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2007年3月

2007年3月31日 (土)

土曜日だけどメルマが

ども(た)です.
年度末業務も一息ついたのですが,さぼって土曜日のメルマがです(笑).

ふう,地震解説の短期連載の企画があるのですが...

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   お天気Magazine九州 2007.3.29号
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◆能登半島地震発生
 25日(日)の午前9時42分ごろ、石川県の能登半島沖の深さ11kmを震源とす
るM(マグニチュード)6.9の地震が発生しました。この地震で、石川県の
七尾市、輪島市、穴水町で震度6強を観測するなど、北陸地方を中心にたい
へん強い揺れが観測されました。また、津波についても、石川県珠洲市と金
沢市で、それぞれ20cmの津波が観測されました。
 この地震について、気象庁は「平成19年(2007年)能登半島沖地震」と命名
しました。
 余震については、次第に減少はしているものの、比較的活発な状態が続い
ており、28日(水)までに最大で震度5弱の地震が3回発生しています。
 また、総務省消防庁の28日15時までのまとめによると、この地震により、
死者1名、負傷者267名、住宅全壊76棟、住宅半壊253棟などの被害が確認さ
れています。
 また、今年9月ごろから一般への発表が始まる予定の「緊急地震速報」に
ついて、この地震でも地震発生直後に発表されましたが、震源にかなり近か
った輪島市については、第1報の発表が大きな揺れの到達より後になったこ
とが報告されています。

気象庁 能登半島地震についての特設ページ
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/2007_03_25_noto/index.html

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◆熊本県で地震相次ぐ
 22日(木)から24日(土)にかけて、熊本県内で最大で震度3から4を観測す
る地震が相次いで発生しました。
 まず、22日午後6時27分ごろに熊本地方を震源とするM(マグニチュード)
4.0の地震が発生し、熊本県富合町、甲佐町、美里町で震度3を観測しま
した。続いて、23日午後10時37分ごろには、熊本地方を震源とするM4.1
の地震が発生。美里町で震度4を観測しました。そして、24日午前10時17分
ごろには、熊本地方を震源とするM3.2の地震が発生し、美里町で震度3
を観測しました。
 美里町では、3日間続けて、震度3から4の揺れが観測されましたが、25
日以降は、有感となる地震は観測されていません。

-----------------------[天気のこ・と・ば]---------------------------
まんかい【満開】
 気象台では、1本の桜の木に5,6輪の花が咲いた時を「開花」、そして
1本の木についているつぼみのうち80%程度が咲いた時を「満開」として、
観測を行っています。
 九州では、開花から満開までは通常、だいたい1週間から10日ほどかかり
ます。九州では、福岡がもっとも早く21日に開花しましたので、そろそろ満
開になるころ、ということになります。
 今年の九州は、暖冬の影響で、暖かいところほど遅く咲く傾向があり、宮
崎市ではまだ26日に開花したばかり。学校の入学式のころは、ちょうど満開
の桜となりそうです。一方、さらに暖かい鹿児島市は、まだ開花していませ
ん。もちろん満開になるのはまだまだかなり先のこととなりそうです。

西日本新聞「九州・山口花だより」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/sakura/

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 先週20日で、福岡県西方沖地震から2年を迎えました。
 福岡市などでは地震や防災にちなんだ催しなどが20日を中心に行われまし
た。私もそのひとつ、24日(日)に読売新聞西部本社で行われたシンポジウム
「いま、福岡の地震は」を聴きに出かけました。
 内容は、全国的な活断層の調査や、地元福岡の防災計画策定などに携わっ
ている3人の地震専門家が、警固断層の現状や今後の見通しについて、説明
をしてくださいました。
 その話の中心は、福岡県西方沖地震が起こったことによって、福岡市など
の中心部を貫く警固断層の地震が起こるおそれはさらに強くなっているとい
うこと。そして、その地震が起これば、福岡市などで震度6強以上の揺れに
見舞われるというものでした。
 そして、その翌日。今度は能登半島地震が発生し、大きな被害が発生して
しまいました。能登半島もこれまでは、あまり大きな地震が来たことがなく、
そして、地震を起こした断層の存在がこれまであまり知られていないなど、
福岡の地震と似たところがある地震でした。
 あらためて、地震はいつどこにくるか分からず、普段からの備えが大切だ
と感じた一週間でした。

