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2008年6月

2008年6月28日 (土)

金曜日はメルマガ,週末は大雨警戒!

ども,明日は会社の転勤者送別野球,明後日は地元のソフトボール大会,天気がとっても心配の(た)です.

う〜,しかし,しゃれにならない大雨の恐れもありますね....

←明日28日9時の予想天気図
 東シナ海の低気圧,元は台風6号,かなり湿った空気を持ってます


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   お天気Magazine九州 2008.6.26号
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◆梅雨前線活動活発
 先週から今週にかけて、梅雨前線は活動が活発な状態が続き、九州の各地
で大雨が降りました。
 特に、先週19日(木)から22日(日)にかけては、九州付近に停滞した梅雨前
線の影響で、熊本県甲佐町や大分県日田市椿ヶ花、宮崎件えびの市えびので
400ミリを超える大雨が降るなど、九州の各地で断続的に激しい雨が降りま
した。
 この大雨の影響で、九州の各地で土砂災害や低い土地の浸水が相次いだの
をはじめ、熊本県の球磨川では22日朝に一時、はん濫危険水位を超えるなど
各地で河川の増水もありました。

 26日(木)になって、梅雨前線は九州の南海上まで南下し、九州の雨はいっ
たんやみましたが、28日(土)から29日(日)にかけては、九州付近を通過する
低気圧の影響で再び大雨が降るおそれがありますので、今後の情報にご注意
ください。

西日本新聞「九州で6月の雨量に匹敵の大雨」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/30157?c=110

最新の気象情報は「お天気Web九州」をご覧ください。
http://www.jwaq.gr.jp/
トップページでレーダー画像の動画などもご覧いただけます。

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◆「釣り天気」リニューアル!
 NTTドコモのiモードの公式サイト「気象協会」では、メニューの一つ
である「釣り天気」をリニューアルしました。
 全国の海釣りポイントについて、1時間ごとの天気や風向・風速、波の高
さや潮の満ち引きなど、釣りを安全に楽しむための情報が満載のサイトとな
っています。
 さらに、釣り好き同士で釣った魚の報告が行える掲示板「釣り情報BBS」
を新設。どこでどんな魚が釣れているかといった情報も知ることができるよ
うになりました。
 「釣り天気」を見て釣りを楽しみ、「釣り天気」で釣った魚を自慢しては
いかがでしょうか?

iモード公式サイト「気象協会」は、
iモードの「メニューリスト」→「天気/ニュース/ビジネス」→「天気」の
中にある「気象協会」へと進んでください。

「釣り天気」について詳しくは
http://www.jwa.or.jp/content/view/full/2265
をご覧ください。

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【土砂災害警戒情報】
 大雨警報が発表されている中で、特に山崩れやがけ崩れなどの土砂災害の
危険が大きくなっている地域に発表されるのが「土砂災害警戒情報」です。
各地の気象台と都道府県が共同で発表する情報で、市町村を指定して発表さ
れるのが特徴です。
 土砂災害警戒情報は、市町村長が避難勧告などを発令する際の判断や、住
民が自主避難をする際の判断に役立てられることを目的としています。土砂
災害警戒情報が発表された際には、危険が迫っていると考えて、特に家の近
くなどに急ながけなどがある場合は、がけ崩れなどに対して厳重な警戒や避
難が必要になってきます。
 土砂災害警戒情報は、土壌中に含まれる水の量などを考慮して発表される
ため、大雨を繰り返すほど地盤が緩み、発表されることも多くなっていきま
す。九州は、これまでの大雨ですでに地盤が緩んでいる地域が多くなってき
ており、今後はさらに土砂災害などに対する警戒が必要になります。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 福岡は世界で17番目に暮らしやすい都市−こんなニュースを今週見かけま
した。これは、イギリスの情報誌「MONOCLE(モノクル)」が「世界で最も暮
らしやすい都市」として25都市を発表したもので、第1位はコペンハーゲン
(デンマーク)、2位はミュンヘン(ドイツ)、3位に東京と続き、日本からは、
福岡が17位、そして京都が20位に入ったそうです。
 また部門別のランキングというのが別にあって、「ショッピング」のラン
キングでなんと福岡が世界第1位。「顧客のセンスのレベルが高く、食文化
の質も高い。山や海が近く自然が豊か」などというのがその理由。自然の豊
かさとショッピングが直接どう関係があるのかは、いまひとつピンとこない
ところもありますが、でもたしかに大都市の近くにたくさんの自然があると
いうのは福岡の自慢でもありますし、食文化の豊かさというのもやはりこの
豊かな自然を源としているといえるでしょう。街は大きくなっても、やはり
美しい自然がすぐ近くにある街であってほしいものです。
 それにしても、顧客のセンスのレベルが高いというのは誰のことを言って
いるのでしょう? 少なくとも私はその中には入っていないと思われます。

