2011年6月26日 (日)

日曜日にメルマガ,暴風と局地的豪雨に警戒!

自宅南からの強風で自転車が倒れた(た)です.
台風そのものは遠ざかりつつありますが,東シナ海方面は大荒れ,その他も所々台風の間接的な影響で短時間に激しい雨が降っています.しばし警戒です.
Radar_anime01
====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.23号 ==================================================================== ◆大雨のち猛暑  今週21日(火)ごろにかけて、活発な梅雨前線が九州付近に停滞。九州は中 部から南部を中心に、くり返し大雨に見舞われました。  今月1日から22日までの総雨量が、宮崎県のえびので1530.5ミリに達し平 年の6月ひと月分の雨量の 1.8倍となっているのをはじめ、熊本県や宮崎県、 鹿児島県で今月の雨量が1000ミリを超えるなど、6月としては記録的な雨量 となっているところが相次いでいます。  この大雨の影響で、九州の中部から南部を中心にがけ崩れなどの被害があ ったほか、九州新幹線を含む鉄道の運休や高速道路などの通行止めが相次ぎ ました。  22日(水)には、南の太平洋高気圧の勢力が強まったため、梅雨前線が一気 に朝鮮半島へ北上。九州の大雨は峠を超えたのですが、今度は急に猛暑がや ってきました。  23日(木)には大分県の院内で35.1度まで気温が上がり猛暑日となるなど、 今度は6月としては記録的な暑さとなるところが相次いでいます。  来週にかけても太平洋高気圧の勢力は強く、非常に厳しい暑さの日が多く なりそうです。  急に暑くなると熱中症が起こりやすくなります。特にスポーツや屋外での 作業などをする際には熱中症にくれぐれもお気を付けください。、 福岡管区気象台 「6月10日から21日にかけての梅雨前線による九州の大雨について」 http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/chosa/saigai/20110610-21_kyusyu.pdf -------------------------------------------------------------------- ◆奄美地方梅雨明け  今週22日(水)に奄美地方の梅雨明けが発表されました。平年に比べ7日早 く、昨年に比べると23日も早い梅雨明けとなりました。  梅雨期間の降水量は、奄美市名瀬で857.0mm(平年比146%)など、全般に雨 量の多い梅雨となりました。 気象庁 奄美地方の梅雨明けに関する情報 http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_04_827_20110622063007.html -------------------------------------------------------------------- ◆台風5号、東シナ海北上へ  今週22日(水)にフィリピンの東海上で台風5号が発生しました。  台風は次第に勢力を強めながら北上しており、25日(土)には沖縄県の先島 諸島付近を通過し、東シナ海を北上。26日(日)ごろに九州の西の海上を北上 した後、朝鮮半島付近へと進む見込みです。  台風5号は大型で風速15m/s以上の強風域が広くなっており、26日(日)ご ろには九州が強風域に入る可能性があります。また、週末は東シナ海沿岸を 中心に海上はしけることが予想されます。  今のところ、台風は九州から比較的離れたところを北上する見込みですが、 東寄りの九州に近い進路を北上した場合には影響が大きくなる恐れもありま す。  今後の台風5号の動きにご注意ください。 最新の台風進路などは、お天気Web九州 http://www.jwaq.gr.jp/ をご覧ください。 -------------------------------------------------------------------- ◆阿蘇山の噴火警戒レベル1に引き下げ  今週20日(月)の午前11時に阿蘇山について噴火予報が発表され、阿蘇山の 噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)から1(平常)に引き下げられました。  阿蘇山では、ごく小規模な噴火が発生したため、5月16日に噴火警戒レベ ル2に引き上げられました。  その後、ごく小規模な噴火が続きましたが、6月10日以降は噴火が発生し ておらず、また火口内の湯だまりの量が約8割に達するなど、火山活動の低 下したため、噴火警戒レベルが引き下げられたものです。  これに伴って火口から半径1km以内の立ち入り規制も20日に解除されまし た。 気象庁発表の噴火予報 http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_05_20110620110016.html 福岡管区気象台「阿蘇山の火山活動解説資料」 http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kinkyu/V20110620000150303000001106201112.pdf 熊本日日新聞「立ち入り規制解除で観光客続々 阿蘇山上に活気」 http://kumanichi.com/news/local/main/20110620005.shtml -------------------------------------------------------------------- ◆7月は晴れの日多く暑そう  今週23日(木)に気象庁から、7月から9月にかけての3か月予報が発表さ れました。  それによると、各月の天気や気温は次のように予想されます。 7月 梅雨前線の活動は平年に比べ不活発で、晴れる日が多い。    気温は平年より高く、暑い。 8月 例年同様に晴れる日が多いが、雷雨が起こりやすく不安定な時期も。    平年並みの暑さ。 9月 九州北部は周期変化。九州南部は平年より曇りや雨の日が多い。    気温は平年並みか高い。 tenki.jp 3か月予報 九州北部 http://tenki.jp/long/detail-10.html?forecast_span=three_month 九州南部 http://tenki.jp/long/detail-11.html?forecast_span=three_month --------------------------[これからの天気]--------------------------  来週にかけては熱中症に十分注意を。  24日(金)はやや不安定な天気で、晴れ間も出るものの、あちこちでにわか 雨も。雷を伴うところもありそう。25日(土)は雲が広がりやすく、宮崎県な ど太平洋側を中心に雨。26日(日)は台風の北上に伴い、九州全般に雨で、風 も強まりそうです。 ※今週は「お天気の豆知識」「お天気屋のつぶやき」はお休みしました。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年6月17日 (金)

金曜日はメルマガ,大雨です!