シンポジウム「いま、福岡の地震は」の様子
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/earthquake/0703/ea_703_07032501.htm

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 来週は、花冷えに注意が必要です。
 週末にかけては不安定な天気で、30日(金)は朝まで雨。また、31日(土)と
4月1日(日)も、一時雨が降るところが多くなりそう。花見には折りたたみ
傘があると安心です。
 気温は、週末にかけてはたいへん高く、初夏の陽気。今週はヒノキ科花粉
の飛散が急激に多くなっており、注意が必要です。
 一方、来週2日(月)以降は、急に気温が下がり、寒くなります。来週の夜
桜見物は、十分な寒さ対策を。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
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2007年3月28日 (水)

地下鉄唐人町に、今年は小久保!

ども、携帯から(た)です。

必見(^^;)

2007年3月25日 (日)

石川県能登で震度6強

ども,年度末の事務処理で休日出勤の(た)です.

一所懸命作業をしていたら,携帯にメールが!

   震度6強
びっくりして確認をすると石川県でした.
(詳しい地震の情報は,気象庁のページで)

震度6強と言えば,二年前の福岡県西方沖地震の,一番被害の大きかった玄界島の震度(推定)と同じほどの非常に激しい揺れです.

被害が大きくならないことを祈りつつ,自分たちのところでおきたときの対応を再度確認をしなくては....


折しも,昨日の土曜日,シンポジウムに行って来たばかりでした.
シンポジウムの詳細は読売新聞のこちらの記事を.
大地震想定し住民連携が重要…福岡市で防災シンポ(07.03.25)

いえていることは
警固断層がが再び活動したら,西方沖地震以上の地震の恐れ
ということです.


このへんはとても重要なので,後日詳しく...

     

2007年3月23日 (金)

地震雲?NO!飛行機雲

ども,携帯カメラマンの(た)です.

本日23日の福岡の空です.

みたとおりの飛行機雲ですが,二年前は「地震雲じゃないですかぁ!」という問いあわせをたくさんいただいたものです.






ううむ,正しい知識を持っていただいているのか,関心が全くなくなったのか......


当時,この手の問い合わせでは,地震と雲の関係がはっきりしていないことをご説明した後,
「もしこの後すぐ,地震があるとしたらどうされますか?ご家族との連絡はとれますか?タンスは倒れないですか?」
などという,ご質問をこちらからなげかかけさせていただいたものです.

みなさん,大丈夫ですか?


金曜日はメルマガ(地震ネタ,大事です)

ども,大濠公園の散歩で,汗をかいた(た)です.

(ま)のメルマガ,今回はとくにじっくりご覧ください.


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   お天気Magazine九州 2007.3.22号
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◆警固断層動けばM7.2
 今週19日に、国の地震調査研究推進本部から、警固(けご)断層帯の長期評
価についてのまとめが、発表されました。
 それによると、福岡市から春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市へと至
る警固断層が活動した場合、M(マグニチュード)7.2程度の地震が発生す
ると推定され、その場合には、福岡平野の警固断層沿いや、福岡市の博多湾
沿岸で、震度6強以上という非常に強い揺れになるおそれがあります。
 また、警固断層の今後の活動について、今後30年以内に活動する可能性を
0.3%から最大で6%としています。これは、日本の活断層の中でも、地
震発生確率の高いグループに入る値です。さらに、この確率は、おととし3
月に発生した福岡県西方沖地震の影響が考慮されていませんが、他の研究に
よると福岡県西方沖地震は、警固断層の地震をより起こしやすくする方向に
影響していると考えられています。このため、警固断層のの地震発生確率に
ついては、さらに高くなる可能性があることが指摘されています。

地震調査研究推進本部「警固断層帯の長期評価について」
http://www.jishin.go.jp/main/chousa/07mar_kego/index.htm
「警固断層帯(南東部)の地震による予測震度分布」
http://www.jishin.go.jp/main/kyoshindo/yosokushindo/07mar_kego.pdf
(pdfファイルで1.8MBほどあります)

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◆桜の季節到来
 今週初めまで気温の低い日が多く、桜のつぼみの膨らみも少し足踏み気味
でしたが、21日(春分の日)から気温が急上昇し、九州で桜が開花し始めまし
た。
 21日(春分の日)には、福岡市で平年より5日早くソメイヨシノが開花しま
した。それに続いて、22日(木)には、大分市で平年より5日早く開花しまし
た。
 開花は「5、6輪以上」を基準としていますが、福岡や大分以外のところ
でも、少しずつ花が開いているところがあり、今後も開花の便りが相次ぎそ
うです。