NEWS47「暮らしやすさ3位に東京、福岡、京都もランク入り」
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008062401000143.html
MONOCLEのページ
http://www.monocle.com/sections/affairs/Web-Articles/QoL-Trailer/
(当然、全部英語ですが、動画を見ると福岡の景色がチラチラッと表示出て
 きます)

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 この週末は再び、大雨に警戒が必要です。
 27日(金)は、晴れから次第に雲が広がり、天気はゆっくり下り坂へ。28日
(土)から29日(日)にかけては、九州の北を通過する低気圧の影響で、大雨が
降るおそれがあります。
 この低気圧は、もともと台風6号だったものが、大陸に上陸して熱帯低気
圧、さらに温帯低気圧に変わり、九州へやってくるもの。それだけに大量の
湿った空気を運んできます。これまでの大雨で地盤が緩むなどしていますの
で、今週末の雨にも十分ご注意ください。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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2008年6月21日 (土)

土曜日にメルマガ,大雨警戒!!

ども,長期出張でメンテ不足の(た)です.

とにかく,大雨警戒です!

災害がいつおきてもおかしくない雨の降り方です.

←かなり強い雨を降らせる雲が熊本〜鹿児島方面に接近...

要警戒です!



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   お天気Magazine九州 2008.6.19号
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◆大雨相次ぐ
 今週は梅雨前線が九州付近で活動が活発な状態が続き、九州の広い範囲で
大雨が降りました。

 まず、14日(土)から17日(火)にかけては、梅雨前線が九州南部付近に停滞。
これに伴って、鹿児島県や宮崎県を中心に大雨が降り、総雨量は鹿児島県肝
付町内之浦で370ミリ、鹿児島市で338ミリに達する大雨となりました。

 その後、梅雨前線はいったん九州の北まで北上しましたが、19日(木)朝に
九州北部付近に南下すると同時に、活動が非常に活発になったため、九州北
部の広い範囲で非常に激しい雨に。特に、福岡県黒木町付近と熊本県山鹿市
付近では、午前8時までの1時間に約 110ミリの雨が降ったと見られるとし
て、気象台から記録的短時間大雨情報が発表されました。この雨の影響で、
佐賀県や福岡県を中心に床上・床下浸水などの被害が発生しました。

南日本新聞「大雨 土砂災害相次ぐ 通行止め、避難勧告も」
http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=11193
佐賀新聞「佐賀県内で記録的大雨」(写真や動画があります)
http://www.saga-s.co.jp/news_photos_ooame080619.html

最新の気象情報は「お天気Web九州」をご覧ください。
http://www.jwaq.gr.jp/
トップページでレーダー画像の動画などもご覧いただけます。

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◆岩手・宮城内陸地震発生
 14日(土)の午前8時43分ごろ、岩手県内陸南部の深さ8kmを震源とするM
(マグニチュード)7.2の地震が発生し、岩手県奥州市と宮城県栗原市で震
度6強、宮城県大崎市で震度6弱が観測されました。
 この地震で、岩手県南部から宮城県北部にかけての地域で、大規模な山崩
れや土石流などが発生し、大きな被害が発生しています。また、余震も相次
いでおり、14日午前9時20分にはM5.7の最大余震が発生しました。
 東北地方は19日(木)に梅雨入りが発表されましたが、土砂災害の現場で救
出活動がまだ続いているほか、山崩れが川をせき止めたことで自然のダムが
形成されている場所も多くあり、今後の雨による二次災害なども心配されて
います。

 この岩手・宮城内陸地震で、一般向けとしては3回目の緊急地震速報が気
象庁から発表されました。また、その後も、余震に対して2回、緊急地震速
報が発表されました。

気象庁 「平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震」の特集
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/2008_06_14_iwate-miyagi/index.html
総務省消防庁 災害情報
http://www.fdma.go.jp/bn/2008/index.html
東京大学地震研究所 2008年岩手・宮城内陸地震の速報
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/topics/Iwate2008/
東北大学 岩手・宮城内陸地震災害のページ
http://www.dcrc.tohoku.ac.jp/miyagi2008/