ども,(た)です.九州南部を中心に大雨となりました.
今年の梅雨は要警戒,詳しくは(ま)のメルマガで.
====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.16号 ==================================================================== ◆九州南部中心に大雨続く  九州付近で梅雨前線の活動が活発になっており、広い範囲でくり返し激し い雨が降っています。  先週10日(金)から12日(日)にかけては、活発な梅雨前線が九州付近でほと んど停滞し、南部を中心に大雨となりました。  1時間雨量は、熊本県の山都町で78.5ミリ、熊本空港で63.0ミリ、宮崎県 えびの市加久藤で62.5ミリを観測。この3日間の降水量は、鹿児島県さつま 町の紫尾山で583.0ミリ、宮崎県えびの市で565.0ミリに達するなど、九州南 部を中心に 500ミリを超える大雨となったところがありました。  さらに16日(木)も九州南部を中心に激しい雨が降っており、14日(火)から 16日(金)の雨量は、鹿児島県や宮崎県の一部で300ミリから350ミリ前後に達 しています。  これらの雨の影響で、九州新幹線を含む鉄道が運休したり、九州自動車道 などが一部通行止めになるなどの影響が出ました。  6月の雨量はすでに宮崎県えびの市で1000ミリを超えるなど、九州各地で かなり多くなっています。  これまでの雨ですでに地盤が緩んでおり、土砂災害などが発生しやすくな っていますので、今後の雨ではいっそうの注意・警戒が必要です。 最新の気象情報は、「お天気Web九州」 http://www.jwaq.gr.jp/ をご覧ください。 -------------------------------------------------------------------- ◆『携帯型熱中症計』に新シリーズ登場!  日本気象協会が監修をしている「携帯型熱中症計」に、ことし新シリーズ が登場しました。その名も「携帯型熱中症計 見守りっち」。  「携帯型熱中症計 見守りっち」は、その場の気温と湿度から独自の計算 手法により、熱中症の危険度を5段階のLEDライトで表示する製品です。こ の「携帯型熱中症計 見守りっち」は、10分おきの自動計測機能(見守り機能) が付いており、また、室内で熱中症にかかることの多い高齢の方のために、 熱中症の指標ランクが「危険」「厳重警戒」の時に知らせるブザー音を、高 齢の方でも聞き取りやすい低い音種にしました。  コンパクトで手軽に持ち運びができる「携帯型熱中症計 見守りっち」を、 この夏の熱中症の予防と対策にどうぞお役立てください。 詳しくは、日本気象協会からのお知らせ http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3831/ をご覧ください。 ------------------------[お天気の豆知識]---------------------------- 【洪水の危険度】  このところ大雨が続き、防災情報の中で川の水位が取り上げられることも 多くなってきました。  川の水位に基づいて、洪水の危険度は以下の5段階のレベルで表されてい ます。 レベル1 [水防団待機水位]     水防団が待機する レベル2 [はん濫注意水位]     市町村は避難準備情報(要援護者避難情報)発令を判断     住民ははん濫に関する情報に注意     水防団出動 レベル3 [避難判断水位]     市町村は避難勧告等の発令を判断     住民は避難を判断 レベル4 [はん濫危険水位]     住民の避難完了 レベル5 (はん濫発生)     逃げ遅れた住民の救助等     新たにはん濫が及ぶ区域の住民の避難誘導 ------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------  今月、福岡市内の全世帯にそれぞれの区の「浸水ハザードマップ」が配布 されました。  福岡市ではこれまでも浸水についてのハザードマップがあったのですが、 それは川の水があふれる「外水はん濫」のみを考慮したものでした。  しかし最近は、短時間に非常に激しい雨が降る頻度が増える傾向にあり、 雨水の量が下水や側溝の排水能力を超えたり、雨水が川に流れ込みにくくな ることによって起こる、「内水はん濫」による浸水被害が多くなっています。  そこで、今回の浸水ハザードマップは、外水はん濫と内水はん濫の両方を 考慮したものとなっています。  福岡市の博多駅周辺では1999年と2003年の2度、大規模な浸水被害が発生 しました。この浸水ハザードマップを見ると、やはり博多駅の周辺は浸水の 恐れのある地域が大きく広がり、さらにそこから那珂川をこえて、天神の周 辺までのほとんどの地域が浸水想定区域となっています。  この地域は福岡市の中心部で、地下街や地下鉄など地下の施設も多く、本 当に大規模な浸水が発生すれば、たちまち大被害になってしまいます。  2度の浸水を経験した博多駅周辺などでは、地下施設への水の流入を防ぐ 止水板を用意し、梅雨の前に設置の訓練を行うなどの対策をとっているとこ ろもあります。  すでに浸水が発生したところはもちろんですが、今回のハザードマップを 見て、これまでに浸水が発生していないところでも、やはり事前に対策をと っておくことが大切だとあらためて考えさせられました。 福岡市浸水ハザードマップのページ http://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/bousai/bousai/sinnsuihaza-domap.html --------------------------[これからの天気]--------------------------  今後も大雨に十分な注意が必要です。  17日(金)は梅雨前線がいったん九州の南まで南下し、九州の雨は次第にや む見込み。しかし、18日(土)には梅雨前線が北上を始め、九州の南部から次 第に雨に。19日(日)には九州各地で雨が降り、強く降るところもありそうで す。  来週にかけても大雨に関する情報にご注意ください。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年6月10日 (金)

金曜日にメルマガ,大雨警戒の週末

ども,今週出張続きでちょっとバテ気味の(た)です.
梅雨の時期は特に体調を崩しやすいですが,そんなレベルでない雨が近づいています.
Radar_anime01_2
Tmap_03 土曜日11日9時の予想天気図です.梅雨前線が九州に.
沖縄は梅雨明けで真夏になったわけですが,逆に九州は梅雨本番.
降れば大雨の 恐れの時期です.

週末にかけての雨は要警戒です.

では,そのあたりも含め(ま)のメルマガです.