 なお、今週20日は、気象庁から3回目の桜の開花予想が発表されました。
それによると、九州でまだ開花していないところでは、以下のようになって
います。

    開花予想日 平年差  昨年差
 下関 3月26日 3日早い 1日遅い
 佐賀 3月24日 2日早い 1日遅い
 長崎 3月25日  同じ  3日遅い
 熊本 3月23日 1日早い 3日遅い
 宮崎 3月29日 4日遅い 11日遅い
鹿児島 3月31日 5日遅い 11日遅い


気象庁「さくらの開花予想(第3回)」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/20b/sakura2007_3.pdf

-----------------------[天気のこ・と・ば]---------------------------
だんそうたい【断層帯】
 断層帯とは、近い位置にある断層で、同じような活動の特徴をもった断層
をまとめたものをいいます。
 警固断層については、博多湾から福岡市中央区、南区、春日市、大野城市、
太宰府市、筑紫野市に至る活断層として以前から知られていましたが、2年
前に福岡県西方沖地震によって、その延長線上の玄界灘にも活断層があるこ
とが分かったため、今回の報告書では、これらの断層をまとめて「警固断層
帯」としています。
 同じ断層帯に含まれる断層は、同時に活動することもあれば、ある断層が
活動してまた別に断層が活動することもあります。警固断層帯については、
後者で、福岡県西方沖地震で断層帯の北西部で地震が起こりましたが、陸地
の南東部は残った形になっているものと見られます。
 今回の報告書の中で、もし、警固断層帯全体が一気に地震を起こした場合
にはM7.7程度になるとの推測をしています。ただ、すでに玄界灘の部分
はすでに地震を起こしましたので、そのような地震が起こるとすれば、数千
年程度以上先と考えられます。
 しかし、福岡都市圏の直下を通る警固断層帯南東部が活動しただけでもM
7.2という大地震になることが予想され、都市直下であることから甚大な
被害をもたらすことが考えられます。今後、十分な対策をしていくことが求
められます。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 さぁ、いよいよ桜の季節がやってきました。
 今年は2月から気温が高い日が多かったのに、3月に入って、逆に気温が
下がったので、咲きそうでなかなか咲かないといった感じになりました。私
たちも、福岡の桜が今年、全国でもっとも早い開花になる可能性が出てきた
ため、今週はたびたび気象台に足を運び、開いた花の数を数えることとなり
ました。
 今年、全国でもっとも早かったのは、20日(火)に開花した東京で、福岡は
それに次いで21日(春分の日)の開花となりました。
 気象台では桜の花が1本の木に「5,6輪」咲いたら開花とします。福岡
の桜は、20日の昼ごろに見たとき、もう4輪咲いていて、あともう1輪咲い
たら開花、という状態でした。ですが、その1輪の開花が翌日になったため
に、東京より1日遅れになってしまいました。
 しかし、ニュースで見ましたが、東京の開花の観測はたいへんですね。靖
国神社にあるので、一般の人もたくさん周りにいますし、テレビ各局のカメ
ラとマイクに取り囲まれて、気象庁の方が「ソメイヨシノの開花を発表しま
す」と言って(言わされて?)いました。ひょっとすると、桜を見に行くため
に一番いい服を着て行っているのかもしれませんね。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 今年の春は、荒れた天気になることが多くなっています。今週末も注意が
必要です。
 まず、23日(金)は、晴天が続き、気温は一段と上昇。桜の便りが届きそう
です。しかし、24日(土)から25日(日)にかけては、低気圧が急速に発達しな
がら日本海へ進むため、各地でまとまった雨に。風も強く吹き、雷を伴うな
ど、荒れた天気になるおそれがありますので、注意が必要です。
 なお、福岡などで桜が開き始めていますが、幸いにしてまだ開き始めたば
かりですので、花びらが落ちるなんていうことはありません。むしろ開花を
早めてくれる雨となりそうです。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
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2007年3月21日 (水)

福岡サクラサク!

ども,年度末業務におされ気味の(た)です.