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【記録的短時間大雨情報】
 数年に1回しか起こらないような記録的な大雨が降った時に、気象台から
「記録的短時間大雨情報」が発表されます。
 記録的短時間大雨情報の発表基準は、九州では1時間に 100ミリというと
ころが多かったのですが、近年、全国的に豪雨が増加し、記録的短時間大雨
情報が発表されることが増えてしまったため、基準が多くの地域で引き上げ
られました。現在、九州では1時間に 110ミリ以上という基準のところが多
くなっています。
 また、発表に用いられる雨量としては、アメダスと、レーダーによる解析
雨量が用いられています。アメダスで観測された雨量の時には、情報の中に
「○○で118ミリ」といったように具体的な地点名と雨量が記載されます。
一方、レーダーを解析して得られた雨量の場合には「△△市付近で約110ミ
リ」といったように、市町村名を用いて発表され、雨量についても「約」が
ついた値となります。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 梅雨の最盛期がやってきました。毎年、6月下旬頃は、梅雨前線が九州に
もっとも停滞しやすく、大雨が降ることもたいへん多い時期です。
 今年の九州は梅雨入り早々から激しい雨が降ることが多くなっており、今
後も梅雨前線は九州付近にほとんど停滞した状態が続くと予想されることか
ら、大雨への警戒が必要です。
 梅雨前線の雨雲は、突然、発達して局地的な大雨をもたらすことが少なく
ありません。19日に佐賀県などで浸水などの被害が発生する大雨が降りまし
たが、これも対馬海峡ではそれほど発達していなかった雨雲が、九州北部付
近まで南下してきたところで急激に発達したことによるものです。
 梅雨前線がもたらす大雨の予測は、一年の天気の中でも難しいものですが、
この時期に天気図を見て、梅雨前線が九州の近くにあったら、大雨が降るお
それがあると考えて備えておく必要があるといえます。
 平年の梅雨明けまで、まだあと1ヶ月弱。今後も大雨に十分ご注意下さい。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 週末にかけて、梅雨前線が九州付近に停滞します。さらに前線に沿って、
非常に湿った空気が流れ込んでくることが予想され、週末にかけて大雨の危
険が大きい状態が続きます。
 22日(日)頃にかけては、雨の日が続き、局地的な大雨が降りやすい見込み
です。これまでの雨で地盤が緩むなどの影響が出ていることも予想されます。
土砂災害、河川の増水、浸水などに十分ご注意ください。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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2008年6月13日 (金)

金曜日はメルマガ

ども,最近出張つづきでバテ気味の(た)です.

ついに九州北部も梅雨入りになりましたが,梅雨入り直後の大雨でした.
この後一月あまりの雨の季節,みなさん油断なさいませぬよう....

では(ま)のメルマガです.

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   お天気Magazine九州 2008.6.12号
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◆九州北部梅雨入り
 今週10日(火)に九州北部地方の梅雨入りが発表されました。平年より5日
遅く、昨年に比べると3日早い梅雨入りでした。また、今年は、先に近畿か
ら東海、関東甲信地方が梅雨入りし、九州北部が後から梅雨に入るという少
々イレギュラーな形の梅雨入りとなりました。

 梅雨入り早々、梅雨前線が九州付近で活動を強めたため、10日(火)から11
日(水)にかけて、九州は大雨に見舞われました。特に、熊本県の天草地方や
阿蘇地方では総雨量が 300ミリを超えるなど、九州の中部から南部を中心に
たいへん激しい雨が降りました。この雨で、大分県や熊本県を中心に、土砂
災害や浸水などの被害が発生しました。

九州北部の梅雨入りに関する情報
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/109_20080610100031.html
大分合同新聞「大雨で裏山崩れ1人死亡 九重町」
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2008_12132462783.html

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◆ラニーニャ現象解消
 今週10日(火)に気象庁から「エルニーニョ監視報告」が発表されました。
 それによると、先月5月の赤道太平洋東部の月平均海面水温は、基準値比
-0.1度で、基準値にかなり近い値となりました。このため、気象庁は「ラニ
ーニャ現象は春に終息したとみられる」としています。
 今回のラニーニャ現象は、昨年春に始まり、ほぼ一年に続いたことになり
ます。昨年の夏は、日本各地で記録的な猛暑となり、ラニーニャ現象が日本
付近で太平洋高気圧を強化したことが、その原因のひとつであると考えられ
ています。
 今後の予測では、夏から秋にかけては赤道太平洋東部の海面水温は、基準
値に近い値で推移するものと予想されており、ラニーニャ現象やエルニーニ
ョ現象が発生することはない見込みです。

気象庁「エルニーニョ監視報告」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0806/10a/c_kanshi_joho.pdf