====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.9号 ==================================================================== ◆週末は大雨のおそれ  9日(木)に沖縄地方の梅雨明けが発表されました。これから梅雨前線の活 動の中心は九州へ移ってきます。  沖縄地方の梅雨明けは平年より14日も早く、1951年からの梅雨の統計で最 も早い梅雨明けとなりました。その分、ことしは梅雨前線の北上も早まり、 九州の大雨シーズンも早まりそうです。  今週10日(金)には東シナ海から九州へと梅雨前線が近づいてきます。この ため、九州の天気は下り坂へ向かい、11日(土)から12日(日)にかけては、非 常に湿った空気が流れこんでくるため梅雨前線の活動が活発になり、山口県 や九州北部を中心に大雨のおそれがあります。  週末にかけては、大雨に関する情報にご注意ください。 最新の気象情報は、「お天気Web九州」 http://www.jwaq.gr.jp/ をご覧ください。 -------------------------------------------------------------------- ◆新燃岳の噴火活動低下  今週7日(火)に火山噴火予知連絡会が開催され、特に霧島山(新燃岳)、阿 蘇山、桜島について重点的に検討が行われました。  新燃岳は、ことし1月26日から本格的なマグマ噴火が始まり、多量の火山 灰などを噴出しましたが、4月18日までで噴火は収まっていることなどから、 新燃岳の噴火活動は低下してきているとされました。しかしながら、新燃岳 の北西近く深くにあると見られるマグマだまりへのマグマの供給は続いてお り、マグマだまりから新燃岳へ多量のマグマが上昇すれば、噴火活動が再び 活発化し、1月から2月に起こったような本格的な噴火活動を再開するおそ れもあるとしています。  阿蘇山は、中岳第一火口で5月15日からごく小規模な噴火が続いています。 中岳第一火口の火山活動は高まっていると考えられ、引き続き火口から概ね 1kmの範囲では弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。  桜島の昭和火口では活発な噴火活動が続いています。今後も活発な噴火活 動が継続することが予想され、火山活動の推移に注意する必要があるとして います。 火山噴火予知連絡会 「霧島山(新燃岳)の火山活動に関する検討結果」 http://www.jma.go.jp/jma/press/1106/07a/yochiren110607-1.pdf 「全国の火山活動の評価」 http://www.jma.go.jp/jma/press/1106/07a/yochiren110607-2.pdf ------------------------[お天気の豆知識]---------------------------- 【大雨警報】  大雨警報は、低い土地の浸水や、山崩れ・がけ崩れなどの土砂災害への警 戒を呼びかけるために発表されます。  テレビなどの気象情報では区別されることはほとんどありませんが、気象 庁ホームページの注意報・警報の発表状況一覧では、「浸水」の大雨警報と 「土砂災害」の大雨警報が区別して表示されます。  浸水の大雨警報が発表されるのは、短時間に非常に激しい雨が降る時。川 があふれたり、あるいは下水などの水はけが悪くなって浸水するおそれがあ る時に発表されます。  一方、土砂災害の大雨警報は、土の中に含まれる水分の量が多くなってい ると見られる時に発表されます。激しい雨が降る時はもちろんですが、長雨 で土の中の水分量が増えた時にも発表されます。 ------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------  いま、私たち気象協会の事務所のベランダで、「サンパチェンス」なる花 を栽培中です。  このサンパチェンス、サカタのタネが開発したという植物でして、名前の 由来は太陽の"sun"と忍耐の"patience"なんだそうです。真夏の日差しにも 耐えて、初夏から晩秋まで長い期間にわたって花を咲かせてくれるという特 徴を表しているそうです。  このサンパチェンスの大きな特徴は「環境浄化植物」であるということで す(だから気象協会で育てているのです)。  まず、打ち水効果。植物は葉から水分を蒸発させることで周囲の温度を下 げる蒸散を行なっていますが、このサンパチェンスは特にその効果が大きい そうです。  2つ目は大気浄化機能。サンパチェンはホルムアルデヒドや二酸化窒素な どを吸収し、大気をきれいにする効果に優れているそうです。  そして、3つ目が二酸化炭素吸収能力。植物は光合成のために二酸化炭素 を吸収しますが、このサンパチェンスはその吸収能力がとても高いとのこと。 地球温暖化防止にも役立つということですね。  鉢に植えて1か月ほどですが、どんどん成長し、すでに鮮やかな色の花が 咲き始めました。これからも次々と花が咲いていくのが楽しみな今日この頃 です。 サカタのタネ サンパチェンスの紹介ページ http://www.sakataseed.co.jp/special/SunPatiens/index.html --------------------------[これからの天気]--------------------------  週末は大雨のおそれがあります。いよいよ本格的な大雨シーズンです。  10日(金)は下り坂に向かい、午後は次第に雨。夜は九州北部で雨が激しく 降るおそれも。11日(土)から12日(日)にかけても全般に雨で、大雨のおそれ があります。十分ご注意を。  暖かく湿った空気が流れこんでくるため、蒸し暑くなりそうです。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年6月 5日 (日)

日曜日にメルマガ,九州北部も梅雨入り!

ども,土曜日は糸島半島巡り蒙古山・妙見山をさまよった(た)です.
今日の日曜日は朝雨がパラパラしたのですが,ついに九州北部地方も5日梅雨入り(平年6月5日ごろ,昨年6月12日ごろ)です.
毎年のことですが,これから一月余り,曇りや雨の日が多く災害に注意が必要になります.
さて,台風2号も含め(ま)のメルマガです.