世の中いろんな話題がありますが,この時期はやはり春の便り,桜の開花ですよね.
昨日の東京に次いで,本日21日,福岡管区気象台はソメイヨシノの開花を観測しました.
平年より5日,去年に比べても2日早い開花です.

早速,福岡市中央区大濠の気象台で探しました.
ううん,ううん?ってな感じで探してようやく撮影(写りが悪い..).


もともと「開花」の定義は,「標本木」で「数輪(5,6輪)の開花」となっていますので,探すのに苦労は,ある意味アタリマエですね.

ともあれ,ニュースを聞いてか,大濠公園を散策中の方が,何人も気象台の桜をのぞき込んで,花を探していました.

さあ,みなさん地元の桜はいかがですか?満開は来週後半頃,私も同僚とお花見計画を....


追.サクラサク,といえば受験生.我が娘は無事第一志望校に合格できました.ほっ...


2007年3月17日 (土)

本日防災訓練、AED

地元の防災訓練参加の(た)です


詳細は今夜の飲み方終了後…

2007年3月16日 (金)

金曜日はメルマガ

ども,年度末でバタバタバタの(た)です.
こんな時には(ま)のメルマガでリフレッシュ!

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   お天気Magazine九州 2007.3.15号
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◆エルニーニョからラニーニャへ?
 9日(金)に、気象庁からエルニーニョ監視速報が発表されました。
 この冬、世界的な異常気象をもたらし、日本の暖冬の大きな原因となった
とも考えられているエルニーニョ現象については、赤道太平洋東部の海面水
温がほぼ平年並みに戻ったため、エルニーニョ現象は終息したとの結論とな
りました。
 逆に、今後の予想では、夏にかけて、赤道太平洋東部の海面水温が平年よ
り低くなるラニーニャ現象に向かうと予測しています。ラニーニャ現象が発
生した場合には、やはり異常気象が発生しやすく、西日本では梅雨に雨量が
多くなったり、夏に気温が高く猛暑になるといった傾向も見られます。
 今後はラニーニャの動向にも注目です。

気象庁「エルニーニョ監視速報」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/09b/c_kanshi_joho.pdf

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◆2回目の桜の開花予想
 今週14日(水)に、気象庁から今年2回目の桜の開花予想が発表されました。
このところ、寒の戻りとなっており、気温が低い日が多くなっていることか
ら、前回の予想に比べてやや遅い予想のところが多く、鹿児島市の開花予想
日は4月に入ってからとなりました。
 九州・山口の開花予想日は以下の通りです。

    開花予想日 平年差  昨年差
 下関 3月28日 1日早い 2日早い
 福岡 3月21日 5日早い 2日早い
 佐賀 3月25日 1日早い 2日遅い
 長崎 3月26日 1日遅い 4日遅い
 大分 3月26日 1日早い 3日遅い
 熊本 3月24日  同じ  4日遅い
 宮崎 3月30日 5日遅い 12日遅い
鹿児島 4月1日 6日遅い 12日遅い

 また、今回の開花予想とあわせて、前回の1回目の開花予想で、計算ミス
があり、東京、静岡、高松、松山の開花予想日が、誤った結果となっていた
ことが発表されました。特に、全国でもっとも早い3月13日と発表されてい
た静岡市は、正しく計算すると3月19日だったということで、最近の低温傾
向もあって、2回目の開花予想は3月21日とさらに遅くなりました。このた
め、2回目の開花予想では福岡市と静岡市が、全国でもっとも早い開花予想
日となりました。

気象庁「さくらの開花予想(第2回)」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/14b/sakura2007_2.pdf
気象庁「さくらの開花予想用のプログラムの一部不具合について」
http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/14c/sakura2007_wng.pdf

-----------------------[天気のこ・と・ば]---------------------------
さくらのかいかよそう【桜の開花予想】
 桜の開花予想は、以前は、各地の気象台ごとに、桜のつぼみの重さを量っ
てつぼみの成長具合を調べたり、気温や雨量のデータを用いて、異なった方
法で、行われていました。しかし、現在は、全国の気温データを用いて、統
一された方法で、開花の予想は行われています。
 現在の方法を簡単に説明すると、春先の毎日の気温に対し、1日にどれぐ
らいつぼみが成長するかを計算して求め、それを積算していって、開花に必
要な値になったら、開花日とするもの。ただし、気温が高い時には、冬に桜
が眠りから覚めるのが遅れるため、秋からの気温を用いて、調整をしていま
す。
 今回、気象庁の計算ミスが起こったのは、東京、静岡、高松、松山の4地
点について、昨年12月の気温データとして、誤ったデータを入力してしまっ
たため、計算結果も誤った結果となってしまったようです。

