« 外回りは、ちとツライ | メイン | あすは西日本大濠花火大会! »

2006年7月28日 (金)

金曜日はメルマガ

本日お休み,更新が遅れてすみません,の(た)です.
(ま)は休みなくメルマガを書いてますね,お楽しみください.
====================================================================
   お天気Magazine九州 2006.7.27号
====================================================================
◆ようやく梅雨明け
 今週26日(水)に、九州南部、北部の梅雨明けがそろって発表されました。
 九州南部は、平年より13日、去年より11日遅い梅雨明けで、梅雨入りが5
月26日でしたから、2か月近くにもわたるたいへん長い梅雨でした。また、
九州北部も、平年より8日、去年より9日遅い梅雨明けとなりました。
 梅雨の間の降水量を見ると、くり返し大雨に見舞われた熊本市が1426.5ミ
リと平年の約2倍にも達する雨が降ったのをはじめ、下関市や宮崎市でも、
1000ミリをこえる雨が降るなど、各地で平年を大幅に上回る雨が降りました。
 今のところ梅雨が明けたのは九州、四国までです。梅雨前線はまだ、北陸、
東北地方南部付近に停滞しており、全国的に本格的な夏がやってくるのは、
もう少し先のこととなりそうです。

梅雨明けに関する情報
九州北部
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/109_20060726100022.html
九州南部
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_20060726114729.html
梅雨明けに関する西日本新聞の記事
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060726/20060726_066.shtml

--------------------------------------------------------------------
◆「平成18年7月豪雨」
 先週18日(火)から今週24日(月)にかけて、九州は大雨に見舞われました。
特に21日(金)から23日(日)にかけては、梅雨前線が九州南部付近に停滞し、
東シナ海から次々と雨雲が流れ込んだため、熊本県南部、鹿児島県薩摩北部、
宮崎県南部で記録的な大雨となりました。
 この期間の総雨量は、宮崎県えびの市えびの1281mm、えびの市加久藤1039
mm、鹿児島県さつま町紫尾山1264mm、大口1123mm、阿久根 866mm、熊本県球
磨村一勝地 912mm、山江 908mm、水俣 904mmなど、所によっては平年の7月
一か月分の2倍以上もの雨が、この一週間に降りました。
 この大雨によって、鹿児島県を中心にがけ崩れや、河川のはんらんが相次
いだほか、道路や鉄道などの交通機関にも大きな影響が出ました。
 また、今月、長野県や九州など各地で起こった大雨災害について、気象庁
は「平成18年7月豪雨」と命名することを26日(水)に発表しました。

今回の大雨についての資料
福岡管区気象台
http://www.fukuoka-jma.go.jp/emr1/H18_kyushu_baiu.pdf
熊本地方気象台
http://www.fukuoka-jma.go.jp/emr1/H18_kumamoto_baiu.pdf
宮崎地方気象台
http://www.fukuoka-jma.go.jp/emr1/H18_miyazaki_baiu.pdf
鹿児島地方気象台
http://www.fukuoka-jma.go.jp/emr1/H18_kagoshima_baiu.pdf
気象庁(全国のまとめ)
http://www.data.kishou.go.jp/bosai/report/new/iyun_sokuji20060715-24.pdf
南日本新聞ホームページ(大雨に関する記事が多数掲載されています)
http://373news.com/

-----------------------[天気のこ・と・ば]---------------------------
さいがいようでんごんばん【災害用伝言板】
 今、携帯電話でiモードなどのメニューを表示すると、上のほうに「災害
用伝言板」という文字が表示されています。
 災害用伝言板は、災害が起こった時に、被災地の人が被害の状況などを入
力すると、全国の人がその伝言を携帯電話で確認することができるサービス
で、携帯電話の大手3社などが実施しています。災害が起こると、被災地に
電話が集中し、電話がつながりにくくなるなどするため、安否などを効率よ
く親戚などに伝えることができる手段として、サービスが始まりました。
 現在は、鹿児島県を中心とした大雨災害に対応して、九州地域から災害用
伝言板にメッセージを登録できる状態になっています。また、災害の時以外
にも、普段からこのサービスの使い方に慣れてもらうため、毎月1日などに
試しに伝言板を使うことができるようになっています。
 このほか、携帯電話以外にもNTTでは、「災害用伝言ダイヤル」として、
電話を通じて音声でメッセージを残すことができるほか、まだ試行ではあり
ますが、「災害用ブロードバンド伝言板」といってブロードバンドを通じて
文字、音声のほかに画像も登録・閲覧することが可能なサービスが始まって
います。

各社の災害用伝言板説明ページ
NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/
KDDI
http://www.au.kddi.com/notice/dengon/
ボーダフォン
http://www.vodafone.jp/scripts/japanese/information/saigai/index.jsp
NTT西日本「災害用伝言ダイヤル」
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/
NTT西日本「災害用ブロードバンド伝言板」
http://www.ntt-west.co.jp/dengon/web171/index.html

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 先週から今週初めにかけて、九州南部を中心に記録的な大雨に見舞われま
したが、今週はこの大雨と梅雨明けが遅れた原因が、新聞やテレビで報道さ
れているのをたびたび目にしました。
 その中で多く説明されていたのが、偏西風の蛇行です。これは、地球を取
り巻くようにぐるぐるとまわっている偏西風の流れが、南北にぐにゃぐにゃ
と曲がることをいいます。最近の天候は、偏西風が蛇行して、日本付近に寒
気を送り込んできたため、梅雨前線の北上を妨げた、というのがひとつの理
由とされています。
 このように偏西風が蛇行するときというのは、世界的に見ても、異常気象
が多発します。たとえば、今回、日本は梅雨前線の影響で大雨が降りました
が、逆に高気圧が発達したヨーロッパやアメリカ西部では、熱波に襲われま
した。これも、やはり北半球全体に及ぶ偏西風の蛇行が原因です。
 ちょうど同じような現象が起こったのが去年の11月から12月。この時には、
偏西風の蛇行によって日本が厳しい寒さと大雪に見舞われ、それと同時にや
はり世界のあちこちで異常気象が起こったのでした。
 この仕事をしていても、世界の遠く離れた場所の天候が相互に影響しあっ
ている規模の大きさ、不思議さにあらためて驚かされます。

気象庁「全球異常気象監視速報」
http://www.data.kishou.go.jp/climate/monitor/weekly/

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 梅雨が明け、太平洋高気圧の勢力が強まっているため、しばらくは晴天が
続く見込みです。たいへん厳しい暑さも続きますので、熱中症にはくれぐれ
もご注意ください。
  (ま)
====================================================================
(財)日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
配信の登録・停止などは
   http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい
====================================================================

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.bbiq.jp/t/trackback/393724/18041840

金曜日はメルマガを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