====================================================================         お天気Magazine九州               2011.6.2号 ==================================================================== ◆季節はずれの台風2号接近  5月29日(日)に、台風2号が九州の南海上を通過し、九州南部の一部が風 速25メートル以上の暴風域に入ったほか、九州のほぼ全域が風速15メートル 以上の強風域に入りました。  台風2号は、海水温の高いフィリピンの東海上を比較的ゆっくりと北上し たため、勢力がピークとなった27日(木)ごろには中心気圧が 920ヘクトパス カル、最大風速55メートルの猛烈な台風となりました。  その後、南西諸島から九州の南海上へと進む間にやや勢力を弱めたものの、 最大瞬間風速は沖縄県那覇市では28日(土)に55.3メートル、鹿児島県沖永良 部で29日(日)に43.2メートルを観測し、いずれも5月としては観測史上最高 の記録となりました。  また、鹿児島県屋久島では29日(日)に24時間降水量 455.5ミリを観測し、 年間を通しての観測史上最高の記録となりました。  5月にこのような勢力の台風が九州に接近することはたいへんまれなこと です。今回は日本の南で太平洋高気圧の北への張り出しが強まっていたため、 その縁をまわるようにして台風が日本列島へと進んできたものです。  台風2号は、九州の南を通過後、29日(日)午後3時に四国沖で温帯低気圧 に変わりましたが、その後も翌30日(月)にかけて東日本、北日本に強風や大 雨をもたらしました。 -------------------------------------------------------------------- ◆5月は記録的多雨のところも  今週1日(水)に、気象庁から5月の天候のまとめが発表されました。5月 は、早い時期から梅雨前線が九州に近づくことが多かったこと、さらに台風 1号、2号が相次いで九州に接近したことから、広い範囲で降水量が平年を 上回り、特に山口県や九州北部では平年の2倍以上にも達したところがあり ました。  山口市では5月の降水量が411.5ミリ(平年比205%)に達し、5月としては 観測史上1位の記録となりました。また、下関市では341.5ミリ(同206%)、 福岡県飯塚市では329.5ミリ(同202%)で、それぞれ観測史上2位。山口県萩 市は306.5ミリ(同208%)、福岡市は277.5ミリ(同195%)、鹿児島県屋久島で は886.5ミリ(同201%)で、それぞれ観測史上3位の記録となりました。  また、日照時間は各地で平年を下回り、鹿児島県沖永良部は5月の日照時 間が61.7時間(平年比39%)で、5月としては日照時間の短い方から観測史上 1位。山口市は149.4時間(同76%)、長崎県五島市福江は113.4時間(同61%)、 鹿児島県奄美市名瀬は56.9時間(同45%)で、観測史上2位の記録となりまし た。 気象庁「5月の天候」 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/stat/tenko1105.pdf -------------------------------------------------------------------- ◆気象協会ケータイサイトがさらに便利に!  日本気象協会が運営する携帯公式サイト「気象協会晴曇雨」では、5月26 日より、TOPページ上で表示するコンテンツを自由に設定できる機能を新 たに追加しました。  サイト上から欲しい情報ごとに選択して閲覧するのではなく、「台風情報 と雨雲予報を一つのページで見たい」といった、その時に必要なコンテンツ だけを表示して自分だけのお天気サイトを作ることが出来ます。  これからの雨の季節、「気象協会晴曇雨」で提供しているコンテンツパー ツを組み合わせて、どうぞご活用ください。 詳しくは、日本気象協会からのお知らせ http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3845/ をご覧ください。 ------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------  毎年、いつ梅雨に入るのかという判断は難しいものです。梅雨に入っても、 初めのころは晴れ間が出ることも多く、「この日から梅雨だ」と1本のライ ンを引くのは難しいものだからです。  特にことしはいつもの年とは少し違う状況になっており、苦労をしていま す。ことしは、5月23日に九州南部が梅雨入り、続いて26日に中国、四国、 近畿、27日に東海、関東甲信と続々と梅雨入りが発表されたのですが、九州 北部だけが取り残されたような格好になってしまったためです。  最近は、なぜ九州北部は梅雨入りしないのか?という問い合わせが次々と やってくる状況になっています。  梅雨入りは客観的な基準がある訳ではありません。梅雨前線などの影響で それから先、ある程度ぐずついた天気が続くと予想されたら、気象台から梅 雨入りが発表されます。  ことしの場合、中国、四国などが梅雨に入った26日から、九州北部もしば らく雨が続くことが予想されましたから、ここが一つの梅雨入りのタイミン グではあったのですが、どうも台風通過後(つまり今週)に晴れ間の多い時期 も予想されたため、九州北部については梅雨入りは見送りとなったようです。  次の梅雨入りのタイミングは今週末5日(日)、ちょうど九州北部の梅雨入 りの平年日でもあります。ただ、6日(月)まで雨が降るものの、その後は梅 雨前線がやや南下し、晴れ間が多くなる可能性も。  早く梅雨に入って、すっきりしたい今日この頃なのです。 --------------------------[これからの天気]--------------------------  このところ、週末に雨が降ることが多くなっています。  3日(金)は九州北部は晴れ間が多いものの、南部は曇りで一時雨のところ も。4日(土)は九州各地で晴れるものの、5日(日)の日中は次第に雨が降り 出しそう。そして、6日(月)にかけてまとまった雨となりそうです。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年5月28日 (土)

土曜日にメルマガ,台風+梅雨前線で大雨の恐れ

ども,(た)です.
九州南部が梅雨入りしたとおもったら,台風2号の接近と,雨が心配になってきました.
一番北よりのコースをとると,九州南部上陸・全域暴風圏内の恐れもあります(28日9時の予測).今後の情報には十分ご注意ください.