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 福岡県西方沖地震から今月20日で2年を迎えます。被害が大きく、避難生
活を余儀なくされていた玄界島の方々も、今月中にはほとんどの方が帰島す
ることになっています。
 福岡県西方沖地震からしばらく経って、マスコミの方の懇談を聞く機会が
あったのですが、その中で、以前、静岡県にいたことがある記者の方の、次
のような発言が記憶に残っています。「福岡県はこれまで地震がなかったの
で地震に関心がなく、そのために、いざ地震が起こったら、デマが広まって
しまった。静岡県は普段から地震に関心があり、知識もあるので、こんなこ
とにはならないはずだ」というのです。
 たしかに、福岡県西方沖地震の後は、何月何日に震度7の地震が起こると
いうような噂が、かなり広まり、私たちのところにもひっきりなしに問い合
わせの電話がかかってきましたし、子供に学校を休ませたり、何日もホテル
に泊まったり、といったことが起こりました。
 もちろん、静岡県だって地震が起こってみなければ、本当にデマが起こら
ないのか分かりません。しかし、たしかに地震に関心がなかったばかりに、
次の地震がいつ起こるかを知ることもできるんだと思い込んでしまった面も
あるのではないでしょうか。
 福岡県西方沖地震の半年近く前に発生した新潟県中越地震は余震活動が活
発で、最近でも比較的大きな余震が発生しています。それに対し、福岡は余
震が少ない分、地震への関心も急速に薄れてはいないでしょうか。今、地震
が起こったときに、再びデマが起こらないだけの関心と知識を、私たちは持
つことができたのでしょうか。地震から2年がたち、それが気がかりです。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 このところ、低温傾向が続いていますが、来週にかけても気温の低い日が
多くなりそうです。
 16日(金)は、天気は回復へ。次第に晴れ間が出るところが多くなりそう。
17日(土)、18日(日)は、九州南部を中心に雲が広がりやすいですが、晴れ間
が出るところが多くなりそうです。
 ちなみに、19日(月)昼前に、太陽がちょっとだけ欠ける部分日食が九州の
各地であります。天気はやはり九州南部を中心に雲が広がりやすくなりそう
で、見られるかどうかはなかなか微妙です。

19日の部分日食については
http://www.astroarts.co.jp/special/20070319solar_eclipse/index-j.shtml
をご覧ください。
  (ま)
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(財)日本気象協会九州 http://www.jwaq.gr.jp/

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2007年3月13日 (火)

『つぼみふくらむ』,ぐわんばれ受験生!

ども,通勤電車でたくさんの中学生をみてびっくり,の(た)です.
そうでした,きょうは福岡県の公立高校の受験日!
私立試験の日はちょっとあれた天気でした.
きょうは,風が強く吹くでなく,寒くもなく,雨が降るでなく,福岡県内はまずまずの穏やかな天気です.

コンディションは上々,あとは力を尽くすだけです.

福岡管区気象台の桜の樹も,つぼみがふくらみ始めました.
桜開花も結果発表も20日,あと少しです!

娘よ,落ち着いてじっくりとだよ.

2007年3月 9日 (金)

金曜日はメルマガ

ども,(た)です.(ま)のメルマガをどうぞ.

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   お天気Magazine九州 2007.3.8号
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◆桜前線が南下?
 今週7日(水)、気象台から今年1回目の桜の開花予想が発表されました。
今年は、全国的には平年より早いところが多いのですが、九州南部では平年
より遅いと予想され、九州では北部から南部へと桜前線が南下することとな
りそうです。
 九州・山口の開花予想日は以下の通りです。

    開花予想日 平年差  昨年差
 下関 3月29日  同じ  4日遅い
 福岡 3月20日 6日早い 3日早い
 佐賀 3月23日 3日早い  同じ
 長崎 3月26日 1日遅い 4日遅い
 大分 3月25日 2日早い 2日遅い
 熊本 3月22日 2日早い 2日遅い
 宮崎 3月28日 3日遅い 10日遅い
鹿児島 3月31日 5日遅い 11日遅い

