまとめられています)
http://www.bousai.go.jp/index.html

西日本新聞「中国・九州北部豪雨に関するニュース」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/keyword/142

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◆副振動および突風に関する調査結果公表

 先々週15日(水)に山口県萩市で発生した副振動と、先週24日(金)に福岡県
北九州市で発生した突風についての、調査結果が公表されました。

 15日(水)に山口県萩市で発生した副振動については、現地調査などの結果、
浸水の高さは最大で85cmだったとのことです。

 24日(金)に福岡県北九州市で発生した突風は、複数の住宅で瓦のめくれや
飛散があったということですが、現地調査では原因の特定には至らなかった
とのことです。突風の強さを示す藤田スケールでは、一番下のF0と推定さ
れています。
 
下関地方気象台「山口県萩市で発生した潮位の副振動に関する現地調査」
http://www.jma-net.go.jp/shimonoseki/doc/hagicyousa.pdf
福岡管区気象台「福岡県北九州市で発生した突風について」
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/gyomu/osirase/houdou20090725.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【湿舌とテーパリングクラウド】

 今回の豪雨の原因として、「湿舌(しつぜつ)」と「テーパリングクラウ
ド」が注目を集めています。

 「湿舌」は、大陸から西日本へ流れ込んでくる非常に湿った空気のこと。
そのエリアを地図上に描くと、大陸から西日本へ舌をのばしているように見
えることから、湿った舌で「湿舌」というわけです。湿舌があれば必ず大雨
が降るというわけではありませんが、局地的豪雨が起こる恐れは大きくなっ
てきます。

 一方の「テーパリングクラウド」は、湿った空気が流れ込んでいるところ
で発生するにんじんのようなとがった三角形をした雲のこと。「テーパリン
グ」は英語で先細のという意味で、まさに雲の形を表した名前です。
 このテーパリングクラウドの中では、風上側の先端部分で次々と雨雲が発
生し、発達しながら風下側に向かって流れていくということが起こっていま
す。そして、このテーパリングクラウドがかかったところでは、局地的な豪
雨が起こってしまいます。
 テーパリングクラウドが順調に移動をしていれば、非常に激しい雨が降っ
ても時間が長くなくてすみます。しかし今回、特にはっきりとテーパリング
クラウドが現れた24日(金)の夕方から夜にかけては、ゆっくりと壱岐から福
岡県などに向かって移動しました。このために、猛烈な雨が長時間にわたっ
て降り続き、記録的な豪雨をもたらす結果となりました。

気象庁気象衛星センター
「衛星画像の特徴的パターン ~テーパリングクラウド~」
http://mscweb.kishou.go.jp/panfu/product/pattern/tapering/index.htm

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 これまで九州に停滞していた梅雨前線は弱まってすでに姿を消しており、
ようやく九州北部の梅雨明けの可能性が見えてきました。
 九州はこれから来週にかけて次第に晴れ間が出る日が多くなってくる見込
みです。このため、梅雨明けが平年より大幅に遅れている九州北部は、この
週末以降、梅雨が明ける可能性があります。
 ただ、梅雨は明けても、南の太平洋高気圧の勢力はまだしばらく弱いため、
天気はやや不安定で、朝晩を中心に涼しく、真夏らしさはいまひとつとなり
そうです。
 この週末にかけても、宮崎県など太平洋側を中心にあちこちでにわか雨は
降りそうですので、急な雨や雷にはご注意ください。

※今週は「お天気屋のつぶやき」はお休みしました。
                                (ま)
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