平成23年台風第2号に関する九州南部・奄美地方気象情報

台風第2号に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報

このあたりも含めて,いつもの(ま)のメルマガです.
※台風を含め,常に最新の情報をご利用ください

====================================================================         お天気Magazine九州               2011.5.26号 ==================================================================== ◆九州南部梅雨入り  23日(月)に、九州南部の梅雨入りが発表されました。平年より8日早く、 去年より20日も早い梅雨入りとなりました。これほど早く梅雨入りしたのは 2001年以来10年ぶりのことです。  九州南部では、特に宮崎県で少雨が続いていますが、梅雨に入り、今後は まとまった雨が降ることが多くなりそうです。恵みの雨ではありますが、今 後は大雨に注意が必要になります。  26日(木)には、中国、四国、近畿地方が梅雨入りしましたが、九州北部地 方は梅雨入りしないままとなっています。九州北部は来週前半に天気が持ち 直すことが予想されているためで、九州北部の梅雨入りはそのあと以降とな りそうです。 気象庁 九州南部の梅雨入りに関する情報 http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_04_827_20110523021208.html 南日本新聞「九州南部梅雨入り 昨年より20日早く」 http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=32528 -------------------------------------------------------------------- ◆夏の気温は平年並みか高め  今週25日(水)に、気象庁から6~8月の3か月予報が発表されました。そ れによると、この夏の九州の気温は、全般には平年並みか平年より高くなる 可能性が高いと予想されます。  月別には次のような天候が予想されます。 6月 平年と同様に曇りや雨の日が多い。気温は平年並みか平年より高く、    降水量は平年並み。 7月 前半は曇りや雨の日が多く、後半は晴れる日が多い。気温は平年並み    か平年より高く、降水量は平年並み。 8月 平年と同様に晴れる日が多い。気温、降水量とも平年並み。  昨年の夏はラニーニャ現象の影響で記録的な猛暑となりましたが、このラ ニーニャ現象は先月までに終息したため、ことしは昨年ほどの猛暑にはなら ない見込みです。   tenki.jp 3か月予報 九州北部 http://tenki.jp/long/detail-10.html?forecast_span=three_month 九州南部 http://tenki.jp/long/detail-11.html?forecast_span=three_month -------------------------------------------------------------------- ◆梅雨前線+台風=大雨  台風2号がフィリピンの東海上を北上しています。台風2号は海水温の高 い海域を比較的ゆっくりと北上してきたため、エネルギーをたっぷりと蓄え ており、26日(木)午後9時現在、中心気圧920hPa、中心付近の最大風速は55 m/sに達し、猛烈な勢力となっています。  台風2号は、28日(土)から29日(日)にかけて、南西諸島付近を北上。その 後、30日(月)にかけて九州の南海上を通過し、北寄りのコースを進んだ場合 には九州に接近するおそれがありますので、今後、台風の動きに十分な注意 が必要です。  さらに、台風2号の非常に湿った空気が流れ込むことで、九州付近に停滞 している梅雨前線の活動が活発になり、28日(土)から29日(日)ごろ、太平洋 側を中心に大雨が降るおそれがあります。特に新燃岳周辺では土石流などに も注意・警戒が必要です。  最新の台風の進路などは「お天気Web九州」をご覧ください。 http://www.jwaq.gr.jp/ -------------------------------------------------------------------- ◆阿蘇山噴火続く  先週16日に噴火が始まった阿蘇山は、今週に入っても小規模な噴火を続け、 噴煙を上げています。阿蘇山の噴火警戒レベルは2(火口周辺規制)が継続し ています。  火山性地震は少なく、火山性微動の発生は見られないなど、すぐに大きな 噴火に結びつく兆候は見られませんが、火山活動は高まっており、火口から 1km程度の範囲に大きな噴石を飛散させる噴火が発生するおそれがあるため、 今後とも注意が必要です。 23日に発表された阿蘇山の火山の状況に関する解説情報 http://www.jma.go.jp/jp/volcano/info_05_20110523160046.html -------------------------------------------------------------------- ◆「雨雲アラート」がもっと便利に!  日本気象協会が運営する携帯公式サイト「気象協会晴曇雨」では、今週24 日(火)から、雨雲をお知らせするメールサービス『雨雲アラート』がさらに 便利になりました。  メールで通知設定した雨雲のランクが上がる(雨が強くなる)とあらため てメールでお知らせできる機能や、メールで通知した時間の雨雲の様子が確 認できる機能を追加されました。  いよいよ本格的な雨の季節。、機能が充実し、便利になった『雨雲アラー ト』をぜひご利用ください。 詳しくは、日本気象協会からのお知らせ http://www.jwa.or.jp/content/view/full/3841/ をご覧ください。 --------------------------[これからの天気]--------------------------  週末にかけても、梅雨前線や台風2号の影響で、全般にぐずついた天気が 続きます。九州南部を中心に雨が降りやすく、特に28日(土)から29日(日)ご ろは大雨の恐れがありますので、ご注意ください。台風の進路によっては、 荒れた天気になる恐れもあります。  台風が過ぎた後、来週の前半は、いったん晴れ間が出る見込みです。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年5月21日 (土)

土曜日にメルマガ,週末ぐずつくか?

ども,本日のナイターソフトが夕立で中止で残念の(た)です.
あしたもソフトボール大会が予定されているのですが,ちょっと心配ですね....

ともあれ,(ま)のメルマガです.