 桜の開花は、1本の木に5,6輪の花が咲いた状態をいい、開花から満開
までには、さらに1週間から10日ほどかかります。
 今後、開花予想は、毎週水曜日に発表されます(21日は祝日なので、前日
の火曜日に発表されます)。

気象庁「さくらの開花予想(第1回)
http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/07a/sakura2007_1.pdf

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◆記録的な陽気から寒の戻りへ
 今週は、非常に気温の変化が激しい1週間となりました。
 4日(日)は、南から暖かい空気の流れ込みが強まった影響で、大分県日田
市で26.5度、熊本県甲佐町で26.3度、福岡県朝倉市で26.1度を記録するなど
3月の観測史上最高の気温を更新する地点が相次ぎました。
 しかし、その夜には寒冷前線が九州を通過。それに続いて強い寒気が流れ
込んできたため、気温が急降下し、特に6日(火)以降は、九州北部の平野部
でも小雪が観測されるなど、真冬の寒さに逆戻りとなっています。
 今後は、周期的に寒気が流れ込むため、気温は平年並みか平年よりやや低
い日が多くなりそうです。今年は例年より遅れてインフルエンザが流行り始
めていることもあり、気温の変化に注意が必要です。

西日本新聞「春飛び越え?夏日 九州各地観測記録更新」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070305-00000013-nnp-soci
西日本新聞「春とこへ 九州各地で大荒れ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070305-00000028-nnp-soci
宮崎日日新聞「霧氷:韓国岳を借景に、菜の花咲く」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070307-00000208-mailo-l45

-----------------------[天気のこ・と・ば]---------------------------
きゅうみんだは【休眠打破】
 今週、発表された桜の開花予想を伝えるニュースで、頻繁に登場した言葉
が「休眠打破」。文字通り、桜が眠りを打ち破って、シャキッと目が覚める
ことをいいます。
 桜の木は、前の年の春に花を咲かせた後、翌年の花のもとになる花芽を準
備したところで、いったん休眠、つまり深い眠りに入ってしまいます。それ
が、冬になって寒さに触れることで「冬がきたから、そろそろ起きて、春へ
の準備を始めるぞ〜」と目が覚めるわけです。
 ところが、とても暖かかった今年の冬は、桜が目覚めにくかったと予想さ
れます。特に、南国の鹿児島はその影響が大きかったと見られることから、
3月31日という遅い開花予想日となったようです。
 鹿児島の桜は、まだボヤーっとしたまま、春を迎えてしまっているのかも
しれません。

気象協会の気象情報サイト「tenki.jp」では、今の桜のつぼみの様子を掲載
中です。こちらを見て、桜の季節をお待ちください。
http://www.tenki.jp/skr/860100-2011.html

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 今年の春は、気温が高いため、いろんな花が例年より早く開花しています
が、この暖かさは鳥にも影響を与えているようで、つばめが早く日本へ渡っ
てきているようです。
 各地の気象台では、つばめの初見日、つまり春になって初めてつばめを見
た日を毎年観測しています。今年は、2月23日に鹿児島市と種子島で観測さ
れたのに続き、24日には長崎市で、3月に入って3日には熊本市で、そして
8日には、長崎県五島市福江で、つばめの初見が観測されました。これらの
地点では、平年に比べて10日から20日ぐらい早い観測となっています。やは
り、今年は気温が高く、また強い南風が吹くことも多かったので、この風に
乗って、早々と日本へやってきてしまったのでしょう。
 ところが、突然やってきた今週のこの寒さ。季節はずれの暖かさにすっか
り慣れてしまった私たちも寒かったですが、早々と日本へ来てしまったつば
めにとってはさぞかし厳しい寒かったことでしょうね。

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 今週の強い寒の戻りはいったん終わり、土曜日にかけていったん気温が上
がりますが、次は日曜日にまた少し寒くなりそうです。
 9日(金)は、九州全般に晴れ間が多いですが、10日(土)は下り坂に向かい、
広い範囲で一時雨。11日(日)は、九州の北岸や西岸を中心に寒気に伴う雲が
出るところもありそうです。
 今週の寒さで花粉の飛散はいったん少なくなっています。しかし、今後は
スギに代わって、ヒノキ科の花粉の飛散が次第に多くなる見込みですので、
花粉症の方は引き続きご注意を。
  (ま)
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