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【測候所】
 気象庁は、全国各地に気象台や測候所を置いて、気象の観測や予報を行っ
ていますが、近年、測候所の数が急速に少なくなっています。これは、国が
進めている行政機関のスリム化の一環で、観測を自動化し、職員を置いてい
た測候所の無人化する作業が年々進められているためです。
 九州でも、これまでに大半の測候所が無人化になっており、今年10月には
さらに鹿児島県の屋久島、沖永良部島の測候所が無人になることが、先週6
日(金)に発表されました。
 他に九州で測候所として残るのは、山口、厳原、福江、名瀬などごくわず
かになります。また、気象庁は平成22年度までに全国すべての測候所につい
て廃止する方針を決めています。
 技術の進展などによって、自動でも気温や雨量などのデータは観測するこ
とが可能になりましたが、どうしても人の目で見なければ観測できない、桜
の開花や初雪、初霜などのデータは、無人化の時点で観測データが途切れて
しまうことになります。

気象庁「今年度の測候所の機械化・無人化について」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0806/06c/chiiki.html

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 時速 100キロの風でも壊れないという傘を発見! 時速 100キロといえば
秒速約28メートル、つまり台風の暴風域でも壊れないということ。それはス
ゴイ。それがこちら。
http://www.marcs.co.jp/DATA/shop.cgi?mode=itemfind&keyword=ZAKKA|SZ-001&page=0
 この傘は、オランダのセンズ・アンブレラという企業が開発したもので、
この傘の名前も「センズ・アンブレラ」。すでにヨーロッパでは大ヒットを
しているのだとか。前後が激しく非対称でなんだかカブトガニみたいな形。
しかし、これだと体の前で柄をもった時に体がちょうど傘の真ん中あたりに
きます。そして、この奇妙な形が暴風の中でうまい具合に風の流れを作り、
傘自体が壊れてしまうのを防いでくれるのだそう。
 この傘さえあれば、台風が多い九州でもこわいものなし。でもこの形では、
傘が壊れる前から、壊れた傘を差して歩いていると道行く人から思われそう
で、ちょっと心配です。

時速60キロの風まで耐えられるちょっと値段が安いセンズ・アンブレラミニ
もあります。
http://www.marcs.co.jp/DATA/shop.cgi?mode=itemfind&keyword=ZAKKA|SZ-002&page=0

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 九州に大雨をもたらした梅雨前線は、しばらく南西諸島付近に南下した状
態が続く見込みです。
 このため、13日(金)は九州各地で晴れ。内陸を中心に気温が30度前後まで
上がりそうです。14日(土)から15日(日)は、九州南部で雲が広がりやすくな
りますが、今のところ、大きな天気の崩れにはならない見込みです。
 これからは、梅雨前線の動きにご注意を。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
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2008年6月 8日 (日)

犬も歩けばお花畑にあたる

ども、携帯から(た)です。

近所で発見!

福岡市西区はよかとこですばい(^^;)

2008年6月 6日 (金)

金曜日はメルマガ

梅雨入りですが,青空.個人的にはあしたの野球・ソフトボールができそうでウレシイ(た)です.

(ま)のメルマガですが,早速某所から問い合わせ!
さあて,どの話題でしょうか(笑)


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   お天気Magazine九州 2008.6.5号
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◆「ヒートアイランド監視報告」公表
 5月30日(金)に、気象庁から「ヒートアイランド監視報告(平成19年冬・
夏−関東・近畿地方)」が公表されました。これは、関東地方や近畿地方の
昨年のヒートアイランド現象の発生状況を主にまとめたものですが、その中
で全国各地についての、長期的なヒートアイランド現象の傾向についてもま
とめられています。
 今回の報告では、長期間にわたる観測記録がある全国62都市について解析
を行っていますが、全国的に都市化が進んでいるほど長期的な気温上昇率が
大きく、また、熱帯夜の増加と冬日の現象が顕著に現れています。また、九
州についても注目される内容が多く含まれています。

[1月の月平均気温の変化率]
 全国でもっとも上昇したのが東京。第7位が福岡、8位が下関で、いずれ
 も特に最低気温に顕著な上昇傾向が見られます。

[8月の月平均気温の変化率]
 変化率全国第1位は大分で、8月の最高・最低気温ともに顕著な上昇傾向
 が見られました。第2位は福岡で、福岡については特に最低気温が大幅に
 上昇しました。

[冬日の年間日数の減少率](冬日=最低気温が氷点下の日)
 第1位は東京で、以下、京都、名古屋と大都市が続き、福岡が第5位、熊
 本が第10位。10年あたりで福岡は6.2日、熊本で5.4日減少しています。 