====================================================================         お天気Magazine九州               2011.5.19号 ==================================================================== ◆阿蘇山で小規模な噴火  今週16日(月)午前10時ごろ、阿蘇山の中岳第一火口でごく小規模な噴火が 発生し、灰白色の噴煙が火口縁上 500mまで上がりました。そしてその後、 19日(木)現在も小規模な噴火が継続しています。  このため、福岡管区気象台火山監視・情報センターは、阿蘇山の火山活動 が高まっているとして、16日(月)午前11時に噴火警報を発表し、阿蘇山の噴 火警戒レベルを、1(平常)から2(火口周辺規制)に引き上げました。  中岳第一火口は灰白色の噴煙を上げ続けているほか、阿蘇火山博物館の火 口カメラでは夜間に火口底の一部でごく弱い火炎現象が発生していることが 確認されています。  阿蘇山の火山活動は高まった状態が続いており、中岳第一火口から1km程 度の範囲に大きな噴石を飛散させる噴火が発生する可能性があります。この ため、火口から半径1kmへの立ち入りが禁止されています。  今後も阿蘇山の火山活動に注意が必要です。  気象庁 16日11時に発表された阿蘇山の噴火警報 http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_05_20110516110013.html 福岡管区気象台 阿蘇山の火山活動解説資料(16日14時10分発表) http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kinkyu/V20110516000150303000001105161424.pdf 気象庁 阿蘇山ライブカメラ http://www.seisvol.kishou.go.jp/vo/32.php RKK 阿蘇火口・草千里ライブカメラ http://www.rkk.co.jp/livecamera/index.html -------------------------------------------------------------------- ◆iPhone/iPod touch無料アプリ版「tenki.jp」が登場!  日本気象協会が運営する天気総合ポータルサイト「tenki.jp」では、今週 15日(日)よりiPhone/iPod touch無料アプリ版「tenki.jp」の提供を開始し ました。  iPhone/iPod touchアプリ版「tenki.jp」では、登録した地点の天気予報 はもちろん、現在地の天気予報、最新アメダス値による現在の天気の様子を お知らせします。tenki.jp会員(登録無料)の方は、リアルタイムに天気に 対する気持ちをヒトコトで投稿する『みんなの気持ち』や、『お天気フォト』 を投稿して共有することが出来ます。  いつでも「tenki.jp」が楽しめる「tenki.jp」iPhone/iPod touchアプリ をぜひご利用ください。 iPhone/iPod touch無料アプリ版「tenki.jp」について詳しくは http://tenki.jp/promo/iphone.html をご覧ください。 ------------------------[お天気の豆知識]---------------------------- 【阿蘇山の噴火】  阿蘇山は、比較的頻繁に小規模な噴火を繰り返しています。  最近では、2009年2月にごく小規模な噴火が発生し、ごく微量な降灰や、 火口での赤熱現象、火炎現象が観測されています。ですから、今回の阿蘇山 噴火は、それ以来2年ぶりということになります。  また、その前にも2005年、2004年、2003年に、それぞれごく小規模な噴火 が発生しています。  1990年代前半にかけては、火山活動が活発で1992年には噴煙を2500mまで 上げるなど規模の大きな噴火も見られました。  1979年9月の爆発の際には、噴石により死者3名、熊本市や大分・宮崎県 内でも降灰により農作物に被害が出ています。  阿蘇山といえば九州を代表する観光地といえますが、活動が活発になると 時には大きな被害を出すこともある火山です。 ------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------  先週の「お天気Magazine九州」でお知らせした通り、今週18日(水)から気 温や降水量などの平年値が新しくなりました。温暖化の影響で、全般に気温 が上昇するなどの変化が現れています。  これに伴って、新聞などに掲載される平年値も変わりました。九州の主要 な地方紙に掲載されている「きのうの気温」などの欄では、19日付け朝刊か ら新しい平年値が掲載されています。  この「きのうの気温」欄について、今週、新聞の読者の方からお問い合わ せの電話をいただきました。これまで平年値は毎日、少しずつ変わっていっ ていたのに、突然ガクンと上がってしまったのはなぜか?という質問です。  その日から平年値が新しくなったためということでご説明したのですが、 新聞の気温の一覧を毎日しっかりとご覧いただいている方がいらっしゃると は、本当にありがたい限りです。 --------------------------[これからの天気]--------------------------  週末にかけてはやや不安定な天気となりそうです。  20日(金)は九州南部から次第に雲が広がりやすくなり、一時雨や雷雨のと ころも。21日(土)も午前中を中心に晴れ間もあるものの、次第に雲が多くな り、一時雨が降るところがありそう。また、22日(日)も一時雨が降るところ が多い見込みです。  週末にかけては、気温が高い上に湿度も上がり、蒸し暑くなりそうです。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年5月15日 (日)

日曜日にメルマガ,平年より高い->平年並み!?

ども,(た)です.ちと調子が落ちてますが,週末の好天で好転!?
さて,今週は奄美諸島の呼称が変わるし,平年値が新しくなるし,天気はいいし,いい一週間かも!?
詳しくは(ま)のメルマガで.
====================================================================         お天気Magazine九州               2011.5.12号 ==================================================================== ◆5月としては記録的な大雨  今週9日(月)から12日(木)にかけて、前線が朝鮮半島付近から九州をゆっ くりと南下。これに向かって南から梅雨最盛期並みの非常に湿った空気が流 れ込んだ影響で、山口県や九州北部を中心に大雨が降り、5月としては記録 的な雨量となったところがありました。  9日(月)から12日(木)午後5時までの雨量は山口県の周南市鹿野で340.0 ミリ、周南市和田で317.0ミリ、岩国市広瀬で306.5ミリ、山口市で303.0ミ リ、福岡県の北九州市小倉南区頂吉でも321.5ミリの雨が降ったほか、九州 北部の広い範囲で100ミリから200ミリ前後の雨が降りました。  山口県を中心に1時間雨量や24時間雨量などで5月の観測史上最高となる ところも相次ぎ、5月としては記録的な大雨となりました。  九州は少雨傾向が続いていましたので、今回の雨で一息ついたところもあ りました。 西日本新聞「筑後川 ダム貯水量回復 満水見込めず「梅雨頼み」」 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/241566 -------------------------------------------------------------------- ◆平年値が変わります  来週18日(水)から平年値が変わります。  平年値は30年間の平均の値で、これまでは1971~2000年の30年間の平均を 平年値として用いてきました。しかし、平年値は10年に1度、更新すること になっており、来週18日(水)からは1981~2010年の30年間の平均を新しい平 年値として用いるようになります。  温暖化の傾向を反映して、平年の年平均気温はこれまでのものに比べ、九 州・山口の各地で0.4度程度上昇します。  生物季節観測の平年値も変わり、ソメイヨシノの開花平年日は、鹿児島市 で変わらないほかは、九州・山口の各地で1~3日早くなります。  梅雨入りの平年日は、九州北部はこれまでと変わらず6月5日、九州南部 はこれまでより2日遅く5月31日。梅雨明けの平年日は、九州北部はこれま でより1日遅く7月19日、九州南部もこれまでより1日遅く7月14日となり ます。  気温の平年値が上昇することによって、これまでの平年値との比較であれ ば「暖冬」であったはずの冬が、新しい平年値と比較すると「平年並みの寒 さの冬」になるといったことも起こってきますので、気をつける必要があり ます。 気象庁「平年値の更新について」 http://www.jma.go.jp/jma/press/1103/30a/110330_heinenchi.html -------------------------------------------------------------------- ◆ラニーニャ現象終息  今週11日(水)に気象庁から「エルニーニョ監視速報」が発表されました。  それによると、4月の赤道太平洋東部の海面水温は基準値-0.3度と、基準 値に近い値に戻り、昨年夏から続いていたラニーニャ現象は終息したものと 見られます。  ラニーニャ現象は、赤道太平洋東部の海面水温が低くなる現象で、昨年夏 から海面水温の低い状態が続き、昨年の秋には基準値より 1.6度低い時期があり ました。  ラニーニャ現象発生時には、西日本では、夏は暑さが厳しく、逆に冬は寒 さが厳しくなる傾向があります。実際に、昨年の夏は猛暑に、そしてことし 1月ごろはたいへん厳しい寒さとなりましたが、これはこのラニーニャ現象 の影響があったものと見られています。  今後の海面水温の予測について気象庁は、「夏は平常の状態が続く可能性 が高いが、不確実性が大きく、エルニーニョ現象が発生する可能性もある」 としています。 気象庁「エルニーニョ監視速報」 http://www.jma.go.jp/jma/press/1105/11a/c_kanshi_joho.pdf -------------------------------------------------------------------- ◆地震情報における山口県の地域区分の変更について  地震情報の中で、地域震度を表す際に用いられる山口県の地域区分が、今 週12日(木)の午後1時から変わりました。  地域震度は、最大震度3以上の地震が発生した時、地震発生から90秒程度 で発表される「震度速報」の中で用いられるもので、いくつかの市町村をま とめた地域ごとに震度が発表されます。  山口県の地域震度は、これまで「山口県西部」、「山口県北部」、「山口 県東部」の3地域に区分して発表されてきましたが、今回、「山口県東部」 が、「山口県東部」と「山口県中部」の2つに分割され、計4地域で発表さ れるようになりました。 気象庁「緊急地震速報や震度速報で用いる区域等の名称」 http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_name.html -------------------------------------------------------------------- ◆「奄美諸島」から「奄美群島」への変更について  これまで気象情報や津波情報の中で、鹿児島県の「奄美諸島」という地名 が用いられてきましたが、今週12日(木)の午後1時から「奄美群島」に変更 になりました。  これは、昨年、国土地理院が「奄美群島」という地名で統一することを決 定したことを受けたものです。  これに伴い、津波に関する警報・注意報を発表する際の予報区の名称が、 「奄美諸島・トカラ列島」から「奄美群島・トカラ列島」に変わりました。 また、台風がある地域を表す名称としてこれまで用いられてきた「奄美諸島 近海」が「奄美群島近海」に変わりました。 気象庁「津波予報区について」 http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/index_t-yohokuinfo.html 国土地理院「『奄美群島』を決定地名に採用」 http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa60003.html --------------------------[これからの天気]--------------------------  今週の「梅雨のはしり」は一段落。13日(金)以降、九州はしばらく晴れる 日が多くなりそうです。また、蒸し暑さもすっかり解消し、5月らしいすが すがしい陽気の日が多くなります。  なお、13日(金)は一時的に黄砂が飛来することが予想されますので、お気 をつけ下さい。 ※今週は「お天気屋のつぶやき」「お天気の豆知識」はお休みしました。                                 (ま) ====================================================================   日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/  ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ    配信の登録・停止などは    http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/mag/mag_toroku.html をご覧下さい ====================================================================

2011年4月30日 (土)

土曜日にメルマガ,大型連休天気に注意,沖縄梅雨入り

ども,ゴールデンウイーク初日は庭仕事,腰の痛い(た)です.
でも,昨日29日が一番貴重なお天気だったかもしれません.沖縄は梅雨入りしましたし,これからあすは雨の心配ありです. (追.奄美地方も本日梅雨入りです)
Radar_anime02
連休のお出かけは直前のお天気チェックをお忘れなく!

では,(ま)のメルマガです.

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        お天気Magazine九州               2011.4.28号
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◆ゴールデンウィークはややぐずつき気味に

 29日からゴールデンウィーク。天気が気になるところですが、ややぐずつ
き気味の天気となりそうです。
 今のところ、次にような天気の傾向を予想しています。

 29日(祝) すがすがしい晴天。行楽日和。
 30日(土) 次第に雲が広がる。南風が吹き込み、暑くなる。
 1日(日) 午前中中心に雨。雨の後に黄砂飛来の可能性。
 2日(月) いったん晴れ。
 3日(火) 九州の南を低気圧が通過し、各地で一時雨。
 4日(水) 九州の南に前線停滞。雲多いが、九州の北部中心に晴れ間も。
 5日(木) 引き続き前線の影響。雲が多く、九州の南部を中心に雨も。

 3日(火)以降、九州の南海上に前線が停滞し、その前線の南北への微妙な
動きによって天気が変わる可能性があります。お出かけなどの際は最新の予
報をご利用ください。

お天気Web九州
http://www.jwaq.gr.jp/

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◆もう真夏日!

 今週27日(水)は、南西から暖かい空気が流れ込んだため、九州各地で大き
く気温が上昇しました。
 特に、南西からの風が山を越えて吹き下ろす形になった宮崎県や大分県で
はフェーン現象が加わり、たいへん厳しい暑さとなりました。最高気温は、
宮崎空港で30.8度、大分県杵築市で30.4度、大分市で30.2度に達し、ことし
全国で初めての真夏日となりました。

 ゴールデンウィーク中の30日(土)も似たような気圧配置となります。全般
に気温が高く、やはり大分県や宮崎県では大きく気温が上がることが予想さ
れますので、お出かけの際には服装などに十分ご注意ください。

大分合同新聞「今年初の真夏日 最高気温30度越え」
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_130386843674.html

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◆少雨続く

 九州は雨の少ない状態が続いています。今週26日(火)には九州南部・奄美
地方に、28日(木)には九州北部地方に、少雨に関する情報が発表されました。

 今後、周期的にある程度の雨が降ることは予想されるものの、少雨傾向を
解消するにはまだ時間がかかる見込みです。

 特に宮崎県などでは極端に降水量が少ないところもあり、農業などに影響
が出るおそれがあります。今後も降水量の状況にご注意ください。

「少雨に関する情報」
九州南部・奄美地方
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/110_04_827_20110426070956.html
九州北部地方
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/109_04_807_20110428020011.html

宮崎日日新聞「ダム貯水率回復至らず 渇水続く県内で降雨」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=37672&catid=74&blogid=13

------------------------[お天気屋のつぶやき]------------------------
 ことしもゴールデンウィークがやってきました。といっても、ことしは東
日本大震災があったため、東日本では交通機関などに影響が残っており、な
んとなく例年とは気分が違うような感じもします。

 しかしながら、JRの指定席の予約状況は、全国のJR各社で昨年を大幅
に下回る一方で、九州だけは九州新幹線開業の効果もあり、逆に昨年を大幅
に上回っているそうです。
 例年、全国で最大規模の人出でにぎわう博多どんたくも、ことしは「がん
ばろう!日本」がスローガン。九州から東日本に元気を届けたいものです。