[熱帯夜の年間日数の増加率](熱帯夜=最低気温が25度以上の日)
 第1位は福岡で、10年あたり5.0日の増加。下関が第3位、熊本が第4位
 と続きます。

[猛暑日の年間日数の増加率](猛暑日=最高気温が35度以上の日)
 第1位は日田で、10年あたり4.4日の増加。熊本が第5位で、10年あたり
 2.8日の増加。日田については、都市化は必ずしも顕著ではありませんが、
 地球温暖化などの影響が出ている可能性もあります。

気象庁「ヒートアイランド監視報告」
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/himr/2008/index2.html
全国的な傾向については「2.観測データの長期変化からみる日本各地のヒー
トアイランド現象」で述べられています。

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◆九州北部、梅雨入り遅れる
 今週2日(月)に、近畿、東海、関東甲信地方について、いずれも平年より
早く梅雨入りが発表されました。一方、通常はこれらの地方より先に梅雨入
りが発表されることが多い九州北部、中国地方については梅雨入りが見送ら
れ、取り残されたような形となっています。
 梅雨入りの統計がある1951年以降について見ると、九州北部の梅雨入りが
関東甲信より遅かったのは5回目で、最近では1995年以来13年ぶりのことで
す。
 今のところ、九州北部は8日(日)ごろから梅雨前線の影響が大きくなるも
のと予想されます。

気象庁「昭和26(1951)年以降の梅雨入りと梅雨明け」
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/index.html

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【梅雨入り】
 梅雨入りをいつ発表するかについては、気象台もなかなか苦労することが
多いようです。そもそも梅雨の初めの時期というのは、晴れ間が出ることが
多いのが普通ですので、そのような中で「きょうが梅雨入りだ!」と一線を
引くのは難しいことだからです。
 このため、気象庁が発表する梅雨入りに関する情報を見ても、「○月×日
ごろ梅雨入りしたとみられます。」という少々回りくどい表現をし、しかも
その後には、「梅雨は季節現象であり、その入りと明けには平均的に5日間
程度の移り変わりの期間があります」という注意書きまでついています。
 以前には一時期、「梅雨入りは6月上旬後半」というような日付をぼかし
た梅雨入りの発表を気象庁がしたこともありますが、すぐに元に戻ってしま
いました。やはり日本人は「あぁ今日から梅雨だなぁ」と思いたいもののよ
うです。
 ただ、この梅雨入りと梅雨明けの日付は、9月初め頃に改めて検討し直し
た結果が気象庁から発表され、その段階で日付が変更されていることも少な
くありません。ただ、9月にもなれば皆、梅雨のことなんて覚えていません
ので、あまり話題になることはありません。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 先週はNHKスペシャルの「北極大変動」という番組をご紹介しましたが、
今週は1日(日)に放送されたNHKスペシャル「低炭素社会に踏み出せるか
〜問われる日本の針路〜」という番組が印象に残りました。
 この番組では、エネルギー消費などについて環境税という税金がかかるド
イツで、市民がエネルギー消費を減らすためにさまざまな努力をしているこ
と、環境税がかかることによって、風力発電などの環境対策の産業が発達し、
ドイツが環境対策の世界市場でも優位に立ちつつある状況が紹介されていま
した。
 番組はドイツと日本の現状を比較する形で進行するのですが、日本の「環
境対策をしましょう」という掛け声をかけているだけの状況では、市民の環
境対策はなかなか長続きしないことが指摘されていました。さらに、ドイツ
が環境対策を考えるに当たり、オイルショック後の日本の環境対策を参考に
した、といったコメントが印象に残りました。
 なお、NHKは今週6日(金)夜から8日(日)にかけて「SAVE THE FUTURE」
と題して、環境関連の番組を集中的に放送するとのこと。科学者が地球温暖
化に関する疑問に生放送で答えるような番組などもあるということですので、
ご覧になってみてはいかがでしょうか。

NHK「SAVE THE FUTURE」ホームページ
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/index.html

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 今週末以降、いよいよ本格的に梅雨空が続くようになりそうです。
 6日(金)は、九州全般に晴れますが、7日(土)には九州南部から次第に雨。
8日(日)には雨は九州北部へと広がる見込みです。来週は、梅雨前線が九州
付近に停滞しやすく、大雨のおそれも。
 今年の梅雨は早い段階から大雨が繰り返し降るおそれがあります。今後は
大雨に関する情報にご注意を。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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