 ただ、このゴールデンウィーク、天気が少々心配になってきました。
 5月に入るあたりから、天気が変わりやすくなり、3日、4日のどんたく
のあたりも天気が崩れる可能性が。
 どうか、きれいな青空のもと、元気な声が響くゴールデンウィークとなっ
てほしいものです。

「博多どんたく港まつり」ホームページ 
http://www.fukunet.or.jp/dontaku/

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 ゴールデンウィーク中の天気は、上の記事の通り、1日(日)と3日(祝)ご
ろに雨。また5日(祝)ごろにも雨の可能性があります。
 晴れの日には、もう紫外線が強い季節になってきました。お出かけの際に
は日焼けにもご注意を。

※今週は「お天気の豆知識」はお休みしました。
                                (ま)
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  日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/

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2011年4月22日 (金)

金曜日はメルマガ

ども、(た)です
サボってましたが(ま)のメルマガです

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   お天気Magazine九州 2011.4.21号
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◆新燃岳が噴火 火山れきによる被害も

 新燃岳で、18日(月)午後7時22分に噴火が発生し、噴煙が火口縁上2000m
まで上がりました。
 大きな噴石が約1km飛散したほか、最大2cmの小さな噴石(火山れき)が風
に流されて火口から約9kmの高原町まで達し、民家の太陽熱温水器や太陽電
池パネルが破損するなどの被害が発生しました。
 これに伴う降灰は、新燃岳から東方向の地域に分布し、日向灘まで達して
いました。

 新燃岳は、時々噴火を繰り返す状態が続いており、今後も火山れきなどに
注意が必要です。

「霧島山(新燃岳)の火山活動解説資料」(4月19日19時30分発表)
http://www.jma-net.go.jp/fukuoka/jikazan/kinkyu/V20110419000155103000001104191933.pdf

霧島山(新燃岳)上空の風 時系列予測
http://www.jwaq.gr.jp/jwaq_new/siryou/kirishima/kirishima.html

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◆東北地方太平洋沖地震

 東北地方太平洋沖地震に伴う余震は、発生数はやや少なくなってきている
ものの、21日(木)午後4時までに発生した余震数が、M5.0以上は 425回、
M6.0以上が73回に達するなど、非常に多くなっています。

 また今週も、17日(日)午前0時56分に新潟県中越地方を震源とするM(マ
グニチュード)4.9の地震が発生し、新潟県津南町で震度5弱を観測した
ほか、19日(火)午前4時14分には秋田県内陸南部を震源とするM4.9の地
震が発生し、秋田県大仙市で震度5弱を観測するなど、東北地方太平洋沖地
震の震源域から離れた地域でも地震活動が活発化しており、広い範囲で地震
に対する注意が必要な状況となっています。

 気象庁ではM7.0以上(最大震度5強以上)の余震が発生する確率につい
て、4月21日午後3時から3日間以内には10%、さらに24日午後3時から3
日間以内には10%未満、と予想しています。

気象庁「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震について(第40報)」
http://www.jma.go.jp/jma/press/1104/21b/kaisetsu201104211600.pdf

気象庁「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震関連情報」
http://www.jma.go.jp/jma/menu/jishin-portal.html#b

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◆福岡でひょう 阿蘇山で積雪

 福岡市で19日(火)午前9時ごろ、直径8mmのひょうが観測されました。
 当日は九州の上空5500m付近に氷点下27度以下という強い寒気が南下し、
大気の状態が不安定になっていました。
 福岡市でひょうが降ったのは、2008年12月11日に直径7mmのひょうが観測
されて以来のことです。

 また、強い寒気の流れ込みに伴って、阿蘇山では雪が降り、アメダスの観
測では19日(火)午前7時に1cmの積雪が観測されました。

西日本新聞「春の珍客 阿蘇白々 九州冷え込む」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237841

------------------------[お天気の豆知識]----------------------------
【ひょう】
 空から降ってくる氷の粒のうち、直径が5mm以上のものを「雹(ひょう)」
といいます。そして、逆に直径5mmに満たないものを「霰(あられ)」と呼ん
で区別しています。

 ひょうは、大きいものになると自動車や窓ガラスなどに被害を出すことも
ありますし、時には人がけがをすることもあります。
 また、通常のひょうでも、農作物に大きな被害をもたらすことがあります。

 ひょうは、発達した積乱雲から降ってきます。
 これから5月ごろにかけては、日差しが強まって地表付近の気温が上がる
一方で、上空に時々冬の名残の強い寒気が南下してきます。すると、暖かく
て軽い空気の上に、冷たくて重い空気が載る形になり、大気の状態が不安定
になってしまいます。
 このような状況が予想される時には、気象台から落雷や突風、ひょうに関
する情報が発表されますので、注意する必要があります。 

--------------------------[これからの天気]--------------------------
 九州は雨がたいへん少ない状態が続いていますが、22日(金)は久しぶりに
ややまとまった雨となるところもありそうです。
 22日(金)は九州北部は日中次第に雨が降りやすくなり、九州南部も夜には
雨。23日(土)は雨は朝までにやみ、日中は晴れ間も。24日(日)は九州の北部
を中心にやや雲が広がりやすい天気となりそうです。

※今週は「お天気屋のつぶやき」はお休みしました。
                                (ま)
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日本気象協会九州支社 http://www.jwaq.gr.jp/

 ご意見・ご質問などは jwaq-mag@jwaq.gr.jp までご遠慮なくどうぞ
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2011年3月22日 (火)

桜開花!熊本に次いで本日福岡で.

ども,(た)です.

三連休あけたら,職場で桜の話題が飛び交っていました(ほっ)

さくら開花
静岡 20日 平年より8日早く 昨年より3日遅い
熊本 21日 平年より3日早く 昨年より5日遅い
福岡 22日 平年より4日早く 昨年より8日遅い

※いずれも気象台の標本木での観測です
開花は1本の木に5、6輪の花が咲いた状態です

開花から満開まで7~10日ほどかかりますが,気温が低いとそれだけ
長く楽しめます.